ゲーム用ヘッドセットが重い・蒸れる人へ|ゲーミングイヤホンに替えて後悔しない比較ガイド
「ゲーム用ヘッドセットを着けていると、頭や首がだんだん重くなる」
「夏になると耳の周りが蒸れて、ゲームに集中できない」
「ゲーミングイヤホンへ替えたいけれど、音質やマイク性能が落ちないか心配」
ヘッドセットの重さや蒸れが気になっていても、ゲームにはヘッドセットが必要だと思い、我慢しながら使っている人は少なくありません。
私も以前は、大きなヘッドセットのほうが迫力のある音を楽しめると思っていました。確かに、耳全体を覆うヘッドセットには、音に包まれるような没入感があります。
しかし、RPGやシミュレーションゲームを何時間も遊んでいると、音質より先に頭頂部の圧迫感や耳の蒸れが気になるようになりました。メガネをかけた状態では、フレームのつるがこめかみに押しつけられることもあります。
面白いゲームを見つけたのに、装着している機器の不快感でプレイを中断するのは、正直かなりもったいないと感じます。
ヘッドセットの重さや蒸れが苦痛になっているなら、ゲーミングイヤホンへ替えるのは有力な選択肢です。頭や首への負担を減らしやすく、耳の周りに熱がこもりにくくなります。
ただし、すべての人にイヤホンが合うわけではありません。イヤーピースが耳に合わなければ痛くなりますし、マイク性能や音の広がりではヘッドセットが有利な場合もあります。
この記事では、ゲーミングヘッドセットとゲーミングイヤホンの違いを比較し、替えてから後悔しない選び方を解説します。後半では、ヘッドセットの重さや蒸れに悩んでいる人へおすすめしたいゲーミングイヤホンも5つ紹介します。
ゲーム用ヘッドセットが重い・蒸れると感じる3つの理由

ゲーム用ヘッドセットを着けた直後は問題がなくても、1時間、2時間と遊んでいるうちに疲れを感じることがあります。
これは単純に「ヘッドセットが自分に合わない」だけではありません。本体の重量、イヤーパッドにこもる熱、頭を挟み込む側圧など、いくつかの負担が重なっている可能性があります。
まずは、ゲーム用ヘッドセットを重い、蒸れると感じる代表的な理由を整理してみましょう。
本体の重さが頭・首・肩へ少しずつ負担をかける
ゲーミングヘッドセットには、大型ドライバー、マイク、バッテリー、無線通信機能など、ゲームを快適にするための機能が搭載されています。
高性能になるほど内部の部品も増えるため、製品によっては300gを超えることも珍しくありません。
手で持ったときには軽く感じても、その重さが頭の上へ2時間、3時間とかかり続けると話が変わります。頭頂部が押されるだけでなく、首や肩で重さを支えることになるからです。
とくに、画面をのぞき込むような姿勢でゲームをしていると、ヘッドセットの重量と姿勢の悪さが重なります。
私もゲームへ夢中になっている最中は気づかず、プレイを終えて立ち上がったときに、首や肩がずっしり重くなっていることがありました。
短時間の試着だけで長時間使用時の疲れを判断するのは難しいものです。店頭で「これなら軽い」と思ったヘッドセットでも、実際に自宅で数時間使うと印象が変わることがあります。
RPG、シミュレーション、オープンワールドゲームなど、1回のプレイ時間が長くなりやすいゲームほど、わずかな重量差が気になりやすくなります。
イヤーパッドが熱を逃がしにくく耳の周りが蒸れる
ヘッドセットは耳全体をイヤーパッドで覆います。
外からの音を遮りやすく、ゲーム音へ集中できるのがメリットですが、その一方で耳の周りに熱がこもりやすくなります。
とくに密閉型のヘッドセットは、外へ音を逃がしにくい構造です。音が漏れにくいぶん空気も通りにくく、暖かい季節にはイヤーパッドの内側が蒸れることがあります。
夏場はもちろん、冬でも暖房の効いた部屋で長時間遊んでいると、耳の周りに汗をかくことがあります。
最初は少し暑いだけでも、時間がたつとベタつきが気になり、ゲームへの集中が途切れてしまいます。汗をかいたまま使い続ければ、イヤーパッドの汚れやにおいも気になるでしょう。
合皮のイヤーパッドは手触りがよく、遮音性にも優れています。ただし、汗や皮脂が付着した状態で放置すると、表面が劣化して剥がれやすくなることがあります。
布やメッシュ素材を使ったヘッドセットなら蒸れを軽減しやすいものの、密閉感や遮音性は製品によって異なります。
