Switch 2でゲーミングイヤホンが使えない?音が出ない原因と直し方|おすすめゲーミングイヤホン5選
「Switch 2にイヤホンをつないだのに、なぜか音が出ない」
「Bluetoothの設定画面にイヤホンが表示されない」
「USB-Cのゲーミングイヤホンを挿しても、本体のスピーカーから音が出続ける」
このような状態になると、イヤホンが故障しているのか、それともSwitch 2の設定が間違っているのか分からず困ってしまいます。
とくにややこしいのが、Switch 2ではBluetooth、USB-C、3.5mm有線という複数の接続方法を利用でき、それぞれ音が出ない原因と直し方が異なることです。
Bluetoothイヤホンでは音を聞けてもマイクは使えません。一方、USB-Cドングルを使う2.4GHz接続では、製品側の接続モードが合っていないと認識されない場合があります。有線イヤホンも、プラグが少し浮いているだけで音が聞こえなくなることがあります。
私も新しいゲーム機へイヤホンをつなぐとき、「接続済みと表示されているのに、どうして音が出ないのだろう」と悩んだことがあります。設定を片っ端から変更したくなりますが、まずはBluetooth・USB-C・有線のどれで接続しているかを整理したほうが、原因を早く見つけられます。
この記事では、Switch 2でゲーミングイヤホンが使えない原因と直し方を、接続方式ごとに分けて解説します。
記事の後半では、Switch 2で使いやすいおすすめゲーミングイヤホンも5つ紹介します。音が出なくて困っている人はもちろん、これからSwitch 2用のイヤホンを購入する人も参考にしてください。
Switch 2でイヤホンが使えないときに最初に確認すること

Switch 2でイヤホンから音が出ないときは、細かな設定を変更する前に、どの方法で接続しているのかを確認しましょう。
Bluetoothイヤホン、USB-Cイヤホン、3.5mm有線イヤホンでは、確認する場所が異なります。接続方式を勘違いしたまま設定を触っても、なかなか問題を解決できません。
Switch 2で使えるイヤホンの接続方法は3種類
Switch 2でゲーミングイヤホンを使用する方法は、大きく分けて次の3種類です。
| 接続方法 | 特徴 | 音の遅延 | マイク | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Bluetooth | ドングル不要で接続できる | 発生する場合がある | Bluetoothマイクは使用不可 | RPGや普段使いを重視する人 |
| USB-C・2.4GHz | 低遅延で接続が安定しやすい | 少ない | 製品により対応 | FPSやアクションを遊ぶ人 |
| 3.5mm有線 | 接続が簡単で充電不要 | ほとんど気にならない | CTIA対応製品なら使用可能 | 確実さや価格を重視する人 |
Switch 2本体には、上側と下側にUSB Type-C端子が一つずつあります。上部には3.5mmのヘッドホンマイク端子も搭載されています。
ヘッドホンマイク端子は、4極ステレオミニプラグのCTIA規格に対応しています。ただし、すべてのイヤホンや変換アダプターについて、任天堂が動作を保証しているわけではありません。
詳しい端子の仕様は、Nintendo Switch 2の公式仕様でも確認できます。
手軽さを優先するならBluetooth、音の遅れを抑えたいならUSB-Cドングル、設定の分かりやすさを優先するなら3.5mm有線という選び方が基本です。
まず試したい5つの基本チェック
接続方法にかかわらず、最初に次の5項目を確認してください。
- Switch 2本体の音量が0になっていないか
- イヤホンの電源が入っているか
- ワイヤレスイヤホンの充電が残っているか
- Switch 2本体を再起動しても直らないか
- Switch 2の本体バージョンが最新になっているか
意外と多いのが、Switch 2本体とイヤホン側のどちらか一方だけ音量が小さくなっているケースです。
Bluetoothイヤホンによっては、Switch 2本体の音量とイヤホン本体の音量が完全には連動しません。Switch 2側の音量を上げても聞こえないときは、イヤホン側のタッチ操作やボタンでも音量を確認してみてください。
一度Switch 2を完全に再起動する方法も有効です。スリープへ入れるだけではなく、電源メニューから再起動を選びます。USB機器やBluetooth機器の認識が一時的に不安定になっている場合は、再起動だけで直ることがあります。
「音が出ない」と「マイクが使えない」は分けて考える
イヤホンの音が聞こえない状態と、イヤホンのマイクが使えない状態は別の問題です。
Switch 2ではBluetoothイヤホンからゲーム音を聞くことはできますが、Bluetooth接続したイヤホンのマイク入力には対応していません。
つまり、Bluetoothイヤホンからゲーム音が正常に聞こえているのに、ゲームチャットで自分の声が相手へ届かない場合、故障ではなくSwitch 2の仕様である可能性が高いです。
