ファイナルファンタジー14をプレイした感想や評価を紹介しています。
私にとって初のMMORPGゲームです。オンラインゲームは今までプレイしたことはありませんでした。しかしFFシリーズは1からプレイしている筋金入りのFFファンなので14もプレイしたくなり始めた経緯があります。MMORPGゲームをプレイしたことがない人に是非読んでもらいたい記事です。
ゲーム内容

スクウェア・エニックスから発売されたファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトル第14作目です。
ファイナルファンタジー11以来のMMORPGゲームです。
壮大なエオルゼアという世界を舞台に、剣や魔法、クリスタル、ドラゴンなどが存在する王道ファンタジーです。
ネットワークを通じて世界中のプレイヤーと共に冒険することができる、FFシリーズ最高傑作です。
グラフィックやメインストーリ、バトルシステム、サブストーリー、やり込み要素など全て最高のクオリティです。
RPGゲームの面白い要素は全て詰まっているゲームタイトルです。
やりたいことがたくさんあるので、自分のペースで自由に冒険を楽しむことが出来ます。
そして周りには実在するプレイヤーが溢れているので、この世界にいるのは私一人ではない安心感があり心が躍ります。
これさえあればもう他のオンラインRPGゲームは要りません。
それくらいお勧めするゲームタイトルです。ただしハマり過ぎると生活に支障が出ますので注意が必要です。
ジャンル | MMORPG |
開発元 | スクウェア・エニックス |
販売元 | スクウェア・エニックス |
発売日 | 2013年8月27日サービス開始 |
メーカー希望小売価格 | 5.800円+税 |
対応機種 | PlayStation 4/PlayStation 5/Microsoft Windows/MacOS(サービス終了PlayStation 3) |
あらすじ

5年前大規模な災害、第七霊災が発生しました。
しかしその後遺症なのか、何故か全員霊災当時の記憶が曖昧となっています。
そんな中で確かなことは、霊災の危機を救うために戦った英雄がいたということです。
顔を思い出そうとしても思い出せず、強烈な日差しの中にある影のように見えないことから名も知れぬ救世主のことを「光の戦士」と呼ぶようになります。
一方エオルゼアに位置する三国(ウルダハ・グリダニア・リムサロミンサ)のいずれかに到着した主人公は冒険者として第一歩を踏み出します。
主人公は光の戦士にような英雄になることを期待されつつ、各国の冒険者ギルドで登録を済ませます。
ゲーム評価
ストーリー・世界観:★★★★★5
MMORPGなのでアップデートによりストーリーが追加されていきます。文字通り世界が広がっていき物語も面白くのめり込んでいきます。
バトルの面白さ:★★★★☆4
バトルにおいてジョブごとのロールという役割を担うバトルシステムとなります。非常に奥が深くて難しい部分もありますがロールとして貢献できると面白いです。
育成要素:★★☆☆☆2
レベル50までは経験値を得てステータスを成長させる従来の育成システムですが、それ以上になると装備品によるアイテムレベルを上げることにより成長していくシステムとなります。個人差はありますが、アイテムによる育成はレベルアップによる成長ほど面白さは感じられません。
キャラの魅力度:★★★★☆4
MMORPGのアップデートにより新しいキャラが増えていきます。魅力のあるキャラが追加されていくので感情移入してしまう押しキャラができます。
やり込み度:★★★★★5
ハウジングや釣り、麻雀、ギャンブルなどを楽しむことができます。またギャザラーとして素材集めをしたり、クラフターとしてアイテムを製作したりとストーリー以外のやり込み要素が満載です。
ボリューム:★★★★★5
これもMMORPGなのでボリュームは無限大となります。FF14が続く限り物語は続きます。
総合評価:25/30

評価点
最高の仲間ができるオンライン

オンラインゲームをプレイしたことがなくて、どんなオンラインゲームを選べばいいのか悩んでいる人には、これしかないと推奨しています。
私も初めてのオンラインゲームがこのファイナルファンタジー14でした。今までやってきたRPGゲームは全てオフラインゲームです。
オンラインゲームはアップデートにより常に新しいバージョンになり、新しい物語が更新し続けるゲームタイトルとなります。
また不具合の調整だったり、新しい仕組みの導入であったりと常に冒険に役に立つように更新し続けるゲームです。
ずっとストーリーや楽しみがなくならず続けられるというのが最大の魅力となります。
またオンラインゲームでのもう一つの最大の魅力は、実在するプレイヤーとの繋がりが出来るというところです。
フレンドという仲間を作ることによってFF14の面白さが倍増します。
一緒に冒険をしたり、時間を合わせて何かを一緒に取りに行ったり、何気ない会話を楽しんだり、フレンドが増えていくとそれだけでもとても楽しくなります。
オフラインゲームでは絶対に味わうことができない、実在する仲間と共に楽しみを共有することができます。
気の合う仲間や友人と一緒にお話ししながら冒険ができるなんて、想像するだけで興奮してきます。
さらに仲間や友人同士で、特別なコミュニティーを作ることができ、冒険以外にも新しい目標が出来て、モチベーションが一気に上がります。
ファイナルファンタジー14にいるキャラは、全てどこかに実在するプレイヤーです。
どこに行っても誰かが何かをしているので、一緒にFF14をプレイしている気がして幸せな気持ちになります。
人との繋がりがエオルゼアに行く理由となります。是非とも体験してみてもらいたいです。
最高峰のグラフィック

