攻撃時の配置を変えたら、パスの選択肢が増えて楽しくなった。ところが、ボールを失うと相手があっという間にゴール前へ。「守備時のフォーメーションも設定したのに、どうして誰も戻っていないの?」と感じていませんか。

可変フォーメーションは、攻撃時と守備時で異なる配置を使える機能です。eFootball公式も、攻撃時にはビルドアップで数的優位を作り、守備時にはコンパクトな形で対応する例を紹介しています。ただし、守備時の配置を整えれば、ボールを奪われた瞬間から全員がその場所にいるわけではありません。実際の試合では、失ったときに選手がどこにいるかが大切です。eFootball公式「v6.0.0 Information」

この記事では、守備が間に合わないときに確認したいことを、次の3つに絞りました。

  1. 攻撃時の配置に、ボールを失った後の備えがあるか
  2. 守備時の配置で、危険な場所を守れるか
  3. 同じ選手に、攻守で無理な役割を任せていないか

難しい戦術を一から覚える必要はありません。まずは自分の失点シーンを一つ思い出しながら、順番に見ていきましょう。

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可変フォーメーションで守備が遅れるとき、最初に見るべきこと

可変フォーメーションで攻守の配置を確認するサッカーの試合

可変フォーメーションは攻撃時と守備時の配置を分けて考える

可変フォーメーションの魅力は、攻撃しやすい形と守りやすい形を、それぞれ考えられるところです。攻撃時はサイドに選手を広げてパスコースを作り、守備時は中央を厚くする。そんな工夫ができると、チーム作りがぐっと面白くなります。

一方で、ゲームプランに表示される二つの配置は、試合中のすべての瞬間を表すものではありません。味方が攻め上がった直後にパスを奪われれば、その選手は前にいます。守備時の形が完成するまで、相手が待ってくれるわけでもありません。

ここを見落とすと、「守備時は人数を増やしたはずなのに、カウンターでは足りない」という状態になります。私も攻撃の形を考えるときは、つい「ここにもう一人いたらパスがつながる」と前へ置きたくなります。でも、その一人を動かした後、ボールを失った場所に誰が残るかまで考えて初めて、攻守がつながります。

「戻るのが遅い」を選手の能力だけで判断しない

相手の速いFWに抜け出されると、こちらのDFのスピードやスタミナが足りないように感じます。もちろん、選手の能力が影響する場面はあります。ただ、毎回同じ場所からカウンターを受けるなら、選手を替える前に配置を確認してみてください。

たとえば、中央でボールを失うたびに相手の縦パスが通るなら、中盤の守備役が攻撃時に前へ出すぎているかもしれません。サイドで奪われるたびに大きなスペースを使われるなら、その側の後方に誰が残るかを見たいところです。

守備が遅れて見える原因は、「走るのが遅い」だけとは限りません。戻らなければならない距離が長い、あるいは戻るまで危険なコースをふさぐ人がいないこともあります。配置なら、手持ちの選手のまま見直せます。

チェックする順番は攻撃時・守備時・攻守のつながり

見直す順番は、攻撃時の配置、守備時の配置、そして両方で同じ選手が担う役割です。いきなり全員の位置を動かすと、何が失点の原因で、何を変えたから守りやすくなったのか分からなくなります。

最初は「中央を割られる」「片側のサイドを使われる」など、困っている場面を一つだけ決めてください。その場面に関わる二、三人を見比べるだけでも、修正する場所が見えてきます。

チェック①:攻撃時の配置に、失った直後の備えはあるか

攻撃時に中央へ守備の備えを残すサッカーの配置

前線に人数をかけたとき、中央には誰が残る?

攻撃時の配置を見るとき、最初に確認したいのは前線の人数よりも中央の後方です。攻撃的な選手が多いと、近い距離でパスをつなげますし、相手を押し込む楽しさもあります。私もサッカーゲームでは、選手が次々に攻撃へ参加する場面が好きです。

ただ、中央の選手まで全員が前へ出ると、ボールを奪われた瞬間に相手の縦パスを受け止める人がいなくなります。相手は必ずしも何本もパスをつなぐ必要がありません。空いた中央へ一度通せれば、こちらの最終ラインは後ろ向きで対応することになります。

ゲームプランを開いたら、「相手に中央で奪われた場合、最初に前をふさげるのは誰か」と自分に聞いてみてください。名前をすぐに挙げられないなら、まず中盤の一人を少し後ろに置く、攻撃参加の役割が重なっていないかを見る、といった調整が候補になります。