ゲームチャットでは、Switch 2本体の内蔵マイクも利用できます。イヤホンではゲーム音だけを聞き、会話には本体マイクを使う方法もあります。
イヤホン側のマイクを確実に使いたい場合は、対応するUSBヘッドセットや、4極CTIA規格の有線イヤホンマイクを検討しましょう。
Bluetoothイヤホンが接続できない・音が出ない原因と直し方

Bluetoothイヤホンは、ケーブルや専用ドングルを使わずに接続できるのが魅力です。
しかし、すでに別の機器へ接続されていたり、Switch 2側の通信状態に制限があったりすると、イヤホン名が表示されない場合があります。
また、接続に成功しても、Bluetoothの特性によって音の遅延やノイズを感じることがあります。
Bluetoothオーディオへ正しく登録されているか確認する
Bluetoothイヤホンを初めてSwitch 2へ接続するときは、イヤホンをペアリングできる状態にしたうえで、次の順番で操作します。
- Switch 2のHOMEメニューから「設定」を開く
- 「Bluetoothオーディオ」を選択する
- 「登録する」を選ぶ
- 接続したいイヤホン名が表示されるまで待つ
- イヤホン名を選択して登録する
イヤホンをケースから取り出しただけでは、ペアリングモードに入らない製品もあります。ケースのボタンを長押しするものや、左右のイヤホンを同時に長押しするものなど、操作方法は製品によって異なります。
イヤホン名が表示されないときは、取扱説明書を確認し、LEDがペアリング状態を示す点滅になっているか確認してください。
一度登録したイヤホンは、次回から電源を入れたりケースから取り出したりすると、自動的に接続される場合があります。自動接続されないときは、「設定」から「Bluetoothオーディオ」を開き、登録済みのイヤホンを選んで「接続する」を押しましょう。
イヤホンがスマートフォンへ自動接続されていないか確認する
普段スマートフォンで使っているBluetoothイヤホンは、ケースから取り出した直後にスマートフォンへ自動接続されることがあります。
イヤホンがスマートフォンと接続中の場合、Switch 2の検索画面に表示されなかったり、選択しても接続に失敗したりします。
次の順番で接続をやり直してください。
- スマートフォンのBluetoothを一時的にオフにする
- イヤホンを充電ケースへ戻す
- イヤホンを再びペアリングモードにする
- Switch 2で「Bluetoothオーディオ」を開く
- イヤホンを登録する
マルチポイント対応イヤホンであっても、接続できる機器数の上限に達している場合があります。パソコンやタブレットにも登録しているなら、使っていない機器との接続を一度切ってみてください。
それでも接続できない場合は、Switch 2側に保存されているイヤホンの登録を解除し、最初から登録し直します。
無線コントローラーを3台以上つないでいないか確認する
Switch 2では、無線コントローラーを3台以上接続していると、Bluetoothオーディオを接続できません。
家族や友人と複数人で遊んだあと、コントローラーの接続情報が残っていると、イヤホンが突然使えなくなったように見えることがあります。
HOMEメニューの「コントローラー」から「持ちかた/順番を変える」を開き、使用していないコントローラーとの通信を切ってください。
Bluetoothイヤホンを使用するときは、無線コントローラーを2台以内にすると接続しやすくなります。
昨日までは使えていたのに、複数人で遊んだあとから接続できなくなった場合は、イヤホンより先にコントローラーの接続台数を確認しましょう。
ローカル通信・機内モード・Wi-Fi干渉を確認する
Switch 2でローカル通信を使用している間は、Bluetoothオーディオを利用できません。
近くにいる人とローカル通信で遊んでいる場合は、通信を終了してからBluetoothイヤホンを接続し直してください。
機内モードを使用している場合も注意が必要です。機内モード中でもBluetoothを個別に有効化できますが、「Bluetoothを使う」がオフになっているとイヤホンを接続できません。
また、Bluetoothと2.4GHz帯のWi-Fiは、近い周波数帯を利用します。通信が干渉すると、次のような症状が発生することがあります。
- イヤホンを検索しても表示されない
- 音が途切れる
- ノイズが入る
- 映像より音が遅れて聞こえる
- 一度接続してもすぐ切れる
自宅のWi-Fiルーターが5GHz帯に対応しているなら、Switch 2の接続先を5GHz帯へ変更してみましょう。
Switch 2とイヤホンを近づけ、間に金属製の家具や壁などの障害物が入らないようにする方法も有効です。
Bluetoothイヤホンの詳しい制限や対処法は、任天堂のBluetoothオーディオ案内でも確認できます。
Bluetooth接続で音が出ないときは音量と出力先を確認する
イヤホンが「接続済み」と表示されているのに音が聞こえないときは、HOMEボタンを長押ししてクイック設定を開きます。
