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【エルデンリング】〖レビュー〗探索が楽しい!フロムソフトウェア史上最高傑作

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あんそる

エルデンリングをプレイした感想や評価をご紹介しています。

フロムソフトウェアから発売された完全新規のアクションRPGゲームです。いわゆる「死にゲー」の最新作であり初のオープンワールドを採用しているので購入しないという選択肢はありませんでした♪プレイしようか迷っている人は是非読んでみて下さい。

ゲーム内容

「ダークソウル」シリーズや「ブラッドボーン」「隻狼」を開発したフロムソフトウェアから発売された完全新規のアクションRPGゲームです。

発売前より全世界からの評価が高い「死にゲー」のゲームタイトルです。


「死にゲー」初のオープンワールドを採用しておりプレイヤーごとに探索する順番が異なるので自分だけのストーリーを楽しむことができます。

「死にゲー」と「オープンワールド」が融合したことにより今までにないエンターテイメント作品となっています。

今までの「死にゲー」の集大成と言ってもいいほどの素晴らしい作品です。

プレイヤーがアクションRPGゲームに熱望する全ての要素を取り入れたタイトルです。

ジャンルRPG
開発元フロムソフトウェア
販売元フロムソフトウェア・バンダイナムコエンターテイメント
発売日2022年2月25日
希望小売価格9.240円(税込)
対応機種PlayStation 4/PlayStation 5/Microsoft Windows/Xbox One/Xbox Series X/S/Nintendo Switch

あらすじ

永遠の女王マリカを戴く狭間の地で黄金樹の根源たる「エルデンリング」が砕けました。

マリカの血を受けた子供たち、デミゴッドたちはエルデンリングの破片たる大ルーンを手にして、その力に狂い歪み破砕戦争を起こしています。

そして大いなる意志に見捨てられました。


かつて瞳から黄金の祝福を失い、狭間の地を追われた褪せ人たちの元に祝福の導きがもたらされる。

「祝福なく死にきれぬ死者たちよ、導きに従い霧の海の先、狭間の地に向かいエルデンリングに見えよ」

「そしてエルデの王となるがよい」

ゲーム評価

ストーリー・世界観:★★★★☆4
神話から生まれた重厚な物語を探索を通して断片的に体験をしていく構成となっています。断片的な物語を繋げることで真の世界が見えてきます。

バトルの面白さ:★★★★★5
戦技や遺灰など戦闘を面白くする要素が満載です。アクションRPGゲームとしては最高峰のクオリティです。

育成要素:★★★★★5
レベルアップに応じて自由にステータスを上げて自分の好みの戦闘スタイルを貫くことができます。理解しやすい仕組みなのでキャラ育成も面白いです。

キャラの魅力度:★★☆☆☆2
NPCは多く存在しますがNPC関連のイベントなどは少なく魅力度は低いです。NPCを知る機会がないので興味が湧きません。

やり込み度:★★★★☆4
サイドストーリーやミニゲームなどはありませんが、とにかくオープンワールドの世界を探索する楽しみが無限に広がっています。

ボリューム:★★★★☆4
クリアまでは約80時間となっています。全ての箇所を探索できてはいないのでまだプレイ時間は伸びる余地があります。

総合評価:24/30

エルデンリング
【エルデンリング】戦闘が楽しくなるおすすめの遺灰!マルチプレイが楽しめる!エルデンリングをプレイしていて戦闘が楽しいと感じた遺灰をご紹介しています。 遺灰を使用することで仲間との共闘を楽しむことが出来ます。遺灰で召喚する霊体には敵に対する強さも必要ですが戦闘が楽しくなる要素も大切にしています。遺灰を使用して戦闘を楽しみましょう!...

