FFⅦリメイクをプレイしようか迷っている人へ
「FFⅦリメイクを実際にプレイした人から感想を聞きたい!」
「リメイク版だから面白くないんじゃないの?」
「初代FFⅦをプレイしていないけど大丈夫かな?」
こんな風に思っていませんか?
このような疑問に出来る限りお答えします。
目次
【ファイナルファンタジーⅦリメイク】ゲーム内容
1997年にプレイステーションで発売された、ファイナルファンタジーシリーズの第7作目のフルリメイク版です。今作は分作となっており、このタイトルは原作の序盤であるミッドガル脱出までの内容にオリジナル要素を追加したタイトルとなっています。
発売から24年が経った今でも、ずっと全世界から根強い人気があり、世界観やストーリー、戦闘システム、やり込み要素など、ファイナルファンタジーシリーズでは他に追随を許さない程の最高峰のタイトルです。
そのタイトルが、フルリメイクによって、新しく生まれ変わりました。
【ファイナルファンタジーⅦリメイク】私の評価
めちゃめちゃ面白いです。絶対にお勧めしたいタイトルです。
特に1997年に初代のプレイステーションでプレイした人は、もう一度あの感動を心から味わってほしいと思います。
ファイナルファンタジーシリーズで間違いなく人気ナンバーワンのタイトルが、世界観やストーリーの面白さはそのままに精巧にフルリメイクされています。
グラフィックやバトルシステムが大幅に改善されており、オリジナル要素が追加され、メインメニューや各種設定がプレイヤーの視点に沿った素晴らしいものに変更されています。
物凄くスタイリッシュでかっこよく、面白すぎて夜も眠れない最高のタイトルになっています。
【ファイナルファンタジーⅦリメイク】発売日
【ファイナルファンタジーⅦリメイク】2020年4月10日
【ファイナルファンタジーⅦリメイク】INTERGRADE 2021年6月10日

グラフィックが綺麗過ぎて驚愕します

このゲームタイトルをプレイして誰もが感動することはグラフィックの綺麗さです。
もう現実世界のようであり映画です。それほどのクオリティです。
グラフィックが向上により、探索や冒険の没入感が増し、ストーリーやキャラクターに没頭して、視覚からもゲームを思いっきり楽しむことができるようになりました。
一度プレイしたことがあるゲームタイトルが、画面が綺麗になってまたプレイできることだけでも、心が躍ります。ファイナルファンタジーシリーズの中で一番の人気を誇る「ファイナルファンタジーⅦ」の世界観はそのままに、精巧にフルリメイクされています。
本当に素晴らしく神秘的な世界を、詳細に作り込んでいます。昔のFFⅦの微かな記憶が、今作の素晴らしいグラフィックに置き換えられていく過程が心地良く、懐かしく、感動しながら冒険を楽しんでいます。
ムービーシーンや新しいストーリの追加があり、さらに奥深くまで楽しめるようになっています。そしてキャラクター一人一人の生い立ちや、個性などもより細かく設定されており、一人一人の存在感が増して、物語に厚みが生まれています。
始めてプレイする人も、初代プレイステーションでプレイした人も、必ず納得する素晴らしい作品だと思います。
バトルシステムが爽快でかっこいい

まずはバトルシーンの進化を体感して欲しいと思います。
オリジナル版では、コマンド選択によるバトルだったのですが、今作はコマンドを採用しつつもアクションバトルの要素を組み込んだアクティブなバトルとなっています。
アクションではないのですが、コマンド選択することにより、アクションRPGゲームのような爽快感を半端なく感じることができます。スピード感があり、スタイリッシュでかっこいいバトルを楽しむことができます。
私個人の意見ですが、今までのファイナルファンタジーシリーズの中で、一番面白いと感じたバトルシステムだと思っています。
またオリジナル版のバトルシーンでは、順番にキャラクターのコマンドを選択して、敵味方共にアクションを実行してくという仕組みでした。
しかし今作はキャラクター全員のコマンドを選択する必要がなく、基本的に自分が使いたいキャラクターを操作してコマンドを選択していく流れとなります。バトル中では自由にキャラクターの切り替えが可能であり、特定のキャラクターに使って欲しいコマンドも自分で操作して、的確な行動をすることができます。
さらに切り替えをしなくても、特定のキャラクターに指示をする形で、特定の魔法や技を使うことができるので、パーティーバトルとしての面白さを思う存分味わうことができます。本当にバランスの良い素晴らしいバトルシステムだと思います。
そして何といってもこの「ファイナルファンタジーⅦリメイク」の一番のバトルシステムでのお勧めは、キャラクター独自の固有アビリティです。これはよりバトルを熱くさせてくれました。
例えばクラウドの固有アビリティは「モードチェンジ」です。攻守のバランスの取れた「アサルトモード」と、威力の高い攻撃が可能な「ブレイブモード」を切り替えながら戦うスタイルです。状況に応じて、モードを変えて戦うことができるので、戦略がハマった時は本当に面白かったです。
ただボタンを押していれば勝てる従来のバトルではなく、状況に応じて考えながら、仲間と共にバトルを楽しむことができます。バトルシステムは本当にお勧めです。
マテリアシステムや武器成長システムが面白過ぎます