クイック設定では、音量や現在の音声出力先を確認できます。イヤホンへ切り替わっていない場合は、一度接続を解除してから再接続してください。
Bluetoothイヤホン側に独立した音量設定がある場合は、そちらも確認します。製品によっては、イヤホンの操作ボタンがSwitch 2で正常に動かない場合があります。その場合は、Switch 2本体の音量ボタンから調整してください。
音量を上げるときは、いきなり最大にしないよう注意しましょう。スマートフォンで大音量に設定したイヤホンをSwitch 2へつなぐと、予想以上の音量で再生されることがあります。
Bluetoothでは音の遅延が起きることがある
Bluetoothイヤホンでは、ゲーム画面の動きより少し遅れて効果音が聞こえる場合があります。
会話やBGMを中心に楽しむRPGやシミュレーションゲームなら、多少の遅延は気にならないかもしれません。しかし、音楽ゲームやFPS、回避のタイミングが重要なアクションゲームでは、小さな音のずれが遊びにくさにつながります。
ワイヤレスでありながら遅延を抑えたい人には、USB-Cドングルを使った2.4GHz接続がおすすめです。Bluetoothとは異なる専用の無線接続を利用するため、映像と音を合わせやすくなります。
ゲームレビナビでは、低遅延モードを搭載したXROUND AEROのレビューも紹介しています。Bluetoothイヤホンの音の遅れがどの程度気になるのか、実際の使用感を知りたい人はあわせて参考にしてください。
Bluetoothイヤホンのマイクが使えないのは仕様
Switch 2はBluetoothオーディオによる音声出力には対応していますが、Bluetoothイヤホンのマイク入力には対応していません。
「マイク付き完全ワイヤレスイヤホンを買ったのに、ゲームチャットでは使えない」という状態でも、イヤホンが壊れているとは限りません。
Bluetoothイヤホンを使いながらゲームチャットをするときは、次の方法が考えられます。
- Switch 2本体の内蔵マイクを使う
- 対応するUSB接続のゲーミングイヤホンへ変更する
- 4極CTIA規格の有線イヤホンマイクを使う
- スマートフォン側の通話アプリを併用する
ただし、スマートフォンで通話しながらSwitch 2のゲーム音も同じイヤホンで聞くには、2台同時接続やデュアルワイヤレスに対応した製品が必要です。
マイクを重視する人は、購入前に「マイク搭載」と書かれているかだけでなく、Switch 2へどの方式でマイク音声を入力できるか確認しましょう。
USB-Cイヤホン・USBドングルで音が出ない原因と直し方

USB-Cイヤホンや2.4GHz接続のゲーミングイヤホンは、Bluetoothより音の遅延を抑えやすいのが魅力です。
一方で、USB-C端子へ挿せばすべての製品が必ず使えるわけではありません。変換アダプターの仕様、ドングルの接続モード、製品とゲーム機の対応状況によっては、音声機器として認識されないことがあります。
充電専用のUSB-Cケーブルや変換アダプターを使っていないか
USB-Cは端子の形が同じでも、製品によって対応する機能が異なります。
充電にしか対応していないケーブルや変換アダプターでは、音声データを送れません。スマートフォンでは使えたUSB-Cイヤホンが、Switch 2では使えない場合もあります。
3.5mm有線イヤホンをUSB-Cへ変換している場合は、変換アダプターの仕様も確認してください。製品によってはDACを内蔵しておらず、接続先の機器に音声変換機能を求めるものがあります。
購入前には、次の表記を確認しましょう。
- Nintendo Switch対応
- ゲーム機対応
- USBオーディオ対応
- DAC内蔵
- 音声出力対応
- マイク入力対応
「USB-C対応」という表記だけでは、Switch 2でゲーム音とマイクの両方を使えるとは限りません。
USB-Cドングルを正しい接続モードへ切り替える
複数のゲーム機に対応するゲーミングイヤホンでは、USB-Cドングルに切り替えスイッチが付いている場合があります。
代表的な表示は次のとおりです。
- PC
- USB
- PlayStation
- Xbox
- Mobile
- 2.4GHz
- Bluetooth
Switch 2へドングルを挿しても音が出ない場合は、イヤホンがBluetoothモードになっていないか確認してください。
完全ワイヤレスイヤホンのなかには、イヤホンを数回タップすることでBluetoothと2.4GHzを切り替える製品があります。ドングルを挿しただけでは、自動的に2.4GHzへ変わらない場合もあります。
ドングル側のLEDとイヤホン側のLEDが、それぞれ接続完了を示しているか確認しましょう。点滅したままなら、イヤホンとドングルのペアリングが完了していない可能性があります。
Switch 2上側と下側のUSB-C端子を入れ替えてみる
Switch 2本体には、上側と下側にUSB Type-C端子があります。
下側の端子は充電やドックとの接続に使用し、上側の端子は周辺機器の接続や充電に利用できます。