耳の周りが熱くなるたびにヘッドセットを外しているなら、耳全体を覆わないゲーミングイヤホンへ替えるだけでも、快適さが大きく変わる可能性があります。
側圧やメガネとの干渉でこめかみが痛くなる
ヘッドセットは、頭の左右から挟み込む力によって装着位置を安定させています。この挟み込む力が側圧です。
側圧が弱すぎると、ゲーム中にヘッドセットがずれやすくなります。反対に強すぎると、耳の周りやこめかみが圧迫されます。
メガネをかけている人は、イヤーパッドと頭の間にメガネのつるが挟まるため、さらに痛みを感じやすくなります。
最初の30分は平気でも、1時間を過ぎたころからこめかみが気になり、ゲームよりも痛みに意識が向いてしまうことがあります。
年齢や体調によって、装着感の好みが変わることもあります。以前は平気だったヘッドセットが、最近は重く感じるという人もいるでしょう。
これはゲームに飽きたのではなく、長く遊ぶために求める快適さが変わっただけかもしれません。
ゲーミングイヤホンへ替えると、頭頂部やこめかみへの圧迫を避けやすくなります。ただし、イヤホンも耳の形やイヤーピースのサイズが合わなければ、耳の穴が痛くなることがあります。
長時間プレイ時の耳の痛みが心配な人は、40代・50代はゲーミングイヤホンで耳が痛い?3時間のRPGでも疲れにくい選び方7つも参考にしてください。
ゲーミングヘッドセットとゲーミングイヤホンを7項目で比較

ゲーミングヘッドセットとゲーミングイヤホンには、それぞれ得意なことがあります。
「イヤホンのほうが軽いから、すべての面で優れている」というわけではありません。反対に、「本格的にゲームをするならヘッドセットでなければならない」と決めつける必要もありません。
どちらが合うかは、遊ぶゲーム、プレイ時間、ボイスチャットの使用頻度などで変わります。
| 比較項目 | ゲーミングヘッドセット | ゲーミングイヤホン |
|---|---|---|
| 重さ | 機能が多く重くなりやすい | 軽量な製品が多い |
| 蒸れにくさ | 耳全体を覆うため蒸れやすい | 耳の周りに熱がこもりにくい |
| 装着感 | 頭頂部やこめかみに負担がかかる場合がある | イヤーピースが合わないと耳が痛くなる |
| 音の迫力 | 音の広がりや迫力を感じやすい | 細かな効果音や声を近くで聞きやすい |
| マイク | 口元へ近づけられるブームマイクが多い | 内蔵型や着脱式で性能差が大きい |
| 遅延 | 有線や専用無線で抑えやすい | 接続方式によって差がある |
| 持ち運び | 大きく、収納場所を取りやすい | 小さく持ち運びやすい |
重さ・蒸れにくさ・装着感を比較
重さと蒸れにくさを優先するなら、ゲーミングイヤホンが有利です。
ヘッドバンドや大型イヤーパッドがないため、頭や首へかかる重量を大幅に減らせます。耳全体を覆わないので、ヘッドセットより熱もこもりにくくなります。
メガネのつるをイヤーパッドで押さえつけることもありません。メガネをかけたまま長時間遊ぶ人にとっては、この違いだけでもイヤホンへ替える価値があります。
ただし、イヤホンなら必ず疲れないわけではありません。
イヤーピースが大きすぎると耳の穴が押し広げられ、小さすぎると落ちないように奥へ押し込みたくなります。イヤホン本体が大きい製品では、耳のくぼみに当たって痛くなることもあります。
ヘッドセットは頭全体で重量を支えますが、イヤホンは耳の一部分で本体を支えます。そのため、自分の耳に合わないイヤホンを選ぶと、小さくて軽いのに疲れるという状態になることがあります。
どちらを選ぶ場合でも、短時間の印象だけでなく、2~3時間使ったときの装着感を考えることが大切です。
音質・定位感・ゲームへの没入感を比較
音の迫力や広がりでは、大型ドライバーを搭載したヘッドセットが有利な場合があります。
爆発音や重低音が体を包むように聞こえ、映画のような迫力を楽しみやすいのが魅力です。耳全体を覆うため、周囲の生活音を抑えながらゲームへ集中しやすいメリットもあります。
一方のゲーミングイヤホンは、音が耳の近くで鳴ります。キャラクターのセリフ、環境音、足音など、細かな音を聞き取りやすい製品もあります。
イヤホンはFPSで足音を聞くためだけの機器ではありません。