グラフィックの綺麗さや繊細さは、他のゲームソフトには比較にならないほどのクオリティです。
FFシリーズは最先端のグラフィックの綺麗さで有名でしたが、その予想を遥かに飛び越える程の綺麗さです。映画の中を冒険しているような感覚です。
特に個人的には、水の描写や空気の流れの表現が素晴らしいです。川や海に入る時の水の動きや流れの表現がすごく気持ちが良いと感じます。
そして風の動きや流れが繊細に表現されていて、実際に私がそこにいるかのように錯覚するほど心地が良いと感じます。
また光と影の描写も最高です。太陽光からの光の屈折なども、同じく現実世界かと錯覚してしまう程です。
何もしていなくても、FF14の世界であるエオルゼアにいるだけで心が躍ります。
エオルゼアの世界を歩いているだけで楽しくなるのです。
仕事やプライベートで嫌な事があった時には、ずっとエオルゼアに住みたいと思ったほどでした。本当に見ているだけで気持ちがいいです。
引き込まれるストーリー

オンラインゲームなのでストーリーは定期的に更新されます。
RPGゲームの根幹ともいえるストーリーがずば抜けて面白いです。
早く次の展開が知りたくなる程、寝るのが惜しくなる程、ストーリーが面白すぎるのです。
物語が面白いからこそキャラクターにも感情移入が出来ます。
あの人を助けたいとか、あの街を守りたいとか、誰かの役に立ちたいという感情があふれ出し、それを達成したときの感動といったら最高です。
このFF14のメインストーリーのシナリオには世界観を崩さない程度の多くのサプライズがあり、たくさんの感動をもらいました。
主人公は冒険者としてエオルゼアを冒険をすることになります。
様々な人物に出会い色んなコミュニティに所属している人と交流することで、少しずつ大きな物語に発展していきます。
今までPRGゲームのストーリーで涙したことはないですが、このFF14では序盤の物語で涙をしました。
本当に感動もあり涙もありな最高のストーリーです。

ロールプレイングを楽しめる戦闘システム

通常のRPGゲームの戦闘シーンは、全員で敵を攻撃して、体力が減ってきたら回復できるキャラが回復するという仕組みが多いです。
ファイナルファンタジー14では戦闘の仕組みがより奥深いものになっています。
攻撃を受け止めて耐える「タンク」が敵の攻撃を集めて、攻撃に特化した「アタッカー」が最大限攻撃し、回復役の「ヒーラー」が回復をするという役割を担ってチームで冒険をしていく形になります。
自分の役割(ロール)を担ってチームで冒険をしていく、本当の意味でのロールプレイングの戦闘が物凄く面白いです。
自分の役割を最大限生かしながら、仲間との連携も考えて行動していくのが楽しくて仕方ありません。
この完全な役割分担による戦闘システムは、個々の役割が非常に明確であり奥が深く、それでいてロールに固執することもない自由度もあります。
もちろん初めのころはソロで冒険しますし、ずっとソロでも冒険できます。
メインを忘れる程やり込み要素が満載

戦闘しなくても、メインストーリを進めなくても、絶対にハマってしまう要素が多く存在します。
例えばクラフターとギャザラーです。
これはいろいろなジョブがあり、木から木材から木工商品を作成する「木工師」や鉱石などから金属や武器を作成する「鍛冶師」などのように物を製作する専門職があります。
またギャザラーは採集する専門職です。
鉱石を採掘する「採掘師」、木や草などを採集する「園芸師」、魚介類を捕る「漁師」が存在します。
クラフターで製作する場合に、材料や原料をギャザラーで採集してアイテムを作るというサイクルです。
これが本当にハマります。無限ループと私は言っています。
何かを製作する場合に足りない素材や材料を製作することになります。
ギャザラーで材料を揃えて新しいアイテムや装備を製作すると、また新しいものが制作できるようになり作りたくなります。
そしてまた足りない素材を取りにギャザラーになり、必要な材料をクラフターで製作していくというエンドレスループになります。
さらにはカジノでお金を稼ぐことができますし、麻雀を楽しむこともできます。
様々なジャンルのダンジョンがあり、メインストーリーとは別のサブストーリーも満載で、やれることが多すぎて悩むほど、たくさんの楽しい事がエオルゼアにはあります。

気になる点

人との繋がりの楽しさを書きましたが、逆にこれが原因で引退する方々も大勢います。
人と人が顔を合わせずに、文字だけで会話する形が主流となるので、コミュニケーションをうまく取れず誤解させてしまう事も多々あります。
またいろんなプレイヤーがいるので、自分との価値観やプレイスタイルが異なった方と繋がると、色んな場面でストレスとなる場合が多いのです。
よくネットではギズギスオンラインとか言われたりしますがそれは間違っています。
良くない言動や良くない行動を取る人はごく少数なので、出会ってしまったら運が悪かったと思う程度です。
ただやはり現実の世界と一緒で、人との繋がりは合う合わないがありますので、そこだけは注意点として挙げておきます。
実際に私もこれが原因で一度やめています。理由は参加したコミュニティーが、私のプレイスタイルと大幅にずれがあったからでした。
自分のやりたい事ができない時間が増えてしまって、ストレスになってしまったのです。始めてすぐに何かのコミュニティーに入るのはやめた方が良いと思います。
初めはソロで冒険をゆっくり楽しんで、慣れてきたら少しずつ本当に気のあう仲間を増やしていくという冒険方法が一番楽しめるのではないかと今は確信しています。

まとめ

オンラインゲームをプレイしようかと考えたら迷わず「FF14」です。このゲームタイトル以上のMMORPGゲームはありません。
少しでもオンラインゲームに興味があれば、是非ともファイナルファンタジー14をやってみてください。
それでは良いエオルゼアライフを。