これは、常に多くの選手を後方へ残すという意味ではありません。攻撃の人数を減らしすぎると、今度はボールを前へ運べなくなります。自分がよくボールを失う場所の後ろに、支え役がいるかを考えるのが出発点です。

両サイドを同時に上げて、背後が広く空いていないか

サイドに幅を作ると、相手の守備が横に広がり、中央にもスペースが生まれます。攻撃では気持ちのいい形です。しかし、左右の選手が同時に高い位置を取っていると、奪われた後に広い範囲を少ない人数で守ることになります。

特に確認したいのは、自分がボールを持っている側とは反対のサイドです。攻撃中は画面や視線がボール付近に集まりやすく、逆側の後方がどうなっているかを見落としがちです。相手が奪ってすぐに逆サイドへ展開してくるなら、そこに残る選手がいるかを見直しましょう。

毎回同じ側から崩されるなら、その側の選手だけを少し控えめな配置にする方法もあります。左右を必ず同じ形にする必要はありません。よく攻める側は支えを増やし、反対側は無理に前へ出さない。そうした小さな違いで、失った後の対応が変わることがあります。

攻撃を少し控えるなら、どの位置から見直す?

「守備を安定させたい」と思ったとき、前線の人数を一気に減らすのはもったいないと私は感じます。せっかく作った攻撃の楽しさまで消えてしまうからです。まずは、失点の直前に空いていた場所につながる一人だけを見直してみましょう。

中央を通されるなら、中盤の支え役。サイドの背後を使われるなら、その側の後方を守る役。相手の最初のパスを止められないなら、ボールを失う場所の近くにいる選手。このように失点シーンから逆算すると、変更すべき位置を絞れます。

もう一つ見たいのは、攻撃時にどこで無理をしているかです。配置を変えても、味方が大勢前へ出たところで毎回難しい縦パスを狙えば、整う前の守備を繰り返すことになります。パスを一度戻す、相手が集まった側から逆へ運ぶといった判断も、攻撃を続けながら守備の負担を減らす方法です。

配置の調整とボールの失い方はセットで考えてください。「この形は攻めやすいのに、失うと危ない」と気づければ、フォーメーションを丸ごと捨てなくても改善できます。

たとえば自陣で奪ったボールをサイドへ運び、味方が上がったところで相手に引っかけられる場面を考えてみます。このとき「右サイドバックが戻らない」と感じても、右側に誰も残さず攻撃していれば、その選手一人に広い範囲を守らせることになります。まずは失った位置と相手の最初のパスを見て、どの選手が一歩目を担当するのかを決めましょう。サイドバックの位置を下げる、近くの中盤を支えに置く、無理なパスを減らす。試す方法は一つではありません。攻撃で何を残したいかによって、選ぶ修正も変わります。

チェック②:守備時の配置で、中央とサイドを受け止められるか

中央とサイドを守るサッカーの守備陣形

最終ラインの人数より、中央の通り道を見る

守備時の配置を作るとき、DFの人数だけに目が行きがちです。しかし、最終ラインに選手が並んでいても、その手前を相手が自由に進めるなら、守備は苦しくなります。相手が前を向いてパスを選べる状態では、DFが何人いても、裏へのボールやワンツーに対応し続けなければなりません。

まずは、相手が中央を運んできた場面を想像してください。こちらの中盤が進路をふさげるか。相手FWへ縦パスが入るコースに人がいるか。DFが前へ飛び出さなくても対応できるか。守備時の配置は、こうした「相手をどこで遅らせるか」から考えると分かりやすくなります。

ボールを奪えなくても、相手の攻撃を外側へ向けたり、後ろへのパスを選ばせたりできれば、その間に味方が守備位置へ戻れます。守備の最初の仕事は、必ずしも一発で奪うことではありません。相手に簡単な前進を許さないことも大事です。

守備操作の基本をもう少し整理したい方には、ゲームレビナビの「なぜeFootball(旧ウイイレ)は勝てないのか?初心者が知らない3つの罠」も役立ちます。CBでボールを追いすぎたときに何が起こるかを紹介しています。

サイドへ運ばれたとき、誰が最初に対応する?

