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【戦場のヴァルキュリア4】〖レビュー〗ストーリーに感動した!シリーズ最高傑作

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あんそる

戦場のヴァルキュリア4をプレイした感想や評価をご紹介しています。

戦場のヴァルキュリアシリーズの4作目となります。リマスター版をクリアした後にプレイしてますが新要素が全て面白くて完成度が高いゲームタイトルです。シミュレーションRPGでここまで楽しいと感じるバトルを経験したことがないので驚きです。

ゲーム内容

セガゲームスより発売された戦場のヴァルキュリアシリーズの4作目となります。

ヴァルキュリアシリーズの醍醐味であるアクションゲームの要素が加わったシミュレーションバトルである「BLiTZ」もさらに進化しています。

また個性的になったキャラが織りなす戦場での人間ドラマも必見となります。

ヴァルキュリアリマスターからの追加要素も多々ありヴァルキュリアシリーズの最高峰のゲームタイトルとなっています。

追加要素で一番面白くなったのは新兵科である擲弾兵の登場となります。

ジャンルシミュレーションRPG
開発元メディア・ビジョン
販売元セガゲームス
発売日2018年3月21日
希望小売価格円(税別)
対応機種PlayStation 4/Microsoft Windows/Nintendo Switch

あらすじ

舞台となるのは架空のヨーロッパ大陸であり北半球に位置する最も大きな大陸の西部地域一帯を指しています。

全土統一を目指し古代から多くの覇権争いが繰り広げられていた地です。

1800年代を迎えてヨーロッパ大陸は皇帝が中心となり国を統治する連合国家「東ヨーロッパ帝国連合」と王政を廃した共和国国家の連合体である「大西洋連邦機構」の東西二つの大国によって分断されていました。

やがて両陣営は鉱物資源であるラグナイトをめぐって対立することになります。

征暦1935年世界情勢は緊迫の一度を辿り帝国軍は不可侵条約を破り連邦の同盟国へ進軍を開始しました。

ヨーロッパ大陸全土を巻き込む史上最大規模の大戦「第二次ヨーロッパ対戦」が勃発しました。


士官学校を主席で卒業して連邦軍E小隊の隊長として戦争に参加した青年クロード・ウォレスは緒戦に挑み辛くも勝利します。

しかし開戦から3ヵ月、帝国の圧倒的な物量を前に敗退を重ねた連邦軍は苦しい情勢に置かれていました。

戦いを終えて拠点へと帰投したクロードに上官は大規模な作戦の発動を告げます。

連邦の劣勢を覆すべく帝国の首都を急襲する一大反抗作戦「ノーザンクロス作戦」でした。

ゲーム評価

私個人の見解ですが6項目を1~5で評価し総合評価を出しています。

1の評価「良くない」、2の評価「どちらともいえない」、3の評価「良い」、4の評価「大変良い」、5の評価「神ゲーの領域」となります。


ストーリー・世界観:★★★★☆4

ヨーロッパ大陸全土を巻き込む史上最大規模の大戦「第二次ヨーロッパ対戦」が勃発し若者たちが軍隊所属として奮闘する物語となっています。世界観は柔らかいタッチの表現ですが戦争をテーマとしているので重厚なストーリー展開となっています。

バトルの面白さ:★★★★★5

シミュレーションRPGのバトルシステムを採用しながら、戦闘は銃撃戦にようなTPSアクションゲーム風に進行する「BLiTZ」が独特で面白いです。新要素として擲弾兵が追加されたこによりさらにバトルの戦略性が上がっています。

育成要素:★★★★☆4

本作からアクセサリ装備が追加されてよりキャラのカスタマイズが楽しめるようになっています。また隊員断章により隊員が成長していく過程も物語として楽しむことができます。

キャラの魅力度:★★★★☆4

主要キャラが持っている物語や人間関係がリアルであり引き込まれます。また本作から隊員断章というサブストーリーがあり主要キャラ以外のキャラひとりひとりにも物語があり魅力度が上がっています。

やり込み度:★★★★☆4

遊撃戦闘で経験値稼ぎや軍資金を入手することができるので小隊を自分好みに育成することができます。また一度クリアしたマップでも何回も挑戦することができるのでSランク評価を目指すことができます。