RPGでは、街のざわめき、風や雨の音、フィールドBGM、声優の演技などをじっくり楽しめます。ヘッドセットより圧迫感が少ないため、長時間ゲームの世界へ入り込みやすいと感じる人もいるでしょう。
私自身、物語を楽しむRPGでは、派手な低音よりもセリフの聞き取りやすさが気になるようになりました。長時間遊ぶなら、迫力が最大であることより、最後まで快適に音を聞けることのほうが大切だと感じます。
RPGでのイヤホン選びについては、ゲーミングイヤホンはFPS専用じゃない|RPGのBGM・セリフがもっと楽しめる選び方で詳しく解説しています。
マイク性能とボイスチャットの使いやすさを比較
ボイスチャットを頻繁に利用する人は、マイク性能も確認しましょう。
ゲーミングヘッドセットには、口元へ伸ばせるブームマイクを搭載した製品が多くあります。マイクと口の距離を一定にしやすく、自分の声を相手へ届けやすいのがメリットです。
マイクを使わないときは跳ね上げたり、取り外したりできる製品もあります。
完全ワイヤレスイヤホンでは、マイクが本体に内蔵されています。口から離れた位置にあるため、周囲の生活音やキーボード音を拾う場合があります。
AIノイズ低減やビームフォーミングマイクを搭載した製品もありますが、ゲーム機や接続方式によって利用できる機能は異なります。
マイク付きと書かれていても、接続先のゲーム機でマイク入力を利用できるとは限りません。
一人用RPGやアドベンチャーゲームを中心に遊ぶなら、マイク性能を最優先する必要はないでしょう。反対に、毎晩フレンドと話しながらオンラインゲームを遊ぶなら、イヤホンへ替える前に音声入力の対応状況を確認する必要があります。
有線・Bluetooth・2.4GHzの遅延を比較
ゲーミングイヤホンの遅延は、イヤホンという形状よりも接続方式に左右されます。
3.5mm端子へ直接つなぐ有線イヤホンは、音の遅れが少なく、充電も必要ありません。接続が分かりやすく、ゲームを始めたいときにすぐ使えるのが魅力です。
Bluetoothは専用ドングルを使わず接続できるため、手軽さに優れています。しかし、映像より少し遅れて音が聞こえる場合があります。
RPGやシミュレーションゲームでは気にならなくても、音楽ゲーム、FPS、回避のタイミングが重要なアクションゲームでは、わずかな遅延が遊びにくさにつながります。
ワイヤレスの自由さと低遅延を両立したいなら、USB-Cドングルを使う2.4GHz接続が候補になります。
専用ドングルをゲーム機へ接続する手間はありますが、一般的なBluetoothより映像と音を合わせやすいのがメリットです。
ゲームレビナビでは、低遅延モードを搭載したXROUND AERO(XAW-01)のレビューも紹介しています。ワイヤレスイヤホンの使用感が気になる人は、あわせて参考にしてください。
ゲーミングイヤホンに替えるメリットと後悔しやすいデメリット

ヘッドセットの重さや蒸れが気になっている人にとって、ゲーミングイヤホンは魅力的な選択肢です。
しかし、メリットだけを見て購入すると、「思っていた使い方ができなかった」と後悔する可能性があります。
替えてよかった点だけでなく、不便になる可能性がある点も確認しておきましょう。
ヘッドセットからイヤホンへ替える5つのメリット
ゲーミングイヤホンへ替える主なメリットは、次の5つです。
- 頭や首へかかる重量を減らせる
- 耳の周りが蒸れにくい
- メガネと干渉しにくい
- 持ち運びや収納が簡単
- ゲーム以外の音楽や動画にも使いやすい
最大のメリットは、頭へ機器を載せなくてよいことです。
頭頂部や首への負担が減り、こめかみを左右から挟まれることもありません。暑い時期にも耳の周りが開いているため、ヘッドセットより蒸れを抑えやすくなります。
ゲーミングイヤホンはサイズが小さく、机の上でも場所を取りません。ゲーム機と一緒に持ち出しやすく、リビングと自室で使い分けるときにも便利です。
完全ワイヤレスイヤホンなら、スマートフォンの音楽や動画にも利用できます。ゲーム専用の機器を増やしたくない人にも向いています。
正直なところ、ヘッドセットから替えた直後は、音の迫力が少し物足りないと感じる人もいるでしょう。
それでも、頭や首の疲れを気にせず長時間遊べるなら、その快適さは大きなメリットです。私もゲームを長く楽しむほど、最初の数分で感じる迫力より、数時間後にも快適でいられることのほうが重要だと感じるようになりました。