中央を厚くすると、今度はサイドが気になるかもしれません。ここで大切なのは、サイドのすべての位置を一人で守ろうとしないことです。相手が外へ運んだとき、最初に近づく選手と、その後ろで中央やゴール前を守る選手が分かれているかを見ます。

たとえば、相手のサイドの選手へ対応するためにCBを大きく外へ動かすと、中央に空いた場所を別の選手に使われる可能性があります。サイドで相手を遅らせる選手がいれば、CBは中央を守りながら次のプレーに備えられます。

守備時の配置を見て、外側へ出られる選手が遠すぎないか、その選手が出た後ろを誰がカバーするかを確かめてください。クロスからの失点が多い場合も、最後に競り合ったDFだけを責める前に、相手に余裕を持ってクロスを上げさせていなかったかを振り返りたいところです。

守備の形が整うまで、奪いに行く選手を増やしすぎない

ボールを奪われた直後は、反射的に近くの選手を突っ込ませたくなります。ここで奪い返せれば気持ちがいい一方、かわされると、まだ守備へ戻っていない味方の前に大きな空間ができます。

私は、守備が間に合わないと感じるときほど、「今すぐ奪う」より「相手の一番危険なパスを遅らせる」と考えるほうが落ち着いてプレーできると思います。まず中央へのコースを意識し、相手に横や後ろを選ばせる。味方が戻ってから、奪える場面を狙います。

配置を見直しても、毎回CBを引っ張り出してしまえば、ゴール前の中央は空きます。守備時のフォーメーションと、試合中に誰を動かすかは両方大切です。「配置を変えたのに改善しない」ときは、この操作も一緒に確認してください。

守備時の画面を確認するときは、相手が中央、右、左の三方向から来る場面をそれぞれ想像してみてください。中央から来たら誰が前をふさぐか。サイドから来たら誰が寄せ、その間に誰がゴール前を守るか。答えられない場所が、自分の守備で不安になりやすい場所です。選手をきれいに並べることより、相手が動いたときに味方同士の役割がつながることを優先しましょう。最初の一人が時間を作れれば、後ろの選手も慌てずに対応できます。

チェック③:同じ選手に、攻守で無理な役割を任せていないか

攻撃から守備へ切り替えて戻る選手

攻撃時と守備時の配置を、選手ごとに見比べる

三つ目のチェックでは、攻撃時と守備時の画面を、ポジション名だけで見比べないようにします。見るのは同じ選手が攻撃ではどこにいて、守備では何を任されるかです。

たとえば、攻撃時には高い位置でパスを受ける役を任せ、守備時には自陣の中央を守ってほしい選手がいるとします。その組み合わせ自体が必ず悪いわけではありません。ただ、前線でボールを失う場面が多ければ、その選手が守備時の役割を果たすまでに時間が必要です。

ゲームプランではきれいに見えるのに、試合で間に合わない。そんなときは、二つの配置を交互に開き、「誰に長い移動を頼んでいるか」を確かめてください。攻撃と守備、それぞれの完成形だけを見るより、間をつなぐ選手が見えてきます。

戻ってほしい選手が攻撃時に遠くへ出すぎていないか

特に気をつけたいのは、守備時に最初の対応をしてほしい選手です。その選手が攻撃時に遠く離れた位置を取っていると、相手のカウンターが始まった瞬間には対応できません。

この場合、守備時の配置だけをさらに後ろへ下げても、失った直後の空白が残ることがあります。攻撃時にその選手を少し近い位置へ置くか、失った直後は別の選手が最初に対応できるようにするか。どちらかを考えてみましょう。

「守備時にはここにいるはず」と思い込むほど、失点したときに操作が慌てがちです。試合中は、選手の現在位置を見て判断する必要があります。配置は守備の助けになりますが、目の前の選手を一瞬で目的の位置へ運んでくれるものではありません。

選手の特徴と任せたい役割がかみ合っているか

配置に無理がなさそうなら、その役割を任せた選手にも目を向けます。パスを受けて攻撃を組み立てたいのか、中央で相手の前進を遅らせたいのか、サイドを広く動いてほしいのか。同じ位置に置くとしても、求める仕事によって使いやすい選手は変わります。

公式のアップデート情報では、一部の選手について、攻撃時と守備時で異なるプレースタイルを持つことも案内されています。選手を選ぶ際は攻撃面だけで判断せず、守備時に期待する役割も確認したいところです。eFootball公式「v6.0.0 Information」