評価点

進化したダークファンタジーの世界観

「ダークソウル」シリーズの世界観を継承しつつ、RPGゲームの王道であり誰もが一度は憧れる美しすぎる城や複雑な街並み、現実味を帯びた素晴らしいフィールドの世界がここにはあります。

強大な敵やおぞましいモンスター、様々な建造物や個性豊かなNPCたち、そしてどこまでも続く素晴らしい世界です。

作り込まれたダークファンタジーの世界感を「オープンワールド」で思う存分楽しむことができます。


今までの「ダークソウル」シリーズでもマップ同士が繋がっていましたが、今作は完全オープンワールドなので全てのマップが繋がっています。

「ダークソウル」シリーズは基本的には一本道であったので、正面から突破する必要があったのですが、今作では攻略するルートを自分で決めることができるので自由度が高いです。

例えば高低差の優位性を持つ地形を活用するためにどういうルートで進めばいいのか考えるのが楽しくて仕方ありません。

そして敵の集団がいる部落の裏手から隠密で潜入し確保撃破していく過程は快感です。


また今作の物語は断片的に語られる構成になっています。

神話から生まれた重厚な物語を世界を探索することにより徐々に体験することができます。

物語には様々なNPCたちの登場人物が深く関わっており、訪れた地域のNPCたちと交流することにより物語は進んでいきます。

裏切りや友情、共闘など登場人物との思惑が交錯する世界が広大なマップに散りばめられています。


今までの死にゲーはストーリーは良く分からないことが多かったのですが、今作は徐々に物語が進行して理解できるので面白さが倍増です。

そして今作は重要なNPCが多く存在しており、ストーリーをより濃厚なものにしています。

戦略性の高い戦闘

今作の戦闘は戦略的に考えて行動することができる要素が多く存在します。

要するに戦闘でやれることがたくさんあるので戦闘が楽し過ぎます。


戦闘スタイルが豊富なだけでなく戦闘のアプローチの方法もたくさんあります。

例えば今作から導入された「隠密」により、敵に察知されないように静かに移動することも可能です。

察知されていない状態での攻撃は一撃必殺となり大ダメージを与えることができます。

正面からの突破だけではなくあらゆる手段を選ぶことができるので考えるのが楽しくなります。


また今作にも「戦技」が採用されていますがこの仕組みが史上最高と言ってもいいほどの仕様です。

以前の「ダークソウル3」で戦技が採用されましたが、武器ごとに使用できる必殺技という認識でした。

この武器が使いたいのですが、戦技はこっちの武器の方が良いということも多々あり悩ましいところでした。


しかし今作ではこの「戦技」はどの武器にも付けることができます。

自分の使いたい武器に自分の使いたい「戦技」を組み合わせることができるのです。

プレイヤーの理想が現実になった素晴らしい仕組みです。

最高の武器で最高の戦技と共に自由な冒険が可能となりました。


また武器の属性も変更が可能です。

中盤以降であるアイテムを手に入れることで属性を自由に変更することができます。

戦闘が楽しくなるだけでなく、敵に応じて戦技を変更したり、属性を変更することが可能となり戦略性が大幅に向上しています。


今までの「死にゲー」は倒せない強大な敵を倒すには、レベルアップや武器のカスタマイズという方法しかありませんでした。

しかし今作ではあらゆる方法や対策が可能であり、選択肢が増えたことにより考えることが楽しくなりました。

自由度の高い探索

オープンワールドなので探索の自由度は素晴らしいものがあります。

どこへでもどんなルートでも自分の好きな場所に進むことができます。本当の冒険がここにあります。

そしてどこへ行っても現実世界と見違えるほどの美しく綺麗なグラフィックの世界が広がっていて歩いているだけで心が安らぎます。


今作では操作でジャンプ機能が加わったことにより高低差がある場所に登れるようになりました。

高低差を利用した戦闘に活用することができるので戦闘の攻略や探索の幅が広がっています。


そして「霊馬」の導入により機動力が改善されて、スピーディーな冒険が可能となりました。

険しい崖を駆け下りたり、二段階ジャンプにより飛び越えられる場所を探索できます。

オープンワールドとなり広大なマップや複雑なダンジョンが多くなりましたが、「霊馬」により快適に探索や冒険が可能となりました。


また地域ごとに「地図」を手に入れることによって、詳細なマップを表示できるようになります。

「地図」を手に入れないとマップに表示されないので、探索が未知との遭遇の連続となり心が躍ります。


またオープンワールドの唯一の弱点として、攻略ルートが分からないといったものがありますが、今作ではオープンワールドの醍醐味を壊さない素晴らしい仕組みを導入しています。