購入後に後悔しやすい5つのデメリット
ゲーミングイヤホンには、次のようなデメリットもあります。
- イヤーピースが合わないと耳の穴が痛くなる
- ヘッドセットよりマイク性能が落ちる場合がある
- ワイヤレスは充電が必要
- 本体が小さいため紛失しやすい
- 有線ではケーブルのこすれる音が伝わることがある
とくに注意したいのが装着感です。
ヘッドセットの側圧から解放されても、今度はイヤーピースの圧迫が気になる可能性があります。付属するS・M・Lサイズを試し、左右の耳で違うサイズを使うことも検討しましょう。
完全ワイヤレスイヤホンでは、充電切れも気になります。
遊ぼうと思ったときにバッテリーが残っていなければ、充電を待たなければなりません。1回のプレイ時間だけでなく、充電ケースを含めた総再生時間や急速充電への対応も確認したいところです。
有線イヤホンには充電切れがありませんが、ケーブルが服や机へ触れると、こすれる音が耳へ伝わる場合があります。
どの製品にも欠点はあります。自分が最も避けたい不快感は何かを考えると、後悔しにくくなります。
イヤホンへの変更が向いている人・向かない人
ゲーミングイヤホンへの変更が向いているのは、次のような人です。
- ヘッドセットの重さや蒸れがつらい
- RPGなどを長時間遊ぶ
- メガネをかけている
- マイク性能より装着感を優先したい
- ゲームと普段使いを兼用したい
- 収納や持ち運びを簡単にしたい
反対に、次のような人はヘッドセットのほうが使いやすい可能性があります。
- ボイスチャットを頻繁に利用する
- 大きな音場と迫力を重視する
- イヤホンを耳へ入れる感覚が苦手
- 小さな機器をなくしやすい
- バッテリー管理を増やしたくない
どちらか一方へ完全に決める必要はありません。
一人でRPGを遊ぶときはイヤホン、フレンドとボイスチャットをするときはヘッドセットという使い分けもできます。
ゲーム以外にも使える完全ワイヤレスイヤホンが気になる人は、完全ワイヤレスイヤホンD45ANCのレビューも参考にしてください。
ヘッドセットから替えて後悔しないゲーミングイヤホンの選び方

ゲーミングイヤホンを音質や価格だけで選ぶと、購入後に使いにくさを感じることがあります。
どのゲームを遊ぶのか、何時間使うのか、どのゲーム機へ接続するのかによって、適した製品が変わるからです。
ヘッドセットから替える目的を思い出しながら、次のポイントを確認しましょう。
遊ぶゲームに合った接続方式を選ぶ
最初に決めたいのが、有線、Bluetooth、USB-C・2.4GHzのどれを使うかです。
接続の確実さ、低遅延、価格を優先するなら、3.5mm有線イヤホンが分かりやすい選択です。
イヤホン端子へ挿せばすぐに使え、充電も必要ありません。Bluetooth特有の遅延やペアリングトラブルも避けやすくなります。
ケーブルのない快適さと低遅延を両立したいなら、USB-Cドングルを使う2.4GHz対応イヤホンが候補です。
FPS、TPS、音楽ゲーム、アクションゲームなど、音のタイミングが重要なゲームに向いています。
RPG、シミュレーション、アドベンチャーゲームが中心なら、手軽に接続できるBluetoothでも十分楽しめる可能性があります。
ただし、ゲーム機によってはBluetoothイヤホンのマイクを利用できません。ボイスチャットを使う人は、ゲーム音を聞けるかだけでなく、マイク入力にも対応しているか確認してください。
イヤホン本体の重さとイヤーピースを確認する
ヘッドセットの重さから逃れるためにイヤホンへ替えるなら、イヤホン本体の重さも確認しましょう。
完全ワイヤレスイヤホンでは、片耳あたりの重量が装着感へ影響します。数値上の差が小さく見えても、耳の一部分で支えるため、長時間では違いを感じることがあります。
イヤーピースのサイズも重要です。
購入時には、複数サイズのイヤーピースが付属するか確認しましょう。耳の穴が小さい人は、一般的なSサイズでも大きく感じる場合があります。
イヤーピースは大きければ安定するわけではありません。大きすぎると圧迫感が出て、小さすぎると外れないよう奥へ押し込んでしまいます。
左右の耳の形が同じとも限りません。右はM、左はSというように、左右で別のサイズを使っても問題ありません。