テーブルモードで遊ぶときは、上側のUSB-C端子へドングルを接続すると、スタンドと干渉しにくくなります。下側へ挿して反応しない場合は、上側へ変更してみてください。
ケースを装着している場合は、ケースの厚みによってドングルが最後まで入っていないこともあります。一度ケースを外し、ドングルを直接挿して確認しましょう。
横幅の広いUSB-Cドングルでは、排気口、イヤホン端子、ゲームカードスロット周辺へ干渉しないかも確認が必要です。
USB-C端子を2つ使えることはSwitch 2の便利なポイントですが、すべての製品で充電と音声出力を同時に利用できるとは限りません。
テレビモードではドック側のUSB端子も確認する
テレビモードでUSBゲーミングイヤホンを使う場合は、Switch 2ドック側のUSB端子へ接続する方法があります。
USB-Cドングルしか付属しない製品では、USB-CからUSB-Aへ変換するアダプターが必要になる場合があります。製品に純正の変換アダプターが付属しているなら、まずは付属品を使ってください。
携帯モードでは使えるのに、テレビモードでは音が出ない場合は、次の項目を確認します。
- ドックのUSB端子へドングルを直接挿す
- 別のUSB端子へ挿し替える
- 付属のUSB-C・USB-A変換アダプターを使う
- USBハブを外す
- ドングルを2.4GHzモードへ切り替える
- Switch 2をドックへ挿し直す
USBハブを通すと認識しない場合があるため、原因を調べるときはドックへ直接接続するのがおすすめです。
USB接続では音声の出力先とマイク設定を確認する
USB-Cドングルの接続が完了していても、ゲーム音がテレビから出続ける場合があります。
そのときはHOMEボタンを長押しし、クイック設定から音声の出力先と音量を確認してください。ドングルを抜き差ししたあと、認識まで少し時間がかかる場合もあります。
ゲームチャットでマイクを使う場合は、チャット画面のマイクがミュートになっていないか確認します。イヤホン本体やドングルにミュートボタンがある製品では、そちらも確認してください。
任天堂の案内では、USB接続のヘッドセットはSwitch 2本体のUSB Type-C端子、またはドックのUSB端子へ接続できます。ゲームチャットで使える機器の公式案内も参考にしてください。
ほかのUSB機器を外してから接続する
USBカメラ、コントローラー、キーボード、USBハブなどを同時に接続している場合は、イヤホン以外のUSB機器をいったん外してみましょう。
複数の機器を接続していると、電力や機器認識の問題を切り分けにくくなります。
最初は次の最小構成で試してください。
- Switch 2本体
- 純正ドックとACアダプター
- ゲーミングイヤホンのドングル
- Joy-Con 2またはコントローラー1台
この状態で音が出るなら、あとから外したUSB機器を一つずつ戻していきます。どの機器を接続したときに問題が再発するか確認すると、原因を見つけやすくなります。
3.5mm有線イヤホンから音が出ない原因と直し方

3.5mm有線イヤホンは、ペアリングや充電が必要ありません。音の遅れもほとんど気にならないため、ゲームとの相性がよい接続方法です。
それでも音が聞こえない場合は、プラグの差し込み、規格、ケーブルの断線を順番に確認します。
イヤホンプラグを奥まで差し込めているか確認する
有線イヤホンで最初に確認したいのが、プラグの差し込みです。
一見つながっているように見えても、プラグが数ミリ浮いていると、音が片側からしか聞こえなかったり、本体スピーカーから音が出続けたりします。
Switch 2へ保護ケースを装着している場合は、とくに注意してください。ケースの厚みがイヤホンプラグの根元へ当たり、奥まで入らないことがあります。
一度ケースを外し、イヤホンプラグをまっすぐ奥まで差し込んでください。
接触が不安定な状態では、プラグを回したときだけ音が聞こえる場合があります。この症状が出るなら、イヤホンケーブルの断線や端子の接触不良も考えられます。
4極CTIA規格のイヤホンマイクか確認する
Switch 2のヘッドホンマイク端子は、3.5mmの4極ステレオミニプラグで、CTIA規格に対応しています。
一般的な3極イヤホンは、ゲーム音を聞くだけなら使える可能性があります。一方、イヤホンに付いているマイクも使いたい場合は、4極CTIA規格の製品を選ぶ必要があります。
似た規格としてOMTPがあります。プラグの形が同じでも、マイクとアースの配置が異なるため、音が正常に聞こえなかったり、マイクが反応しなかったりします。
商品ページでは、次の表記を確認してください。
- 3.5mm4極
- CTIA規格
- マイク付き
- Nintendo Switch対応
- ゲーム機対応
パソコン向けヘッドセットには、音声とマイクのプラグが別々になっている製品もあります。そのままSwitch 2へ接続することはできないため、4極へまとめる変換ケーブルが必要です。
Switch 2 Proコントローラーへ接続している場合を確認する
