ゲーミングイヤホンはFPS専用じゃない|RPGのBGM・セリフがもっと楽しめる選び方
「ゲーミングイヤホンって、敵の足音を聞くためのものでしょ?」
そう思って、購入候補から外していませんか。FPSを遊ばない人にとっては、少し大げさな道具に見えるかもしれません。
でも、RPGにも楽しみたい音はたくさんあります。初めて訪れた街のBGM、仲間が何気なく話すセリフ、森を抜ける風、遠くから聞こえる水の音。戦闘の派手な効果音だけが、ゲームの音ではありません。
私は、ゲームの面白さをもっと広めたいと思っています。だからこそ、攻略やキャラクター育成と同じように、音を味わう楽しさにも目を向けてほしいんです。
ゲーミングイヤホンは、RPGを楽しむための選択肢にもなります。ただし、「ゲーミング」と書いてあるだけで選ぶのはおすすめしません。
大切なのは、耳に合うこと、好きな音の傾向であること、そして使うゲーム機へ無理なく接続できること。この記事では、その選び方とおすすめ5製品を、RPG好きの目線で紹介します。
※記事内で紹介する価格・販売状況・対応機器・機能は変更される場合があります。購入前に、メーカーと販売店の最新情報を確認してください。
ゲーミングイヤホンはRPGにもおすすめ|BGM・セリフ・環境音を楽しもう

街やフィールドのBGMも、冒険を楽しむ大切な要素
RPGを遊んでいて、目的地へ向かう途中なのに、少しだけ立ち止まりたくなることはありませんか。
夕暮れの街を歩いているとき。広い草原へ出たとき。長いダンジョンを抜け、ようやく安心できる場所へ着いたとき。その場面に流れるBGMが、冒険の気持ちを支えてくれることがあります。
私は、ゲームの評価を「戦闘が面白いか」「育成が深いか」だけで終わらせたくありません。音楽を含めて、その世界で過ごす時間が好きになることも、RPGの大きな魅力だと思っています。
イヤホンを使うと、部屋のスピーカーでは周囲の音に紛れていた、小さな音へ意識を向けやすくなる場合があります。主旋律の後ろで鳴っている伴奏や、場面が変わるときの音のつながりなどです。
ただし、イヤホンを替えれば必ず新しい音が聞こえる、というわけではありません。もともとの音源や、今使っている機器、装着状態にも左右されます。
まずは、好きな街やフィールドの曲を、落ち着いた音量で聞いてみてください。攻略を急がず音楽へ目を向けるだけでも、いつもの場所を少し違う気持ちで歩けるかもしれません。
キャラクターのセリフを、落ち着いて聞きたい人にも合う
「今、仲間が何か言ったけれど、聞き取れなかった」
RPGでは、こうした小さな聞き逃しも気になりますよね。重要なイベントだけでなく、移動中の会話や戦闘後のひと言に、キャラクターらしさが出る作品もあります。
家族の会話やテレビの音がある部屋では、ゲームのセリフへ集中しにくい場合があります。イヤホンは、そうした場面で音を自分の近くへ届ける方法の一つです。
ただ、聞き取りにくさを全部イヤホンの問題にする必要はありません。ゲーム内でBGMや効果音が大きく設定されているなら、まず音量バランスを見直す余地があります。
セリフを聞くために全体音量を上げ続けるより、ボイス・BGM・効果音を分けて調整するほうが、目的に合うことがあります。
私は、キャラクターの気持ちを想像しながら物語を楽しむ時間も大切にしたいです。「もう一度聞きたい」と思う場面で、落ち着いて声を聞ける環境があると、物語へ向き合いやすくなります。
字幕も遠慮なく使ってください。声を聞くことと、文章で内容を確認することは、一緒に楽しめます。
風や雨、遠くの物音に気づくと、探索の楽しみが増える
音の方向や距離感は、FPSだけに関係するものではありません。
RPGでも、近くを流れる川、奥で鳴っている機械、建物の外から聞こえる雨など、場所の雰囲気を作る音があります。画面に映っていないものを想像するきっかけになることもあるでしょう。
広いフィールドを歩くゲームでは、同じ景色でも、音へ意識を向けると印象が変わります。静かな場所だと思っていたのに、葉が揺れる音や遠くの鳥の声が重なっている。そんな発見も、探索の楽しみです。