耳掛けに対応する製品なら、イヤホン本体の重量を耳の穴だけで支えずに済みます。有線イヤホンでは、ケーブルを耳の後ろへ回すことで装着位置が安定し、タッチノイズを抑えられる場合もあります。
マイク・外音取り込み・ノイズキャンセリングを確認する
オンラインゲームを遊ぶ人は、マイクの搭載だけでなく、利用するゲーム機と接続方式でマイクを使えるか確認しましょう。
完全ワイヤレスイヤホンには通話用マイクが搭載されていても、ゲーム機とのBluetooth接続時にはマイク入力を利用できない場合があります。
USB-Cドングル接続ではマイクを使えても、Bluetoothでは使えない製品もあります。
家族と暮らしている人には、外音取り込み機能も便利です。
周囲の音を完全に遮断せず、家族の呼びかけやインターホンを確認しやすくなります。ゲームへ集中したい一方で、周りの音を聞き逃したくない人に向いています。
反対に、電車や人の多い場所で遊ぶことが多いなら、アクティブノイズキャンセリングが役立ちます。
ただし、外音取り込みやノイズキャンセリングは、すべての人に必要な機能ではありません。自宅の静かな部屋でしか使わないなら、そのぶん価格を抑えた製品でも十分でしょう。
有線イヤホンはプラグ形状とマイク方式を確認する
有線イヤホンを選ぶ場合は、3.5mm端子へ挿せるかだけで判断しないようにしましょう。
イヤホン側のマイクも使いたい場合は、3.5mm4極のCTIA規格へ対応しているか確認します。
音声とマイクのプラグが分かれているPC向け製品では、ゲーム機へそのまま接続できないことがあります。
携帯モードで遊ぶなら、L字型や90度に曲がったプラグが便利です。まっすぐなプラグより飛び出しが少なく、手や服に引っかかりにくくなります。
ケーブルの長さも確認しましょう。
携帯モードでは長すぎるケーブルが邪魔になり、テレビから離れて遊ぶ場合は短すぎると届きません。コントローラーにイヤホン端子があるなら、そこへ接続する方法もあります。
着脱式マイクを搭載した有線製品なら、ボイスチャットをするときだけマイクを取り付けられます。
具体的な使用感が気になる人は、アンサーゲーミングイヤホンPF059BRのレビューも参考にしてください。
使用するゲーム機への対応を購入前に確認する
ゲーミングイヤホンがPCやスマートフォンで使えても、すべての機能をゲーム機で利用できるとは限りません。
購入前には、次の対応状況を確認しましょう。
- Nintendo Switch 2
- Nintendo Switch
- PS5
- PC
- スマートフォン
- USB-Cドングル
- USB-CからUSB-Aへの変換アダプター
- マイク入力
- 専用アプリの対応OS
とくにUSB-C対応という表記だけでは、ゲーム機で音声出力とマイク入力の両方を使えるとは限りません。
Nintendo Switch対応製品であっても、Switch 2での個別動作をメーカーが保証していない場合があります。ファームウェアや製品仕様が変更される可能性もあるため、購入前にメーカーの最新情報を確認してください。
接続方式や対応機種を確認したうえで具体的な商品を選びたい人は、Switch 2でゲーミングイヤホンが使えない?音が出ない原因と直し方|おすすめゲーミングイヤホン5選も参考にしてください。
おすすめのゲーミングイヤホン5選

ここからは、ヘッドセットの重さや蒸れに悩んでいる人へおすすめしたいゲーミングイヤホンを5つ紹介します。
ワイヤレスの自由さを重視する人、遅延を抑えたい人、充電や設定に迷いたくない人では、適した製品が異なります。
最も高価なイヤホンを選ぶのではなく、自分がヘッドセットの何に困っているのかを考えながら比較してみてください。
| 製品 | 主な接続方式 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| SteelSeries Arctis GameBuds | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | ANCとゲーム向けプリセット | 性能を妥協したくない人 |
| ROG Cetra True Wireless SpeedNova | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | 長時間バッテリーと多機能性 | 高性能モデルを使い回したい人 |