オリジナル版でもマテリアシステムはありました。装備にはマテリア穴というマテリアを装着する場所があり、様々な力を込められているマテリアを装着することによって、魔法や技、ステータスアップ、耐性や属性などの能力が解放されます。
すごくシンプルですが、ものすごく面白いシステムです。マテリアを装着して戦闘することにより、マテリア独自の経験値が溜まっていき、マテリアもレベルアップします。レベルが上がると、使える魔法や技がグレードアップしたり、能力がアップします。
マテリアを誰に装備させるかを考えたり、マテリアが成長していく過程を楽しみながら戦闘ができるので、ゾクゾクするほど面白かったです。
そしてもうひとつのお勧めが、武器成長システムです。武器ごとに眠っている能力を呼び起こすような仕組みであり、武器強化に似ているのですが、武器ごとの特性や特徴があり、武器を育成していくという感覚で楽しむことができました。
今までは武器のカスタマイズを楽しむ感覚だったと思いますが、今作は武器までもが成長していくので、武器を育成していくという新しいシステムを心から楽しむことができました。
バトルがスタイリッシュで面白く、バトルで得た経験値や各種ポイントを使って、マテリアや武器が成長していく最高のループが発生します。面白くないわけありませんね。
追加要素が半端ない

まずは感動したのは、オリジナル版とは違った新しいストーリーの追加やムービーの追加です。
新しいストーリーの追加で、今まであまり接点がなかった仲間の生い立ちを知ることができ、仲間意識が増して、ストーリーがより面白いものになります。
そしてムービーの追加で、オリジナル版にはなかった映像で感動します。特にアバランチの仲間である、ビッグス、ウェッジ、ジェシーの3名は、オリジナル版ではほとんど交流はなく記憶に残ることはなかったのですが、今作では一人一人が送ってきた人生を知ることができ、愛着や仲間意識が生まれています。
このようなキャラクターにも、詳細な人間模様を描いているので、ストーリーにのめり込むことができ、この世界にどっぷり浸かり、楽しむことができています。
また個人的には、メインメニューのレイアウトがかっこいいと思っています。配置や装飾がスタイリッシュでカッコよく、ずっとメインメニューで操作していたいと思う程です。
オリジナル版とは全く異なる新しいゲームタイトルとして、楽しむことができます。それほどの革新がこのゲームタイトルにはあります。
なにもかもがかっこいいと感じました。
【まとめ】

2020年4月10日まで生きてきて良かった。
大袈裟だと感じるかもしれませんが、私は心から「ファイナルファンタジーⅦリメイク」をプレイできる環境が今現在あることに、なにより感謝をしました。
ファイナルファンタジーシリーズを初代からプレイしている人には理解してもらえるとは思いますが、ファイナルファンタジーシリーズの中でⅦというナンバリングタイトルは別格なのです。
1997年に初代「ファイナルファンタジーⅦ」をプレイする為だけに、プレイステーションを購入しました。
当時はまだ学生だったので、自由に使えるお金が全くなく、食費を切り詰めてなんとか生活をしていた状態であったのにも関わらず、プレイステーションの購入するという決意はまったくブレませんでした。
そして今でも忘れません。
始めてプレイステーションをテレビに繋げて、電源を入れて、「ファイナルファンタジーⅦ」の一枚目のディスクを入れて、テレビ画面にオープニングムービーが出てきた時の感動は。
夜中であったと思いますが、思わず声を上げてしまった記憶があります。それくらい衝撃的でした。当時のグラフィックでは、想像もできないくらいのグラフィックだったので、期待と興奮とが入り混じってテンションが上がってしまいました。
私の人生の、1997年の一ページ目に載っている素晴らしい出来事でした。
このゲームタイトルは全くと言っていいほど悪い点は見つかりませんが、唯一言えることは、分作になってしまったことも残念です。
オリジナル版は、ひとつのゲームタイトルだったので、今作も一つのタイトルで販売して欲しかったと思います。
しかし間違いなくファイナルファンタジーシリーズで最高傑作だと思っています。
是非ともプレイしていない人はやってみて下さい。