ここで気をつけたいのは、どのゲームでも音が立体的に聞こえると考えないこと。ゲーム側の音作りや設定、使う機器によって表現は変わります。
高価な立体音響機能がなくても、左右の音や環境音を楽しめる作品はあります。機能を増やすことを目的にせず、今遊んでいるゲームで、どんな音を味わいたいかを考えてみましょう。
RPG向けゲーミングイヤホンの選び方|音質より先に確認したいこと

長く遊ぶなら、本体の形とイヤーピースの合い方を確認する
イヤホンを選ぶとき、音質の評判や機能の数へ目が向きやすいですよね。でも、じっくり遊ぶRPGでは、最初に装着感を確認したいところです。
いい音だと思っても、耳の同じ場所へ本体が当たり続けたり、ケーブルに引っ張られたりすると、物語へ集中しにくくなります。
確認したいのは、重さだけではありません。本体が耳のくぼみに収まりそうか、イヤーピースを複数サイズから選べるか、ケーブルを耳へ掛けるタイプか。こうした形や使い方も関わります。
イヤーピースは、大きければしっかり固定できるとは限りません。小さすぎれば密着しにくい場合がありますし、大きすぎれば窮屈に感じることもあります。左右の耳で、合うサイズが違うこともあります。
私は、長時間使う道具ほど、見た目の格好よさだけで決めないほうが満足しやすいと思っています。「好きなゲームを落ち着いて続けられるか」を基準にしたいです。
装着感が気になる人は、40代・50代はゲーミングイヤホンで耳が痛い?3時間のRPGでも疲れにくい選び方7つも参考にしてください。本体の当たり方やイヤーピースを、もう少し詳しく確認できます。
BGMの迫力とセリフの聞きやすさ、どちらを優先したい?
「低音が強いイヤホンなら、RPGも迫力が出てよさそう」
そう考えるのは自然です。壮大な戦闘曲や大きな爆発音を楽しみたい人には、低音の存在感が魅力になるでしょう。
一方で、落ち着いた会話や繊細な曲を楽しみたい人が、同じ音の傾向を好むとは限りません。低音の量だけで、自分に合うイヤホンかどうかは決められません。
まず、自分が何を楽しみにゲームを起動しているかを思い出してみてください。戦闘の迫力なのか、キャラクターの声なのか、フィールドの音楽なのか。それによって、比較するときの注目点が変わります。
レビューを見る際も、「音がいい」という一文だけで判断しないほうがよいです。どんな音源で、何をよいと感じているのかまで読むと、自分の好みと照らし合わせやすくなります。
試聴できるなら、好きな曲と人の声の両方で比べてみましょう。短い派手な音だけでなく、しばらく聞き続けたい音かどうかを確かめるのがおすすめです。
ANCと外音取り込みは、ゲームをする部屋に合わせて選ぶ
ANCは、周囲の騒音を抑えるための機能です。外音取り込みは、イヤホンを着けたまま周囲の音を聞くための機能です。
どちらも便利ですが、RPGを遊ぶ人全員へ必要な機能とは限りません。
静かな部屋で遊ぶなら、まず装着感や接続方法を優先してもよいでしょう。反対に、周囲の音が気になってゲームへ集中しにくいなら、ANCを比較する理由があります。
家族の呼びかけやインターホンにも気づきたい人は、外音取り込みを確認したくなるはずです。ただし、オンにすれば周囲の音をすべて確実に聞ける、という機能ではありません。
私なら、「機能が多いから上位モデルにする」の前に、普段どんな部屋で遊ぶかを考えます。便利そうな機能より、実際に困っている場面を解決できる機能を選びたいです。
一人で遊ぶRPGなら、マイク性能の優先度は下げてもよい
ゲーミングイヤホンの商品説明では、マイクの性能が大きく紹介されることがあります。協力プレイや通話をする人には、大切な機能です。
ただ、ソロのRPGを中心に遊ぶなら、マイクの優先度を下げることもできます。そのぶん、装着感や接続の簡単さへ予算を回す考え方です。
「いつか使うかもしれない」という理由で機能を増やすと、必要なものが分かりにくくなります。まず、今の遊び方で考えてみてください。
反対に、友人と通話しながら遊ぶ予定があるなら、音が出ることと、マイクが使えることを分けて確認しましょう。同じイヤホンでも、接続方法や機器によって使える機能が変わります。