| JBL Quantum TWS Air | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | 軽さと外音取り込み | リビングで遊ぶ人 |
| Soundcore VR P10 | USB-C・2.4GHz/Bluetooth | 低遅延と価格のバランス | コスパを重視する人 |
| HyperX Cloud Earbuds II | 3.5mm有線 | 充電不要で接続が簡単 | 有線の確実さを重視する人 |
SteelSeries Arctis GameBuds|性能と快適さを妥協したくない人
SteelSeries Arctis GameBudsは、USB-Cドングルを使う2.4GHz接続とBluetooth接続に対応した完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。
ゲームでは低遅延の2.4GHz、スマートフォンではBluetoothという使い分けができます。
ヘッドセットからイヤホンへ替えても、ゲーム向けの性能を妥協したくない人に向いています。
主な特徴は次のとおりです。
- 2.4GHzとBluetooth 5.3に対応
- 複数のゲーム機へ接続可能
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- 外音取り込みに対応
- ゲーム向け音質プリセットを利用可能
- イヤホン単体で最大10時間
- 充電ケースを含めて最大40時間
- Qiワイヤレス充電対応
アクティブノイズキャンセリングを使えば、周囲の生活音を抑えながらゲームへ集中できます。
外音取り込みへ切り替えれば、家族から声をかけられたときにも気づきやすくなります。
性能が高いぶん価格も高めです。ゲームではBGMとセリフを聞ければ十分という人には、少しオーバースペックかもしれません。
一方で、FPS、アクション、RPGなど複数ジャンルを遊び、PCやゲーム機でも使い回したい人には有力な候補です。
購入時は接続先に合ったモデルと、メーカーが案内している最新の対応機種を確認してください。
ROG Cetra True Wireless SpeedNova|長時間プレイと多機能性を重視する人
ROG Cetra True Wireless SpeedNovaは、2.4GHzとBluetoothの両方に対応した高性能ゲーミングイヤホンです。
USB-Cドングルを使う2.4GHz接続では、映像と効果音のずれを抑えながらゲームを楽しめます。
ヘッドセットからイヤホンへ替えたいものの、ANC、マイク、バッテリーなどの機能を減らしたくない人に向いています。
主な特徴は次のとおりです。
- Bluetoothと2.4GHzのデュアルモード
- USB-Cドングル付属
- USB-CからUSB-Aへの変換アダプター付属
- Adaptive ANC搭載
- 外音を確認できるアンビエント機能
- 骨伝導センサーを利用したAIマイク
- Bluetoothモードで最大46時間
- 2.4GHzモードで最大36時間
- IPX4の防滴性能
- ワイヤレス充電対応
充電ケースを含めたバッテリー時間が長いため、休日に何時間もゲームを遊ぶ人にも使いやすい製品です。
短時間の急速充電にも対応しており、使おうとしたときにバッテリーが少なくても再開しやすくなっています。
注意点は、機能が多く価格も高めであることです。
週末に短時間しか遊ばない人や、ANCを必要としない人は、もう少しシンプルな製品でも満足できるでしょう。
PC、ゲーム機、スマートフォンで一つのイヤホンを使い回したい人や、長く使える高性能モデルを選びたい人向けです。
JBL Quantum TWS Air|軽さと周囲の聞こえやすさを重視する人
JBL Quantum TWS Airは、2.4GHzワイヤレスドングルとBluetoothに対応した完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。
ヘッドセットの重さを避けながら、ゲーム向けの低遅延接続を使いたい人に向いています。
主な特徴は次のとおりです。