Switch 2 Proコントローラーには、ヘッドホンマイク端子が搭載されています。
テレビから離れた位置で遊ぶときは、イヤホンをコントローラーへ接続できるため便利です。長い延長ケーブルを用意する必要もありません。
コントローラーへイヤホンを挿しても音が出ない場合は、次の項目を確認します。
- ProコントローラーがSwitch 2へ正常に接続されているか
- コントローラーのバッテリーが残っているか
- プラグが奥まで入っているか
- 4極CTIA規格に対応しているか
- クイック設定の音量が小さくなっていないか
- ほかのBluetoothイヤホンが接続されたままになっていないか
切り分けが難しいときは、同じイヤホンをSwitch 2本体上部の端子へ直接つないでみてください。本体では使えるのにコントローラーでは使えないなら、コントローラー側の接続状態を重点的に確認できます。
延長ケーブルや変換ケーブルを外して試す
テレビモードで有線イヤホンを使うために、延長ケーブルや変換アダプターを利用している人もいるでしょう。
しかし、ケーブルを何本もつなぐほど、接触不良や規格違いが起きる場所も増えます。
音が出ないときは、次の機器を一度外してください。
- イヤホン延長ケーブル
- 音声分配ケーブル
- 3極・4極変換ケーブル
- USB-C変換アダプター
- ボリュームコントローラー
- USBオーディオ変換機器
イヤホンをSwitch 2本体またはProコントローラーへ直接つなぎ、音が出るか確認します。
直接接続では音が出るなら、途中に使用していたケーブルや変換アダプターが原因です。一つずつ追加し、どの段階で聞こえなくなるか調べましょう。
断線や端子の汚れを確認する
イヤホンを長く使っていると、プラグの根元や左右へ分岐する部分が断線することがあります。
次のような症状がある場合は、断線の可能性があります。
- ケーブルの角度を変えると音が聞こえる
- 片側だけ音が出ない
- 音が途切れたり戻ったりする
- ノイズが入る
- マイクだけ反応しない
イヤホンをスマートフォン、パソコン、別のゲーム機へつなぎ、正常に使えるか確認してください。同時に、Switch 2へ別のイヤホンをつないでみると、本体側とイヤホン側のどちらに問題があるか判断しやすくなります。
端子にほこりや異物が見える場合でも、金属製の道具を差し込んだり、無理に奥をこすったりしないでください。故障を広げるおそれがあるため、自分で取り除けない場合はサポートへ相談しましょう。
有線タイプを検討している人は、ゲームレビナビのアンサーゲーミングイヤホンのレビューも参考になります。着脱式マイクや装着感など、有線イヤホンを選ぶときに気になるポイントを紹介しています。
Switch 2用ゲーミングイヤホンの選び方

Switch 2用のゲーミングイヤホンは、音質だけで選ぶと失敗することがあります。
どのようなゲームを遊ぶのか、携帯モードとテレビモードのどちらが中心なのか、ゲームチャットを使うのかによって、適した接続方法が変わるからです。
アクションやFPSにはUSB-C・2.4GHz接続を選ぶ
FPS、TPS、音楽ゲーム、アクションゲームを中心に遊ぶなら、USB-Cドングルを使う2.4GHz接続がおすすめです。
Bluetooth接続より音の遅れを抑えやすく、敵の足音や攻撃音を映像に近いタイミングで聞けます。
オンライン対戦では、画面の外にいる敵の位置を足音から判断する場面があります。音がわずかに遅れるだけでも、敵の方向をつかみにくくなることがあります。
ワイヤレスの快適さと低遅延を両立したい人は、次の点を確認しましょう。
- USB-Cドングルが付属する
- 2.4GHz接続に対応する
- Nintendo Switchへの対応が明記されている
- USB-CからUSB-Aへの変換アダプターが付属する
- 携帯モードとドック接続の両方で使いやすい
メーカーがNintendo Switch対応と記載していても、Switch 2での動作を個別に保証しているとは限りません。購入前にはメーカーの最新情報や販売店の対応表を確認してください。
RPG中心ならBluetoothでも使いやすい
RPG、シミュレーション、アドベンチャーゲームを中心に遊ぶ人は、Bluetoothイヤホンでも十分に楽しめる可能性があります。
専用ドングルを持ち歩かなくてもよく、Switch 2とイヤホンだけで接続できるのがメリットです。
私も物語をじっくり楽しむRPGでは、対戦ゲームほど音の遅れを意識しません。それよりも、長時間装着しても耳が痛くならないことや、ケースから取り出してすぐ使えることのほうが大切だと感じます。
ただし、Bluetoothでは次の制限があります。
- 音の遅延が発生することがある
- Bluetoothイヤホンのマイクを使えない
- 無線コントローラーの接続台数に制限がある
- ローカル通信中は利用できない
- Wi-Fiとの干渉で音が途切れる場合がある
手軽さを優先するか、遅延やマイク性能を優先するかを考えて選びましょう。
確実さと価格を優先するなら有線を選ぶ