有線とワイヤレス、RPGにはどちらが合う?ゲーム機との接続も確認

有線は、充電を気にせずじっくり遊びたい人の候補
有線イヤホンの分かりやすい魅力は、イヤホン本体の充電を気にせず使えることです。対応する端子へ接続すれば、ペアリングの手間もありません。
「今日は少しだけ」と始めたのに、物語の続きが気になって長く遊んでしまう。RPGでは、そんな時間もありますよね。その途中でイヤホンのバッテリーを確認しなくてよいのは、扱いやすさにつながります。
一方、ケーブルがあることは、きちんと考えたい点です。
携帯ゲーム機なら、本体と手元の距離が近いため使いやすい場合があります。テレビから離れたソファで遊ぶなら、どこへ接続するのか、ケーブルが届くのかまで確認しましょう。
イヤホン端子のあるコントローラーを使える環境なら、手元へ接続する方法もあります。ただし、使うコントローラーに対応する端子があるかは別に確認が必要です。
有線は古いから不便、ということではありません。遊ぶ場所と接続先が合えば、十分に使いやすい選択肢です。
ワイヤレスは、ケーブルを気にせず姿勢を変えたい人の候補
ワイヤレスの魅力は、頭や体を動かしたときに、イヤホンのケーブルを気にしなくてよいことです。
ソファで座り直したり、ゲームの途中で少し姿勢を変えたりするとき、有線の取り回しが気になる人には比較する理由があります。
ただし、「ワイヤレスイヤホン」と一括りにしてはいけません。Bluetoothで接続する製品と、USBドングルを使って2.4GHzで接続する製品では、接続の条件が違います。
製品によっては両方へ対応しますが、同じ名前の機能がすべての機器で使えるわけではありません。使いたいゲーム機と接続方式の組み合わせを確認してください。
また、バッテリーは、ケース込みの合計時間だけを見ると判断しにくくなります。途中で充電せず遊びたいなら、イヤホン本体だけの連続使用時間を見ることが大切です。
アクションRPGでは、映像と音のずれも確認したい
RPGといっても、遊び方はさまざまです。コマンドを選んで戦う作品と、敵の攻撃へ反応して回避する作品では、音の遅れが気になる場面も違います。
会話や音楽が中心でも、映像と声のタイミングがずれると気になる人はいるでしょう。アクションRPGなら、攻撃した瞬間の効果音や、敵の動きと音のつながりも楽しさに関わります。
そのため、「RPGなら遅延は何でもよい」とは考えないほうがよいです。
音のずれを抑えたい場合は、有線や低遅延を重視した2.4GHz接続を候補に入れます。ただし、2.4GHzという名前だけで、実際の遅延が同じになるわけではありません。
自分が遊ぶ作品で、どの程度気になるかが大切です。可能なら、会話の場面と操作に反応する場面の両方で確認してみましょう。
Switch 2・PS5・PCは、使える接続方法と機能を確認する
購入前には、「このゲーム機に対応」という説明を、もう少し詳しく見てください。
音を聞けること、マイクを使えること、アプリで設定を変えられること、立体音響機能を使えることは、別々の確認事項です。
例えば、PC用ソフトで調整する機能があっても、その機能をゲーム機上で同じように操作できるとは限りません。USB-C端子へ接続する製品も、端子の形が合うだけで対応を判断しないようにしましょう。
Switch 2用に選ぶ人は、Switch 2でゲーミングイヤホンが使えない?音が出ない原因と直し方|おすすめゲーミングイヤホン5選で、接続方法ごとの確認点も読んでみてください。
買ってから困るより、買う前に「自分はどこへ、何の方法で接続するか」を決めておくほうが、候補を絞りやすくなります。
RPGのBGM・セリフを楽しみたい人におすすめのゲーミングイヤホン5選

ここからは、RPGを楽しむ目的で比較したい5製品を紹介します。
順位だけで選ぶより、「充電を気にしたくない」「ケーブルをなくしたい」「周囲の音を切り替えたい」といった希望から探してみてください。