- 2.4GHzワイヤレスドングル付属
- Bluetooth 5.2対応
- Nintendo Switch対応
- 外音取り込み機能
- 4つのビームフォーミングマイク
- イヤホン単体で最大8時間
- ケースを含めて最大24時間
- IPX4の防滴性能
- 専用アプリから音質を調整可能
外音取り込み機能があるため、家族と過ごすリビングでゲームをする人にも使いやすい製品です。
ゲームへ集中しながらも、家族の呼びかけやインターホンを完全には遮断したくない人に向いています。
ヘッドセットでは声をかけられても気づきにくかった人にとって、周囲の音を確認しやすいことは大きなメリットです。
一方で、PC向けの一部機能は、ゲーム機へ接続しただけでは利用できない場合があります。
利用したい機能と対応機器を確認し、正規販売店であるかもチェックしてから購入しましょう。
Soundcore VR P10|低遅延と価格のバランスを重視する人
Soundcore VR P10は、USB-Cドングルを使う2.4GHz接続に対応した完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。
ワイヤレスイヤホンの自由さと低遅延を、比較的選びやすい価格で両立したい人に向いています。
主な特徴は次のとおりです。
- USB-Cドングル付属
- 約30msの低遅延接続
- Bluetooth 5.2対応
- Nintendo Switch対応
- 11mmドライバー
- イヤホン単体で最大6時間
- ケースを含めて最大24時間
- IPX4の防滴性能
- ゲーム向けイコライザー
- スマートフォンとの同時接続に対応
USB-Cドングルからゲーム音を聞きながら、スマートフォンをBluetoothで接続する使い方ができます。
ゲーム機とスマートフォンの両方を利用したい人には便利です。
注意したいのは、アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みには対応していない点です。
周囲の騒音を抑えたい人や、家族の声を機能で聞き取りたい人には、ほかの製品のほうが合う可能性があります。
それでも、ヘッドセットから初めて完全ワイヤレスゲーミングイヤホンへ替える人にとって、低遅延と価格のバランスを取りやすい候補です。
ドングルのパススルー充電については対応機器に制限があるため、Switch 2を充電しながら使えると決めつけず、メーカー情報を確認してください。
HyperX Cloud Earbuds II|設定や充電で迷いたくない有線派
HyperX Cloud Earbuds IIは、3.5mm端子へ接続する有線ゲーミングイヤホンです。
完全ワイヤレスのような自由さはありませんが、ペアリングや充電が不要で、接続方法が分かりやすいのが魅力です。
主な特徴は次のとおりです。
- 3.5mm有線接続
- Nintendo Switch対応
- 14mmドライバー
- マイク内蔵
- 4サイズのイヤーピースが付属
- 90度の低い形状のプラグ
- 持ち運び用ハードケース付属
- 充電不要
ゲーム機のイヤホン端子へ挿せば使えるため、「遊ぼうと思ったら充電が切れていた」という心配がありません。
ヘッドセットの重さや蒸れは避けたいものの、ワイヤレス接続の設定やバッテリー管理を増やしたくない人に向いています。
90度に曲がったプラグは、携帯モードでも手や服に当たりにくい形状です。複数サイズのイヤーピースが付属するため、耳に合うサイズも探しやすくなっています。
注意点は、ケーブルが服やコントローラーへ触れたときに、こすれる音が伝わる可能性があることです。
テレビから離れて遊ぶ場合は、対応するコントローラーのイヤホン端子へ接続するとケーブルを取り回しやすくなります。
5製品の違いやSwitch 2で音が出ないときの確認方法は、Switch 2でゲーミングイヤホンが使えない?音が出ない原因と直し方|おすすめゲーミングイヤホン5選で詳しく解説しています。
価格だけで決めず、自分が遊ぶゲームと接続方式に合う製品を選んでみてください。
ゲーミングイヤホンへ替える前によくある質問

最後に、ヘッドセットからゲーミングイヤホンへ替える前に気になりやすい疑問へ回答します。
イヤホンに替えるとゲーム音の迫力は弱くなる?
