Action(PS4)

【レッド・デッド・リデンプションⅡ】〖プレイ感想・評価〗

あんそる

レッド・デッド・リデンプションⅡをプレイしようか迷っている人へ
「レッド・デッドシリーズは初めてだが楽しめるのだろうか?」
「オープンワールド型アクションゲームはやったことがないが面白いのか?」
「2018年の発売だが古さを感じるのだろうか」

こんな風に思っていませんか?
このような疑問に出来る限りお答えします

ゲーム内容

アメリカ合衆国のロックスター・ゲームスより発売されたオープンワールド型アクションアドベンチャーゲームです。

レッド・デッドシリーズの第3作目であり、アメリカでは社会現象にもなったほど人気の高いゲームタイトルです。

1899年のアメリカでギャングとしての生き様を描いた物語は誰もが引き込まれます。

法執行官から逃れながら、賞金稼ぎや強盗・殺人などを繰り返しながら生きていくしかないギャングの物語は圧巻です。

また主人公が決断した言動や行動により、周りの反応が変わり、人相が変化し、ストーリーの演出やエンディングが変わるシステムを採用しています。

自分だけのストーリーを西部劇の映画の中で体験することができるゲームタイトルです。

ジャンルアクションアドベンチャー
開発元ロックスター・ゲームス
販売元テイクツー・インタラクティブジャパン
発売日             2018年10月26日
メーカー希望小売価格  3.300円+税
対応機種PlayStation 4/Xbox One/Microsoft Windows

感想・評価

面白かったです。

オープンワールド型なのでマップは自由に移動できるのですが、大自然の映像美は圧巻でした。

雪山に残る自分の足跡や、川を流れる水の表現、木々が風に揺らぐ光景や背景にある山々のリアル感など全てが現実にように美しく表現されています。


そしてギャングという立場で人生を歩むことになるのですが、良心の葛藤があり、様々な立場の人々の想いが伝わり考えさせられます。

現実世界では絶対に体験できない物語が満載なのでとても面白いです。まるで西部劇の映画の中を冒険しているかのようです。


またこのゲームタイトルを人気シリーズにしている要素は「名誉レベル」というシステムにあります。

主人公の行動が道徳的だったのか、不名誉な選択をしたのかで名誉レベルが変化していきます。

名誉レベルが変化すると、周りの人の反応が変わったりストーリーやエンディングも変化します。

自分の選択によって人生が変わり、自分だけのストーリーを味わうことができるのです。

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【評価点】

ギャングとしての人生を体験

開拓時代が終わり時代が急激に変わっていく中で、時代の流れに逆らって生きていくしかない男たちの物語です。

1899年のアメリカ合衆国が舞台となっています。無法者のギャングの取り締まりが強化されて、降伏しない者は命を狙われる時代となったのです。

そんな中で主人公のアーサーは小さい頃からギャングとして生きてきました。ギャングしか知らない人生をこのゲームタイトルでは体験することができます。


連邦捜査官に追われる日々の中でギャングが生きていくには、強奪や暴力、窃盗を繰り返すしか方法がありません。

犯罪に手を染めているという罪悪感を感じながら生きていくことになります。

生きていくためには仕方がないと自分に言い聞かせながら、周りの人の感情など様々な要因により、とても考えさせられるストーリー展開となっています。

まず現実世界では絶対に体験することができません。斬新で新鮮な人生を体験できます。

圧倒的な大自然の映像美

2018年発売のゲームタイトルですが映像のクオリティが非常に高いです。

プレイを始めた頃は雪山での行動となるのですが、雪が降り積もっている描写のリアル感が素晴らしかったです。

雪山でキャラクターが歩くと足跡がつきますが、馬での行動の時は、馬で走った跡がつきます。

景色だけでなく背景の山々もしっかりと作り込まれている印象です。

本当に現実の世界を旅しているかのような錯覚を感じる程の綺麗さです。


また人物の表現も素晴らしいです。

動きもリアル感がありまったく違和感なく映画のように眺めることができます。

そして人物の顔の描写が実際の写真のような映像美で驚きました。

顔のしわやシミ、微妙な表情の変化、肌の乾燥など顔を見るだけで感情が読み取れるほどクオリティが高いです。

映画の中でギャングとしての体験ができるオープンワールド型アクションアドベンチャーゲームです。

自分の行動によりストーリーが変化

前作同様「名誉レベル」と呼ばれるシステムが導入されています。

この「名誉システム」とはプレイヤーの行動が道徳的だったのか、不名誉な行動だったのかが判定されて様々な要素が変化をするという画期的な仕組みです。

たとえば旅の途中で困っているNPCを助けたり、ストーリーなどの選択肢で道徳的な行動をすると「名誉レベル」が上がります。

逆に殺人や強盗などの犯罪を行ったり、ストーリーの選択肢で不名誉な行動をすると「名誉レベル」が下がります。


この「名誉レベル」によりNPCの反応や商品の値段が変化していきます。また主人公の人相も変わってきます。

犯罪を繰り返し行っていると主人公のアーサーの顔が悪党の顔になります。実際に私も驚きました。


そしてストーリーの展開やエンディングも変化するシステムとなっています。

ギャングという生き方の中で自分の好きなように行動をして、自分だけのストーリーを楽しめるということです。

何度も冒険を楽しめるだけではなく、選択肢を迫られる度に必死に最善の選択を考えるようになるので冒険に緊張感が増します。

非常に面白いシステムです。

オープンワールドでの探索

映像が綺麗なのでオープンワールドとして様々な場所を探索するのはとても楽しいです。

ストーリー的にも探索をしているとNPCからの依頼や助けを求められることが多くあり、やるべきことがたくさんできて冒険がより楽しいものになります。

メインストーリーだけではなく、派生したストーリーや賞金稼ぎ討伐なども発生します。

探索をすればするほどたくさんの発見があり刺激をもらうことができます。


また素材や原料として狩りや釣りなどもこのゲームタイトルの醍醐味となります。

特に素材集めは個人的には非常に面白かったです。

素材を集めてアイテムをグレードアップをしたり、料理をしたりできるのでハマりました。

動物を狩猟すると皮を剥いでアイテムにするか、そのまま持ち帰るかを選択することができます。

細かい指摘ですが、この死骸のまま運ぶ姿がとてもリアルに感じて面白さが倍増しました。

アイテムとしてではなくそのままキャンプに持ち帰ることができることが冒険をしている感が増してモチベーションが上がった記憶があります。


また探索中に家を捜索していると急に指名手配になる場合があります。

犯罪行為を法執行官に見つかりそうになることで発生するもので、逃げることができれば指名手配になることはありません。

急に発生をするのでドキドキしながらの逃亡劇も楽しむことができます。

気になる点

全体的にオープンワールドとして素晴らしいゲームタイトルです。

しかし気になる点もいくつかあるのでご紹介します。

まずは戦闘の難しさと分かりずらさです。基本的には銃で攻撃をするシューティングのような戦闘になります。

「デッドアイ」という複数の敵に効果を発揮する専用のモードがありますが、あまり使いこなすことができませんでした。

そして武器の入れ替えなども分かりずらく戦闘においては少しストレスを感じました。


あとは初めの頃は移動に時間がかかることも気になりました。アイテムのグレードアップをすると解消はされますがそれまで我慢するのが大変でした。

まとめ

戦闘は癖が強いゲームタイトルですが、全体的のバランスが非常に良かったです。

特にストーリーへの没入感は素晴らしく、映画の中でプレイをしている満足感を感じることができます。

是非オープンワールドが好きな人にはおすすめです。