とはいえ、「この選手を持っていないから守れない」と考える必要はありません。まずは手持ちの選手が得意なことと、任せている仕事のずれを探すのがおすすめです。攻撃参加する選手ばかりを並べていないか、中央を支える役はいるか。選手の組み合わせについては、ゲームレビナビの「課金したのに勝てない人が見落としているポイント」でも詳しく触れています。

役割を見直すときは、攻守それぞれで「この選手に最初にしてほしい仕事」を一言ずつ書き出すのもおすすめです。攻撃ではパスの受け手、守備では中央の進路を消す役、というように並べると、両立しやすいか考えられます。答えが曖昧な選手がいても、すぐ交代させる必要はありません。まず配置を少し近づけるか、周囲の選手に最初の対応を任せるかを試してみてください。誰か一人が万能であることより、隣の味方と助け合える形のほうが安定します。

配置を変えたら、試合でどう確かめる?

配置変更の効果を試合で確かめる場面

一度に全部変えず、失点につながる場所を一つ選ぶ

可変フォーメーションを見直すと、攻撃時のサイドも、守備時の中盤も、選手の起用も、全部変えたくなるかもしれません。けれども、一度に変えるほど結果を判断しにくくなります。まずは直近の失点から、気になる場所を一つ選びましょう。

たとえば「中央を縦に通される」なら、攻撃時に中央へ残る選手だけを調整する。「右サイドの背後を繰り返し使われる」なら、その側で攻め上がる人数を見直す。修正する場所を絞れば、次の試合で見るべき場面もはっきりします。

試合に勝ったか負けたかだけで判断しなくて大丈夫です。相手や試合展開によって結果は変わります。狙っていた場所で、以前より相手を遅らせられたか。その小さな変化を見てください。

ボールを失った直後の数秒を観察する

検証するときに注目したいのは、守備の形が完成した後より、ボールを失った直後です。その瞬間、味方は何人残っていたか。相手の最初のパスはどこへ出たか。こちらは誰で対応したか。この三つを追うと、配置の問題が見つけやすくなります。

毎回細かく記録する必要はありません。「中央で失うと危ない」「逆サイドに振られると追いつけない」と、一言で言える程度で十分です。自分の失点には、思った以上に似た形があるものです。

逆に、失った直後は対応できているのに、その後でCBを前へ出して崩れるなら、配置をさらにいじるより守り方を見直したほうがよさそうです。原因に合った修正をするためにも、どの瞬間に苦しくなったかを分けて考えましょう。

「中央突破」「サイド突破」など失点の形を記録する

数試合だけ、失点の形を簡単にメモしてみる方法もあります。たとえば「中央の縦パス」「右サイドの背後」「クロス」「自分のパスミス直後」といった言葉で十分です。

三試合続けて同じ形が出るなら、そこは優先して直したい場所でしょう。一方、毎回まったく違う失点なら、特定の配置だけが原因とは限りません。相手の攻め方、自分のボールの失い方、選手を動かす判断も含めて見直す余地があります。

負けた直後は「全部ダメだった」と感じやすいですが、記録を取ると問題を小さくできます。ゲームを楽しみながら上達したいからこそ、私は反省点を増やしすぎないほうが続けやすいと思っています。

守れた場面も見て、攻撃のよさを残す

配置を変えた後は、失点だけでなく、うまく守れた場面も見てください。中央を通されずに相手が横パスへ逃げた。サイドへ運ばれても、クロスを上げる前に味方が戻れた。そうした場面は、調整が役立っている手がかりです。

同時に、攻撃が苦しくなりすぎていないかも確認します。守備を気にして選手を下げた結果、前線に受け手がいなくなり、すぐ相手へボールを渡してしまっては、守る時間が増えます。

私が可変フォーメーションで大事にしたいのは、攻撃の面白さを残しながら、失った後に慌てない形を探すことです。守備だけを完璧にしようとせず、「攻めやすさ」と「戻りやすさ」の両方を試合で確かめてください。

試合を振り返る時間がない人は、終了後に一行だけ残してみてください。「左で失った後、中央へ通された」「右で奪われたが、中盤が時間を作れた」といった短いメモです。次の試合で同じ形が起きたら、今度は失う前に味方の位置を見る。その繰り返しで、配置を見る目が少しずつ育ちます。勝敗を気にしすぎると見逃しがちな改善も、自分の言葉で記録すると見つけやすくなります。ゲームを楽しむ時間を削らない程度の記録で十分です。