以下は公式情報をもとにした候補です。音質や装着感には好みと個人差があるため、全製品を使い比べた実機レビューとしての評価ではありません。
| 製品 | 主な接続方法 | 比較したい人 | 購入前の確認点 |
|---|---|---|---|
| final VR3000 for Gaming | 3.5mm有線 | ゲームの空間表現に注目したい | ケーブルの取り回し、本体の装着方法 |
| HyperX Cloud Earbuds II | 3.5mm有線 | 扱いやすさと携帯性を重視したい | 端子の対応、イヤーチップの形 |
| Sony INZONE Buds | 2.4GHz/LE Audio | ワイヤレスで長く遊びたい | 接続機器、Bluetoothの対応条件 |
| SteelSeries Arctis GameBuds | 2.4GHz/Bluetooth | ゲームと普段使いを切り替えたい | モデルごとの対応機器 |
| ROG Cetra True Wireless SpeedNova | 2.4GHz/Bluetooth | 接続方法や機能を使い分けたい | 機能を使ったときの再生時間 |
final VR3000 for Gaming|ゲームの世界の広がりを楽しみたい有線派に
final VR3000 for Gamingは、ゲームやVRの音響空間を、制作者の意図に沿って再現することを目指した有線イヤホンです。
メーカーは、音の方向感や空間の印象を重視した音作りを説明しています。敵の足音だけへ注目するのではなく、ゲームの世界を音から楽しみたい人が比較したくなる製品です。final公式製品ページ
RPGで考えるなら、広いフィールドや、環境音のある場所を探索する時間が好きな人に紹介したい候補です。ただし、製品の設計方針と、自分が実際に好む音が一致するかは、試聴などで確かめたいところです。
有線なので、イヤホン本体の充電は不要です。「音楽や探索に集中したいのに、バッテリーの残量が気になる」という人には分かりやすい利点があります。
一方、耳へ掛ける装着方法やケーブルの取り回しには、好みが分かれる可能性があります。テレビモードで使うなら、接続先と距離も確認してください。
購入時には、通常モデルとリケーブル対応モデル、専用マイクを備えるモデルを混同しないことも大切です。商品名だけでなく、選択されているモデルと付属品まで見ておきましょう。
空間表現に注目した有線イヤホンを探す人は、まず比較候補へ入れたい一本です。
HyperX Cloud Earbuds II|充電やペアリングを気にせず遊びたい人に
HyperX Cloud Earbuds IIは、3.5mm端子へ接続する有線イヤホンです。4サイズのイヤーチップと、持ち運びに使えるハードケースが付属します。HyperX公式製品ページ
RPG用として注目したいのは、準備の分かりやすさです。対応する端子へ接続して使うため、イヤホンの充電やBluetoothのペアリングを気にせず始められます。
「ゲームをするための設定を増やしたくない」という人にも、比較しやすい候補でしょう。携帯ゲーム機で使う人は、低く曲がった90度のプラグ形状も確認してみてください。
ただし、イヤーチップが4サイズあるから、誰の耳にも必ず合うわけではありません。サイズに加えて、形が自分の耳へ収まりそうかも見る必要があります。
内蔵マイクや多機能ボタンもありますが、ボタンの動作は接続する機器によって異なります。音楽用スマートフォンでできる操作を、そのままゲーム機でも使えると考えないようにしましょう。
また、PCで音声出力とマイク入力の端子が分かれている場合は、分岐用のアダプターなどが必要になることがあります。
私は、最初の一本に必要なのは、機能を全部そろえることより、気持ちよく使い始められることだと思っています。有線の扱いやすさを優先したい人が、価格と一緒に比較する製品です。
Sony INZONE Buds|長時間のワイヤレスプレイを重視する人に
Sony INZONE Budsは、USBトランシーバーを使った2.4GHz接続に対応する、完全ワイヤレスのゲーミングイヤホンです。
