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【レッド・デッド・リデンプションⅡ】〖レビュー〗人生観が変わる!西部劇を生き抜く無法者たちの物語

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あんそる

レッド・デッド・リデンプションⅡをプレイした感想や評価をご紹介しています。

レッド・デッド・リデンプションシリーズは初めてプレイしましたが、非常に濃厚なギャングとしての物語に引き込まれました。西部劇の世界観やガンマンとして銃撃戦のバトルなど違う世界にのめり込むことができます。

ゲーム内容

アメリカ合衆国のロックスター・ゲームスより発売されたオープンワールド型アクションアドベンチャーゲームです。

レッド・デッドシリーズの第3作目であり、アメリカでは社会現象にもなったほど人気の高いゲームタイトルです。

1899年のアメリカでギャングとしての生き様を描いた物語は誰もが引き込まれます。

法執行官から逃れながら賞金稼ぎや強盗、殺人などを繰り返しながら生きていくしかないギャングの物語は圧巻です。

また主人公が決断した言動や行動により周りの反応が変わり人相が変化し、ストーリーの演出やエンディングが変わるシステムを採用しています。

自分だけのストーリーを西部劇の映画の中で体験することができるゲームタイトルです。

ジャンルアクションアドベンチャー
開発元ロックスター・ゲームス
販売元テイクツー・インタラクティブジャパン
発売日2018年10月26日
希望小売価格3.300円+税
対応機種PlayStation 4/Xbox One/Microsoft Windows

あらすじ

1899年のアメリカ合衆国。

開拓時代が終わり、法執行官は無法者のギャングを一掃し始めました。

降伏や屈服しない者たちは次々にその命を奪われていきます。

西部の町ブラックウォーターd大掛かりな強盗に失敗した後、アーサー・モーガンとダッチギャングは逃亡を余儀なくされます。

連邦捜査官と国中の賞金稼ぎに追われる中でギャングたちが生き延びるためにはアメリカの荒れた土地で強奪や暴力、盗みを働くしかありません。

抗争に関わるほどギャングはバラバラにされる危機に見舞われます。

アーサーは自らの理想と自分を育ててくれたギャングへの忠誠、そのどちらかの選択を迫られます。

ゲーム評価

私個人の見解ですが6項目を1~5で評価し総合評価を出しています。

1の評価「良くない」、2の評価「どちらともいえない」、3の評価「良い」、4の評価「大変良い」、5の評価「神ゲーの領域」となります。


ストーリー・世界観:★★★★☆4

西部劇の世界を生き抜くギャングとしてのストーリーは今まで体験したことのない世界です。過去を疑似体験するような不思議な感覚となります。

バトルの面白さ:★★★★☆4

デッドアイは戦闘中に時間の進みを一時的に遅くすることでより正確に敵に狙いを定めることが出来る能力をバトルで使うことが出来ます。これによりバトルにおいて切り札的な存在となり戦略的なバトルを楽しむことができます。