「祝福」で主人公が進むべき道を光筋で教えてくれるものです。ざっくりとではありますが、進むべき道が分かるので悩むことはなくなります。

もちろんその通りに進む必要はなく、あくまで指標として活用できます。

オープンワールドに慣れていない人は初めは戸惑うかもしれませんが、自分だけの物語を思う存分楽しむことができます。

そしてプレイしていると分かりますが、オープンワールドと死にゲーの相性は抜群なのでどんどん引き込まれていきます。

霊体を召喚して共闘できる

今作ではソロプレイでも霊体を召喚して共闘ができます。

以前の「ダークソウル」シリーズや「ブラッドボーン」では、強大なボスに挑戦する際には他のプレイヤーを召喚して共闘が可能でした。

しかし他のプレイヤーがプレイしていない時間帯や、プレイ人口が減った時期だとなかなか召喚できないことも多くありました。

共闘するには他のプレイヤーを召喚するしか選択肢がなかったので、ソロでは勝てる自信もなく、1時間、2時間とひたすら待ったこともあります。


今作で共闘したい場合は他のプレイヤーを召喚する他に、あるアイテムで遺灰を使用して特定のモンスターやキャラクターなどを霊体として召喚できます。

様々な遺灰を手に入れることで召喚できる種類も増えていくのでソロプレイでも共闘することができます。

遺灰の霊体によって戦闘スタイルやスキルも異なるので、敵や敵集団に応じた戦略を立てることが可能です。

戦闘のアプローチの方法がたくさん存在するので楽しくて仕方ありません。

奥が深いキャラ育成

フロムソフトウェアのアクションRPGゲームの代名詞となっていますが、主人公の戦闘スタイルを自由に選ぶことができる面白さがあります。

近接戦闘の武器だけでも多くの種類があります。剣や刀、斧、大剣、大斧、槌、大槌など数えきれない程あります。

武器の種類が違うとアクションが変わり、戦い方が変わるので自分の好みの戦闘スタイルを楽しむことがでます。

また近接武器だけでなく遠距離武器も非常に豊富です。弓やボウガン、魔法などのスタイルも選択することができます。


また二刀流や両手持ちなどのスタイルも変更が可能であり、自分の好きなようにキャラクターを育成することが可能です。


そしてキャラの外見もプレイヤー好みにカスタマイズが可能であり、自分の分身としてキャラを作ることができます。

自分の好きな戦闘スタイルで自分の好きな外見で冒険ができるだけでも心が躍ります。

エルデンリング
【エルデンリング】初心者におすすめの攻略ルート!初心者狩り?難しい?序盤を生き残れば面白くなる!エルデンリングの初心者におすすめの攻略ルートをご紹介しています。 フロムゲー初心者の人でも安心して進むことができる序盤の攻略ルートをご紹介しています。フロムゲー初のオープンワールドゲームなので決められたルートはなく自由に好きなように探索できます。 この自由さは探索の醍醐味ですが初心者の人は何処に行けばいいのか分からないというストレスを感じます。序盤だけでもおすすめのルートを進めていけばエルデンリングの面白さが分かってきます。...

まとめ

2022年発売のゲームタイトルではぶっちぎりの面白さです。

死にゲーというジャンルでここまでプレイヤーの意向を全て取り入れたゲームタイトルはありません。

間違いなく2022年の代表作となるゲームタイトルです。


オープンワールドで一度は経験するとは思いますが、自由過ぎてやることが分からないことがあります。

どこへ行っていいのか分からずに適当に進んでいくと敵が強すぎてすぐに倒されてしまい、心が折れてしまうケースもあります。

しかしある程度進めていくとこの探索の自由さが楽しくて仕方なくなります。


探索することにより強大な敵に出会い倒した時の達成感は忘れられません。

また貴重なアイテムを手に入れたり、新しいダンジョンやマップを見つけた時の高揚感は最高です。

そして自分の思い通りのキャラで自分の好きな戦闘スタイルでの冒険は爽快感が半端ありません。


現実世界ではほとんど体験することができない感情をこのゲームタイトルでは思う存分体験することができます。

心からお勧めしたいゲームタイトルです。