メーカーの案内では、USBトランシーバー接続時のイヤホン本体の連続使用時間は、ノイズキャンセリングをオフにした条件で最大12時間です。実際の使用時間は設定や使い方で変わりますが、ケース込みの合計だけでなく、本体の時間を確認できる点は比較しやすいでしょう。ソニー公式製品情報
RPGでは、イベントが続いたり、区切りのよいところまで進めたくなったりします。ケーブルをなくしたい一方で、途中の充電をできるだけ減らしたい人には、候補にする理由があります。
ANCも備えているため、周囲の音が気になる環境で、その機能を使いたい人にも比較対象になります。ただし、装着感やANCの感じ方は、自分で確かめたい部分です。
特に注意したいのがBluetoothです。INZONE Budsは、一般的なBluetooth Classicへ対応するイヤホンではありません。Bluetooth接続には、対応するLE Audio機器が必要です。
「スマートフォンにも普通に接続できるはず」と思って選ぶと、目的に合わない可能性があります。ゲーム機用のUSBトランシーバー接続と、スマートフォン用の接続を分けて確認してください。
接続条件が合う人にとって、ワイヤレスと本体の再生時間を重視して比較したい製品です。
SteelSeries Arctis GameBuds|ゲームと音楽、周囲の音も使い分けたい人に
SteelSeries Arctis GameBudsは、2.4GHzワイヤレス接続とBluetoothに対応するゲーミングイヤホンです。ANCと外音取り込みも備えています。SteelSeries公式製品ページ
ゲーム用と普段使い用で接続を切り替えたい人や、周囲の音を状況に応じて調整したい人が比較しやすい製品です。
例えば、ゲームへ集中したい時間と、家族の声にも気づきたい時間があるなら、音の設定を使い分ける目的があります。RPGを遊ぶ環境は、静かな専用部屋だけではありませんよね。
公式では、イヤホン本体で最大10時間、ケース込みで最大40時間のバッテリーを案内しています。購入時には、使用条件と、自分が使いたい機能をオンにした場合の時間も確認しましょう。
気をつけたいのは、製品のモデルと対応機器です。PlayStation向けなどのモデルがあるため、販売ページの色や価格だけで決めず、使うゲーム機へ対応するものを選んでください。
音のプリセットやアプリ機能も、数が多いことより、普段遊ぶ機器でどう使えるかが大切です。RPG用としては、派手な設定を試す前に、標準の音と会話の聞こえ方から比較すると分かりやすいと思います。
ゲームと日常の使い方を、一つのイヤホンで切り替えたい人向けの候補です。
ROG Cetra True Wireless SpeedNova|RPGもアクションも、複数の機器で楽しみたい人に
ROG Cetra True Wireless SpeedNovaは、BluetoothとUSB-Cドングルによる2.4GHz接続に対応するゲーミングイヤホンです。Adaptive ANCなどの機能も備えています。ROG公式製品ページ
RPGだけでなく、アクションゲームも遊ぶ人や、ゲーム機とスマートフォンなどで使い分けたい人が比較したくなる製品です。
ここで大切なのは、多機能であることを、そのまま自分へのおすすめ理由にしないこと。2.4GHz接続を使う予定があるか、ANCが必要か、複数の機器で使うかを先に整理してみましょう。
再生時間についても、Bluetoothと2.4GHz、ANCやRGBの設定などで条件が変わります。販売ページで大きく表示される最大時間だけを見ず、イヤホン単体の時間とケース込みの時間を分けて確認してください。
私は、機能が豊富な製品を選ぶなら、「これを使いたい」と言える機能があるほうが満足しやすいと思っています。RPGを一つの機器で遊ぶだけなら、もっとシンプルな製品が合うこともあります。
一方、接続を使い分ける予定があり、対応機器も確認できた人には、比較する理由のある候補です。