育成要素:★★★☆☆3

基本的には武器のカスタマイズで能力を上げていくスタイルとなります。武器の種類やカスタマイズの種類は多彩であり面白いです。

キャラの魅力度:★★★★☆4

ギャングの一味として冒険をしていくので登場人物が無法者が多く個性豊かなキャラがとても多くなっています。

やり込み度:★★☆☆☆2

素材集めやサイドストーリーなどメインの他にもやり込み要素があります。

ボリューム:★★☆☆☆2

プレイ時間は50時間でした。移動時間がかかるのでプレイ時間は長くなる傾向にあります。

総合評価:19/30

あんそる

総合評価は19点でした。まさに西部劇の映画の中を冒険している気分でした。とても新鮮で斬新で衝撃的でしたね。

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評価点

ギャングとしての人生を体験できる

開拓時代が終わり時代が急激に変わっていく中で、時代の流れに逆らって生きていくしかない男たちの物語です。

ギャングという立場で人生を歩むことになるのですが、良心の葛藤があり様々な立場の人々の想いが伝わり考えさせられます。


1899年のアメリカ合衆国が舞台となっています。

無法者のギャングの取り締まりが強化されて、降伏しない者は命を狙われる時代となったのです。

そんな中で主人公のアーサーは小さい頃からギャングとして生きてきました。

ギャングしか知らない人生をこのゲームタイトルでは体験することができます。


連邦捜査官に追われる日々の中でギャングが生きていくには強奪や暴力、窃盗を繰り返すしか方法がありません。

犯罪に手を染めているという罪悪感を感じながら生きていくことになります。

生きていくためには仕方がないと自分に言い聞かせながら、周りの人の感情など様々な要因により、とても考えさせられるストーリー展開となっています。

まず現実世界では絶対に体験することができません。

斬新で新鮮な人生を体験できます。

圧倒的な大自然の映像美

オープンワールド型なのでマップは自由に移動でき大自然の映像美は圧巻でした。

雪山に残る自分の足跡や川を流れる水の表現、木々が風に揺らぐ光景や背景にある山々のリアル感など全てが現実にように美しく表現されています。

2018年発売のゲームタイトルですが映像のクオリティが非常に高いです。


プレイを始めた頃は雪山での行動となるのですが、雪が降り積もっている描写のリアル感が素晴らしかったです。

雪山でキャラクターが歩くと足跡がつきますが、馬での行動の時は馬で走った跡がつきます。

景色だけでなく背景の山々もしっかりと作り込まれている印象です。

本当に現実の世界を旅しているかのような錯覚を感じる程の綺麗さです。


また人物の表現も素晴らしいです。

動きもリアル感がありまったく違和感なく映画のように眺めることができます。

そして人物の顔の描写が実際の写真のような映像美で驚きました。

顔のしわやシミ、微妙な表情の変化、肌の乾燥など顔を見るだけで感情が読み取れるほどクオリティが高いです。

名誉システムによりストーリーが変化

前作同様「名誉レベル」と呼ばれるシステムが導入されています。

この「名誉システム」とはプレイヤーの行動が道徳的だったのか、不名誉な行動だったのかが判定されて様々な要素が変化をするという画期的な仕組みです。

たとえば旅の途中で困っているNPCを助けたり、ストーリーなどの選択肢で道徳的な行動をすると「名誉レベル」が上がります。

逆に殺人や強盗などの犯罪を行ったり、ストーリーの選択肢で不名誉な行動をすると「名誉レベル」が下がります。


この「名誉レベル」によりNPCの反応や商品の値段が変化していきます。

また主人公の人相も変わってきます。

犯罪を繰り返し行っていると主人公のアーサーの顔が悪党の顔になります。


そしてストーリーの展開やエンディングも変化するシステムとなっています。

ギャングという生き方の中で自分の好きなように行動をして、自分だけのストーリーを楽しめるということです。

何度も冒険を楽しめるだけではなく、選択肢を迫られる度に必死に最善の選択を考えるようになるので冒険に緊張感が増します。

デッドアイ

デッドアイは戦闘中に時間の進みを一時的に遅くすることでより正確に敵に狙いを定めることが出来る能力となります。

敵とのバトルにおいて非常に有効なシステムとなります。

このデッドアイシステムはストーリーを進めることで徐々に拡大していきます。

最初は照準範囲に入ったターゲットを自動で選択しますが、次の段階では複数の敵を手動でターゲットに指定できるようになります。

また次の段階ではスローモーション中に自由に射撃ができるようになります。

最終的には敵の弱点をピンポイントで表示して攻撃の精度を上げることができます。

自身の成長と経験の積み重ねで進化するデッドアイシステムは極限状態で勝負を決める切り札になります。

オープンワールドの探索

映像が綺麗なのでオープンワールドとして様々な場所を探索するのはとても楽しいです。

ストーリー的にも探索をしているとNPCからの依頼や助けを求められることが多くあり、やるべきことがたくさんできて冒険がより楽しいものになります。

メインストーリーだけではなく派生したストーリーや賞金稼ぎ討伐なども発生します。

探索をすればするほどたくさんの発見があり刺激をもらうことができます。


また素材や原料として狩りや釣りなどもこのゲームタイトルの醍醐味となります。

特に素材集めは個人的には非常に面白かったです。

素材を集めてアイテムをグレードアップをしたり、料理をしたりできるのでハマりました。

動物を狩猟すると皮を剥いでアイテムにするか、そのまま持ち帰るかを選択することができます。

細かい指摘ですが、この死骸のまま運ぶ姿がとてもリアルに感じて面白さが倍増しました。

アイテムとしてではなくそのままキャンプに持ち帰ることができることが冒険をしている感が増してモチベーションが上がった記憶があります。


また探索中に家を捜索していると急に指名手配になる場合があります。

犯罪行為を法執行官に見つかりそうになることで発生するもので、逃げることができれば指名手配になることはありません。

急に発生をするのでドキドキしながらの逃亡劇も楽しむことができます。

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まとめ

全体的にオープンワールドとして素晴らしいゲームタイトルです。

戦闘は癖が強いシステムですが全体的のバランスが非常に良かったです。

特にストーリーへの没入感は素晴らしく、映画の中でプレイをしている満足感を感じることができます。


しかし気になる点もいくつかあります。

まずは戦闘の難しさと分かりずらさです。

基本的には銃で攻撃をするTPSのようなシューティングでの戦闘になります。

「デッドアイ」という複数の敵に効果を発揮する能力がありますが、序盤ではあまり使いこなすことができませんでした。


また移動時間もとてもかかることも気になりました。

アイテムのグレードアップをすると解消はされますがそれまで我慢するのが大変でした。