それでも守備が間に合わないときの見直し方

サッカーの戦術ボードで守備配置を見直す様子

選手を戻しても失点するなら、最初の守り方を確認

中盤に選手を残したのに、まだカウンターを止められない。そんなときは、その選手をどう動かしているかを見てみましょう。ボールを奪おうとして一直線に近づき、かわされた後ろを使われているなら、人数がいても守備は間に合いません。

最初の対応では、相手とゴールの間に入り、危険な中央へのパスを意識します。相手の前進を少し遅らせれば、後方の選手が位置を整える時間が生まれます。相手のタッチが大きくなったときなど、奪いに行ける場面を選ぶほうが、毎回飛び込むより落ち着いて守れます。

また、ボールを持つ相手だけでなく、その先にいる受け手も見てください。目の前の選手に対応できても、中央のパスコースを開けてしまえば、相手の攻撃は一気に進みます。配置で作った守備の形を、自分の操作で崩していないかが確認点です。

自動配置を使った後こそ、攻守両方を見直す

編成を素早く整えたいとき、自動配置は便利です。ただし、可変フォーメーションをオンにしている場合、自動配置は攻撃フォーメーションと守備フォーメーションの両方を対象にします。利用した後は、二つの画面を見比べ、自分が任せたい役割になっているか確認しましょう。eFootball公式「v6.0.0 Information」

特に、この記事の三つ目のチェックを思い出してください。攻撃時には遠くへ出る選手に、守備時はすぐ中央を守ってほしいと期待していないか。位置だけでなく、どの選手がその位置に入っているかまで見ることが大切です。

「自動で並べたから、あとは試合をするだけ」と考えるより、最初の形を作ってもらい、気になる一、二か所を自分で調整する感覚が使いやすいと思います。そこで考えた理由があると、失点した後も次の修正を選びやすくなります。

相手や試合展開によって、正解が変わることもある

同じ配置でも、中央を狙う相手には守りやすく、サイドを大きく使う相手には苦しく感じることがあります。こちらがリードしているときと、得点を取りに行きたいときでも、前へ出したい人数は変わります。

だから、一試合の敗戦だけで「この可変フォーメーションは失敗」と決めなくて大丈夫です。どの相手に、どの場所を使われたのかを見てください。普段は安定しているのに特定の攻め方だけに苦しむなら、基本の配置は残し、対応する場所を絞って考えられます。

反対に、相手が変わっても毎回同じ場所が空くなら、自分の配置や操作に共通した原因があるかもしれません。勝敗よりも失点の形を見ると、直すべきところが見えてきます。

よくある疑問:可変フォーメーションを使わないほうがいい?

可変フォーメーションを使えば、必ず守りやすくなるわけではありません。攻守の配置を考えるのが楽しく、自分の狙いもはっきりしているなら、試しながら調整する価値があります。一方、今は守備操作そのものに慣れたいなら、まず分かりやすい配置でプレーを安定させるのも一つの方法です。

大切なのは、流行の形を無理に使うことではなく、自分が試合中に「誰がどこを守るか」を把握できること。攻撃時と守備時の役割を自分の言葉で説明できるようになれば、可変フォーメーションも使いやすくなります。

どうしても判断がつかないときは、気になる場面だけ設定を元に戻して比べるのも方法です。変更前のほうが守りやすかったなら、どの選手の位置が違ったのかを確認できます。調整は前へ進むだけではなく、戻して理由を探すことも大切です。自分に合う形が分かれば、次に新しい配置を試すときの基準になります。

まとめ:まずは3チェックで、攻める楽しさと守る安心感を両立しよう

攻撃と守備のバランスが取れたチームの配置

攻撃時に誰を残すか

ボールを失った場所の後ろに、相手の前進を遅らせられる選手がいるか確認しましょう。特に中央を通されやすい人は、中盤の支え役から見ると原因を絞りやすくなります。

守備時にどこを守るか

守備時の配置は人数だけでなく、中央の通り道とサイドへの最初の対応を見ます。すぐに奪えなくても、相手を遅らせられれば味方が戻る時間を作れます。

攻守で同じ選手に無理をさせていないか

攻撃時と守備時の画面を選手ごとに見比べ、遠く離れた役割を任せていないか確かめてください。配置を変えたら、次の試合ではボールを失った直後の数秒に注目します。

可変フォーメーションの調整は、一度で完成させなくて大丈夫です。まずは自分が一番困っている失点の形を一つ選び、一か所だけ変えてみてください。攻める楽しさを残したまま、少しずつ守れる形を見つけていきましょう。