購入する際は、通常のROG Cetra True Wirelessと、SpeedNovaの付いたモデルを取り違えないように、商品名を最後まで確認しましょう。
買い替えだけで終わらせない|RPGの音をもっと楽しむ設定と使い方

セリフが聞こえにくいときは、全体音量よりBGM・効果音のバランスを見直す
イヤホンを用意したら、すぐ大きな音へ設定する前に、ゲーム内の音量を確認してみてください。
セリフが聞こえにくい場合、全体の音量を上げると、戦闘の効果音やBGMも一緒に大きくなることがあります。それでは、聞きたい声へ集中しにくいままかもしれません。
ボイス、BGM、効果音を別々に調整できる作品なら、まずボイスを基準にし、ほかの音を少し下げて比べてみましょう。
最初から大きく変える必要はありません。同じ会話の場面で、一項目だけ調整すると違いを確かめやすくなります。元の設定を覚えておけば、合わなかったときにも戻せます。
私は、音楽も大切にしたいので、セリフを聞くためにBGMを全部消すことだけを答えにしたくありません。会話の内容が分かり、好きな曲も楽しめる。そのバランスを、自分の耳で探してほしいです。
音量を細かく変更できないゲームなら、字幕やボイス履歴など、作品が用意している機能も一緒に使ってみてください。
イコライザーは、好きな曲と会話の場面で比べてみる
イコライザーは、音の帯域ごとの強さを調整する機能です。ただし、対応するイヤホンやアプリ、接続方法によって使える範囲が違います。
使える場合も、最初から複雑な設定へ進まなくて大丈夫です。まずは標準の状態で、好きなBGMと会話の場面を聞いてみましょう。
そのうえで、プリセットを一つずつ比べます。低音が増えたときに曲を楽しみやすいか、声が聞きづらくならないか。短い効果音だけでなく、普段聞く音で確認するのがポイントです。
FPS用として紹介されている設定が、自分のRPGにも合うとは限りません。評判の設定を試しても、好みでなければ戻してよいんです。
自分で調整する場合も、数値を大きく動かすより、小さな変更から始めるほうが違いを捉えやすくなります。「音を変えた」という満足感より、遊び続けたい音になったかを大切にしましょう。
ANCと外音取り込みは、集中したい時間と生活に合わせる
同じイヤホンでも、使う時間帯や部屋の状況によって、便利な機能は変わります。
周囲の音が気になるときはANCを試す。家族の呼びかけにも気づきたいときは外音取り込みを試す。静かな部屋なら、どちらもオフで比べてみる。そんな使い方で十分です。
機能をオンにした状態で違和感があるなら、無理に使い続ける必要はありません。自分が落ち着いてゲームを楽しめる設定を選びましょう。
「機能の説明は分かったけれど、使った感想も読んでみたい」という人には、ゲームレビナビのnb Audio D45ANCレビューも参考になります。ANC・外音取り込み・ゲーミングモードなどを扱い、商品リンクも掲載しています。
ただし、過去のレビュー記事なので、現在の価格や在庫、使いたいゲーム機への対応は、リンク先の最新情報で確認してください。機能の使い方を知ることと、今購入する製品を選ぶことは、分けて考えると納得しやすくなります。
RPG用ゲーミングイヤホンでよくある疑問

普通の音楽用イヤホンでも、RPGは楽しめる?
もちろん、楽しめます。ゲーム用という名前が付いていなくても、対応する接続方法で音を聞けるイヤホンなら、RPGを楽しむ選択肢になります。
今のイヤホンでBGMやセリフを楽しめていて、装着感にも不満がないなら、急いで買い替える必要はありません。
新しい道具を買うこと自体が、ゲームを楽しむ条件ではないからです。私は、好きな作品へ使う時間や気持ちも大切にしてほしいと思っています。
買い替えを考えるなら、「ケーブルが邪魔」「充電が途中で切れる」「接続方法が合わない」など、困っている点を一つ挙げてみましょう。
その悩みに合う機能が見つかったときに、ゲーミングイヤホンを候補へ入れると選びやすくなります。手持ちのイヤホンを基準に比較できるので、自分に必要な違いも見つけやすいはずです。
ゲーミングイヤホンなら、BGMの音質は必ずよくなる?