ボリューム:★★★☆☆3

クリアまでのプレイ時間は50時間となりました。遊撃戦闘で経験値稼ぎをしたのでプレイ時間は長めとなります。終盤まで飽きが来ずちょうど良いプレイ時間だと感じました。

総合評価:24/30

あんそる

総合評価が24点です。久しぶりに時間を忘れてハマったゲームタイトルですね。バトルも育成も本当に面白かったです。

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評価点

アクション性の高いシミュレーションバトル

戦場のヴァルキュリアシリーズとして独自のバトルシステムである「BLiTZ」(ブリッツ)が採用されています。

今までのシミュレーションRPGにはないバトルを楽しむことが出来ます。

基本はターン制のシミュレーションバトルですが、自軍ユニットを行動させる際には自由に動かすこと可能でありアクションゲームの感覚で楽しむことができます。

自軍ユニットを行動させて敵の攻撃範囲に入るとリアルタイムで迎撃してきます。

自軍ユニットが隣接して配置していると連携となり複数のユニットで迎撃することが可能となります。

このシミュレーションバトルとアクション性のバランスが絶妙であり非常に面白いです。


またこのバトルシステムの特徴として同じユニットを何度も行動させることができます。

一人で突撃をして敵を倒した後に戻ってくるというヒット&アウェイ攻撃が可能であり様々な戦略を実施することができます。

手描き風の水彩画のグラフィック表現

手描きの水彩イラストが動くグラフィック表現「CANVAS」(キャンバス)がより手描き感を追求しており緻密な表現も可能になっています。

この水彩画のグラフィックも戦場のヴァルキュリアシリーズの醍醐味であり世界観に没入する特徴となっています。

輪郭線のズレや斜線で描かれる影、文字で表現された効果音など独特な柔らかい世界観を演出しています。


また物語は「ブックモード」で本を読み進めることで進行しメインストーリーである本章とサブストーリーにあたる隊員断章で構成されています。

ストーリーを本を読むということで進行していく仕組みもまた世界観にマッチしており他のシミュレーションRPGゲームにはない体験をすることができます。

新兵科「擲弾兵」

擲弾兵(てきだんへい)は榴弾による長距離からの爆撃に特化した兵科です。

歩兵でありながら戦車並みの攻撃力とスナイパー並みの長距離からの攻撃が特徴となっています。

攻撃は範囲爆撃となっており山なりの弾道となるので通常攻撃では当てることができない高所や離れた場所にも攻撃が可能となります。

また高火力であり長距離からの迎撃が可能であり、特殊効果も付与できる弾を使用することであらゆる効果を与えることができる高性能な兵科となっています。


しかし長所があれば短所もあり、体力や防御力、移動力は最低レベルであり接近戦では太刀打ちするすべがありません。

攻撃までの装備の設置に時間がかかり攻撃準備中に攻撃をされると倒される確率が高くなっています。


非常に癖の強い兵科ですがこの新しい兵科の追加により断然攻略の幅や戦略の選択肢が広がりバトルがより面白くやりがいのあるものに進化しています。

さらに「装甲車」や「直接指揮」などにより移動力はカバーできるシステムがあるので采配次第ではバトルを支配できる兵科となります。

サブストーリーの隊員断章

本作では主要キャラ以外の隊員の育成要素が大幅に改善しており、特定の条件を満たすことで隊員だけのサブストーリーを解禁できます。


特定の条件とは隊員断章としてグループ分けしている該当ユニットが軍隊に加入しており生存していることです。

そして該当ユニットのうちひとりの階級が伍長になっていることです。

伍長の階級になるには行動回数が40回以上必要ですが、この特定の条件を満たすことなく解禁する隊員断章も存在しています。


隊員断章のサブストーリーを見ることで隊員ひとりひとりの境遇や抱えている人生などを体験することができ非常に愛着が湧きます。

そして隊員断章をクリアすることで該当ユニット同士の相性やPポテンシャルが良い方向に変化をします。

隊員断章をクリアする前の隊員の多くは、個性が強く癖が強いPポテンシャルを持っており使い勝手が悪いユニットも多いです。

しかしこのサブストーリーをクリアすることで隊員同士の連携が生まれてバトルにおいて活躍できるPポテンシャルに変化していきます。

隊員の成長を感じることができて非常に面白くなっています。

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雪上巡洋艦センチュリオン

ストーリーが進行すると登場するエディンバラ海軍が極秘裏に建造した決戦用雪上巡洋艦の存在がストーリーやバトルをより面白くしています。

冬の帝国は一面が氷の海となり従来の海軍では進行が不可能とされてきました。

この巡洋艦は氷原を進むことが想定されており、砕氷用の巨大な衝角を艦首に備えてあります。


またこの巡洋艦が登場するとシップオーダーが新たに命令できるようになります。

通常のオーダーにはない特殊な効果を持つシップオーダーもあるのでバトルにおいてさらに選択肢が増えて面白くなります。

まとめ

戦場のヴァルキュリアリマスターをプレイして非常に面白かったので続編である戦場のヴァルキュリア4をプレイしました。

プレイしてみてさらに進化した面白さに驚いておりバトルが楽し過ぎて時間を忘れてプレイしています。

新要素が全て欲しかった要素でもありキャラの育成が面白くなり、バトルでの戦略性の厚みが生まれて全てにおいて満足しているゲームタイトルとなっています。