接続トラブルをできるだけ減らしたい人には、3.5mm有線イヤホンが向いています。
有線イヤホンには次のメリットがあります。
- ペアリングがいらない
- 充電切れがない
- 音の遅れが少ない
- 比較的安価な製品が多い
- Switch 2本体へ直接接続できる
- 対応製品ならマイクも使える
ケーブルが邪魔になることはありますが、「遊ぼうと思ったらイヤホンの充電が切れていた」という心配はありません。
携帯モードでは、L字型や90度に曲がったプラグを採用する製品が使いやすいです。まっすぐなプラグより飛び出しが少なく、手や服に引っかかりにくくなります。
ゲームチャットを使うならマイクの接続方式を確認する
オンラインゲームやゲームチャットを利用する人は、マイクの有無だけで製品を選ばないようにしましょう。
Bluetoothイヤホンに高性能なマイクが搭載されていても、Switch 2とBluetooth接続した状態では、そのマイクを入力機器として使えません。
イヤホン側のマイクを使いたい場合は、次の接続方法が候補です。
- マイク入力に対応するUSB-Cドングル
- Switch 2対応のUSBゲーミングイヤホン
- 4極CTIA規格の有線イヤホンマイク
- Switch 2 Proコントローラーのヘッドホンマイク端子
製品によっては、USB-Cドングル接続時にはマイクを使えるものの、Bluetooth接続時には使えない場合があります。
反対に、スマートフォンとの通話では使えても、ゲーム機へ接続したときはマイク非対応になる製品もあります。商品説明の「マイク搭載」という言葉だけでなく、接続先ごとの対応表まで確認してください。
長時間遊ぶなら装着感とバッテリーを重視する
ゲーム用イヤホンでは、音質や遅延に目が向きがちですが、装着感も非常に大切です。
音質がよくても、耳が痛くなって一時間で外したくなるイヤホンでは、RPGやシミュレーションゲームをじっくり楽しめません。
私自身、以前はドライバーサイズや周波数特性を先に見ていました。しかし、長時間ゲームを遊ぶほど、イヤーピースのサイズやイヤホン本体の重さが気になるようになりました。
購入時は次の点も確認しましょう。
- イヤーピースのサイズが複数付属するか
- 片耳が重すぎないか
- 耳から大きく飛び出さないか
- 連続再生時間が自分のプレイ時間に足りるか
- 充電ケースを含めた総再生時間
- 急速充電に対応するか
- 外音取り込みを利用できるか
- 汗や軽い水滴に耐えられるか
耳が痛くなる場合は、イヤホン本体だけでなく、イヤーピースのサイズが合っていない可能性があります。大きすぎるものだけでなく、小さすぎるイヤーピースも、落ちないよう耳へ押し込みすぎる原因になります。
Switch 2におすすめのゲーミングイヤホン5選

ここからは、Switch 2で使いやすいゲーミングイヤホンを5つ紹介します。
各メーカーがNintendo Switchへの対応を案内している製品や、Switch 2の3.5mm端子へ接続しやすい製品を選びました。
ただし、Nintendo Switch対応とSwitch 2での動作保証は同じではありません。ファームウェアや製品仕様が変更されることもあるため、購入前にメーカーの最新対応情報を確認してください。
| 製品 | 主な接続方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| SteelSeries Arctis GameBuds | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | ANCとゲーム向けプリセット | 性能を重視する人 |
| ROG Cetra True Wireless SpeedNova | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | 長時間バッテリーと多機能性 | 高性能モデルが欲しい人 |
| JBL Quantum TWS Air | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | 軽量で外音取り込みに対応 | バランス重視の人 |
| Soundcore VR P10 | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | 約30msの低遅延 | コスパを重視する人 |
| HyperX Cloud Earbuds II | 3.5mm有線 | 充電不要で接続が簡単 | 確実さを重視する人 |
SteelSeries Arctis GameBuds|音の遅れを抑えて本格的に遊びたい人
SteelSeries Arctis GameBudsは、USB-Cドングルを使った2.4GHz接続とBluetooth接続に対応する完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。
メーカー公式ページでは、ドングルによるSwitchへのプラグ&プレイ接続が案内されています。USB-CからUSB-Aへの変換アダプターも用意されているため、携帯モードだけでなく、ドックへ接続するときにも使いやすい構成です。