必ずよくなる、とは言えません。
ゲーミングイヤホンにも、音の傾向や設計の目的が違う製品があります。音の方向感を重視するもの、低音の迫力を楽しめるもの、接続の便利さを重視するものなど、比較するポイントは一つではありません。
今のイヤホンより高価だから、自分の好きなBGMも必ず気持ちよく聞ける、というわけではないんです。
装着状態も関わります。イヤーピースが合っていないと、製品の評判だけでは判断できない聞こえ方になる場合があります。
「高音質」という言葉を探すより、今の音で何に不満があるか、自分はどんな音を好むかを考えましょう。試聴できるなら、聞き慣れた曲で比べると、自分の好みを確かめやすくなります。
3Dサウンドや7.1chは、RPGでも必要?
RPGを楽しむための必須機能ではありません。
立体音響へ対応するゲームや環境で、その表現を楽しみたい人には比較する理由があります。一方、対応条件が合わなければ、期待した機能を使えないこともあります。
特に確認したいのは、イヤホン単体の機能なのか、PC用ソフトを使う機能なのか、ゲーム機側の機能なのかという点です。
商品説明に3Dや7.1chと書かれていても、それをSwitch 2やPS5、PCのすべてで同じように使えるとは限りません。
また、ゲーム側で音がどう作られているかも関係します。複数の音響処理を何でも重ねればよいと考えず、メーカーとゲーム側の案内に沿って設定しましょう。
まず通常のステレオで遊び、対応する機能を試して好みを確かめる。その順番でも、RPGの音は十分に楽しめます。
ワイヤレスのゲームモードがあれば、音の遅れは気にならない?
ゲームモードがあることだけで、遅延が気にならないとは判断できません。
実際の音の遅れは、イヤホン、接続先、接続方式、設定などの組み合わせで変わります。メーカーの測定値があっても、その条件を自分の環境と照らし合わせる必要があります。
RPGでも、会話の口の動きと声のずれが気になる人はいるでしょう。アクションRPGなら、操作と効果音のつながりも確かめたいところです。
購入前には、自分が使うゲーム機との接続方法が説明されているかを確認してください。「スマートフォンで低遅延」と紹介されていても、別の機器で同じ結果になるとは限りません。
低遅延やアプリによる調整を扱った製品の使用感を読みたい人は、XROUND AEROレビューも参考にできます。こちらも商品リンクのある記事ですが、過去の記事なので、現在の販売状況と対応情報は別に確認しましょう。
自分の機器でどう使えるかまで分かると、「よさそう」から「自分に合いそう」へ判断を進められます。
まとめ|RPG用のイヤホンは、好きな音と無理なく遊べる使い心地で選ぼう

迷ったら、装着感・接続方法・楽しみたい音の順に確認する
ゲーミングイヤホンは、FPSだけの道具ではありません。RPGのBGM、セリフ、環境音を楽しむためにも、比較する価値があります。
ただし、選ぶときは機能の数や価格だけで決めず、次の順番で確認してみてください。
- 本体の形やイヤーピースが、自分の耳へ合いそうか。
- 使うゲーム機へ、希望する方法で接続できるか。
- BGM・セリフ・環境音のうち、何を特に楽しみたいか。
- ANC、マイク、アプリ機能などを実際に使う予定があるか。
- バッテリーやケーブルが、普段の遊び方に合うか。
おすすめ5製品も、総合順位より用途で比べると選びやすくなります。気になる製品が見つかったら、比較表へ戻り、公式情報と販売店の価格を確認してみましょう。
お気に入りのRPGを、音にも目を向けて楽しんでみよう
RPGの面白さは、強い装備を集めたり、物語を先へ進めたりすることだけではありません。
好きな街の曲を聞く。仲間の会話へ耳を傾ける。知らない場所の音を確かめながら歩く。そんな時間も、冒険の一部です。
私は、ゲームがもっと面白くなるきっかけを届けたいと思っています。イヤホンも、そのための道具の一つです。
まずは今のイヤホンと設定で、好きな場面の音を聞いてみてください。そこから不便な点や、もっと楽しみたい音が見つかったら、自分の遊び方に合う一本を探してみましょう。

