ゲームでは2.4GHz接続、スマートフォンで音楽を聴くときはBluetoothという使い分けができます。イヤホンを3回タップして接続方式を切り替えるクイックスイッチにも対応しています。
主な特徴は次のとおりです。
- 2.4GHzとBluetooth 5.3に対応
- Switchを含む複数のゲーム機へ接続可能
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- 外音取り込みに対応
- ゲーム向け音質プリセットを利用可能
- 一回の充電で最大10時間
- 充電ケースを含めて最大40時間
- Qiワイヤレス充電対応
周囲の音を抑えながらゲームへ集中したい人や、FPSで足音を聞き分けたい人に向いています。
一方、機能が多いぶん価格は高めです。RPGを遊ぶときにBGMを聞ければ十分という人には、少しオーバースペックかもしれません。
性能、装着感、ワイヤレスの自由さを妥協したくない人にとって、有力な候補です。詳しい仕様はSteelSeries公式製品ページで確認できます。
なお、Arctis GameBudsには接続先に合わせたモデルがあります。購入時は、使用するゲーム機とドングルの対応状況を必ず確認してください。
ROG Cetra True Wireless SpeedNova|ANCと長時間バッテリーを重視する人
ROG Cetra True Wireless SpeedNovaは、2.4GHzとBluetoothの両方に対応する高性能ゲーミングイヤホンです。
メーカーは、BluetoothモードとSpeedNovaドングルモードの両方でNintendo Switch対応を案内しています。
2.4GHz接続時は、ROG SpeedNovaワイヤレス技術によって低遅延で安定した接続を目指しています。映像と効果音のずれを抑えたいアクションゲームやFPSと相性がよい製品です。
主な特徴は次のとおりです。
- Bluetoothと2.4GHzのデュアルモード
- USB-Cドングル付属
- USB-CからUSB-Aへの変換アダプター付属
- Adaptive ANC搭載
- 外音を取り込めるアンビエント機能
- 骨伝導センサーを利用したAIマイク
- Bluetoothモードで最大46時間
- 2.4GHzモードで最大36時間
- IPX4の防滴性能
- ワイヤレス充電対応
長時間プレイする人にとって、充電ケースを含めたバッテリーの長さは大きな魅力です。
5分間の充電で最大1時間使える急速充電にも対応しています。遊ぼうと思ったときにバッテリーが少なくても、短時間の充電で再開しやすいでしょう。
注意点は、機能が多く価格も高めであることです。ゲーム中にANCを使わない人や、週末に短時間だけ遊ぶ人には、もっと手頃な製品でも十分かもしれません。
Switchだけでなく、PC、PlayStation、スマートフォンでも一つのイヤホンを使い回したい人に向いています。詳細はASUS公式製品ページを確認してください。
JBL Quantum TWS Air|軽さと機能のバランスを重視する人
JBL Quantum TWS Airは、2.4GHzワイヤレスドングルとBluetooth 5.2に対応した完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。
付属のドングルを使えば、ゲームでは低遅延の2.4GHz接続を利用できます。Bluetooth対応機器とも接続できるため、Switchだけでなくスマートフォン用イヤホンとしても使いやすい製品です。
主な特徴は次のとおりです。
- 2.4GHzワイヤレスドングル付属
- Bluetooth 5.2対応
- Nintendo Switch対応
- 外音取り込み機能
- 4つのビームフォーミングマイク
- イヤホン単体で最大8時間
- ケースを含めて最大24時間
- IPX4の防滴性能
- 専用アプリから音質を調整可能
家族から声をかけられることが多いリビングでは、外音取り込み機能が役立ちます。イヤホンを外さなくても周囲の音を確認しやすく、ゲームへ集中しながらも完全に周りの音を遮断したくない人に向いています。
一方、JBL QuantumSURROUNDなど、一部の機能はPC用ソフトウェアでのみ利用できます。Switch 2へ接続しただけですべての機能を使えるわけではありません。
また、時期によって公式ストアや販売店の在庫状況が変わる可能性があります。価格だけでなく、保証を受けられる正規販売店かどうかも確認してください。
機能と装着感のバランスを取りながら、2.4GHzとBluetoothを使い分けたい人におすすめです。最新情報はJBL公式製品ページで確認できます。
Soundcore VR P10|低遅延イヤホンをコスパ重視で選びたい人
Soundcore VR P10は、USB-Cドングルを使った2.4GHz接続に対応する完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。
もともとはVRゲームとの相性を重視した製品ですが、メーカー公式ページでは、USB-Cドングル使用時の対応機器としてNintendo Switchも挙げられています。
独自のLightningSync技術とLC3コーデックを利用し、ドングル接続時に約30msの低遅延を実現すると案内されています。
主な特徴は次のとおりです。
- USB-Cドングル付属
- 約30msの低遅延接続
- Bluetooth 5.2対応
- Nintendo Switch対応
- 11mmドライバー
- イヤホン単体で最大6時間
- ケースを含めて最大24時間
- IPX4の防滴性能
- ゲーム向けイコライザー
- スマートフォンとの同時接続に対応
ゲーム音はUSB-Cドングルから聞き、スマートフォンはBluetoothで接続する使い方もできます。ゲームをしながらスマートフォン側の通話を利用したい人には便利です。
注意したいのは、ドングルのパススルー充電です。製品ページには充電しながら使える機能が案内されていますが、パススルー充電はMeta Quest 2のみ対応とされています。Switch 2をドングル経由で充電できると考えて購入しないようにしましょう。
また、アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みには対応していません。電車や人の多い場所で騒音を抑えたい人より、ゲームでの低遅延と価格のバランスを重視する人向けです。
詳しい仕様はAnker公式製品ページで確認できます。
HyperX Cloud Earbuds II|設定に迷いたくない有線派におすすめ
HyperX Cloud Earbuds IIは、3.5mm端子へ接続する有線ゲーミングイヤホンです。
完全ワイヤレス製品のような自由さはありませんが、ペアリングや充電が不要で、接続方法が分かりやすいのが魅力です。
メーカーはNintendo Switchへの対応を明記しており、3.5mm接続を利用するSwitch 2でも選択肢になります。ただし、購入時には最新の対応情報も確認してください。
主な特徴は次のとおりです。
- 3.5mm有線接続
- Nintendo Switch対応
- 14mmドライバー
- マイク内蔵
- 4サイズのイヤーピースが付属
- 90度の低い形状のプラグ
- 持ち運び用ハードケース付属
- 充電不要
携帯モードでは、まっすぐ伸びるプラグより、90度に曲がったプラグのほうがケーブルを取り回しやすくなります。手に当たりにくく、移動中にも使いやすい形状です。
有線なので、Bluetooth特有の遅延やバッテリー切れを気にする必要もありません。イヤホンを挿してすぐゲームを始めたい人に向いています。
注意点は、ケーブルが服やコントローラーへ触れると、こすれる音が伝わる場合があることです。テレビから離れて遊ぶ場合は、Switch 2 Proコントローラーのイヤホン端子へ接続すると使いやすくなります。
高価なワイヤレスイヤホンを買う前に、まずは分かりやすい有線接続を試したい人にもおすすめです。製品情報はHyperX公式製品ページで確認できます。
まとめ|Switch 2でイヤホンから音が出ないときは接続方法ごとに確認しよう

Switch 2でゲーミングイヤホンが使えないときは、まずBluetooth、USB-C、3.5mm有線のどの方法で接続しているか確認しましょう。
Bluetoothイヤホンが使えない場合は、スマートフォンへの自動接続、無線コントローラーの台数、ローカル通信、機内モード、2.4GHz帯のWi-Fi干渉を確認してください。
Bluetooth接続ではイヤホン側のマイクを使えません。ゲーム音が正常に聞こえているのに自分の声が届かない場合は、故障ではなくSwitch 2の仕様です。
USB-Cイヤホンやドングル式イヤホンでは、接続モード、USB-C端子、変換アダプター、製品の対応機種を確認します。携帯モードでは使えるのにテレビモードでは使えない場合は、ドックへ直接接続してみましょう。
有線イヤホンでは、プラグが奥まで入っているか、ケースが干渉していないか、4極CTIA規格に対応しているかを確認します。延長ケーブルや変換アダプターを外し、本体へ直接つなぐと原因を切り分けやすくなります。
接続方法の選び方は、次のとおりです。
- 手軽さを優先するならBluetooth
- 音の遅れを抑えたいならUSB-C・2.4GHz
- 充電不要と確実さを優先するなら3.5mm有線
- イヤホン側のマイクを使いたいなら対応USBまたは4極CTIA有線
せっかく面白いゲームを始めても、音が聞こえなかったり、映像と効果音がずれたりすると、ゲームの世界へ思うように入り込めません。
イヤホンが使えないからとすぐに故障だと決めつけず、接続方式に合わせて一つずつ確認してみてください。
自分に合ったイヤホンと接続方法を選べば、キャラクターの声、壮大なBGM、敵の足音まで聞き取りやすくなります。快適な音の環境を整えて、Switch 2のゲームをこれまで以上に楽しみましょう。

