大型ドライバーを搭載したヘッドセットと比較すると、イヤホンでは音の広がりや低音の迫力が控えめに感じられる場合があります。
ただし、迫力が弱いことと音質が悪いことは同じではありません。
イヤホンは音が耳の近くで鳴るため、キャラクターの声、足音、環境音などを細かく聞き取りやすい製品もあります。
RPGではセリフやBGMをじっくり聞きやすく、FPSでは小さな足音を探しやすい場合があります。
最終的には製品の音作りと好みで変わります。迫力を最優先するならヘッドセット、軽さと細かな音の聞き取りやすさを重視するならイヤホンという考え方がおすすめです。
ゲーミングイヤホンでも足音の方向は分かる?
定位感に優れたゲーミングイヤホンなら、足音が聞こえる方向や距離を判断しやすくなります。
ただし、価格が高ければ必ず足音を聞き分けられるわけではありません。
左右のイヤーピースが正しく密閉されていなければ、音量や低音の聞こえ方に差が出ます。イヤホンの性能だけでなく、装着状態も重要です。
FPSやTPSでは、Bluetoothより有線またはUSB-C・2.4GHz接続を選ぶと、映像と足音のずれを抑えやすくなります。
ゲーム内のサウンド設定やイコライザーも確認し、低音だけを強くしすぎないよう調整しましょう。
イヤホンのマイクでボイスチャットはできる?
マイク付きのゲーミングイヤホンであれば、対応する機器と接続方式でボイスチャットを利用できます。
ただし、製品にマイクが搭載されているだけでは判断できません。
PC、PS5、Switch 2、スマートフォンでは、対応する音声入力の方式が異なります。Bluetooth接続では、ゲーム音を聞けてもイヤホン側のマイクを使えない場合があります。
イヤホンのマイクを確実に使いたい人は、次の項目を確認してください。
- 接続するゲーム機に対応しているか
- USB-Cドングル接続でマイク入力を利用できるか
- 3.5mm4極CTIA規格に対応しているか
- マイクミュート機能があるか
- ゲーム機側のチャット設定が有効になっているか
Switch 2でイヤホンやマイクを認識しない場合は、Switch 2でゲーミングイヤホンが使えない原因と直し方を確認してみてください。
長時間使用して耳が痛くなったらどうする?
イヤホンを長時間使用して耳が痛くなった場合は、我慢して使い続けないようにしましょう。
まずはイヤホンを外して休憩し、イヤーピースのサイズを変更します。
大きすぎるイヤーピースだけでなく、小さすぎるものも痛みの原因になります。外れないように奥まで押し込んでしまうからです。
左右で耳の形が違う場合は、別々のサイズを使っても問題ありません。
イヤホン本体が耳のくぼみに当たっているなら、イヤーピースを替えるだけでは改善しない場合があります。そのときは、本体が小さい製品や耳掛け型も検討しましょう。
1~2時間ごとに休憩を挟み、音量も上げすぎないことが大切です。痛みや違和感が続く場合は使用を中止してください。
まとめ|重さと蒸れがつらいならゲーミングイヤホンへの変更を検討しよう

ゲーム用ヘッドセットの重さや蒸れを我慢しているなら、ゲーミングイヤホンへの変更を検討してみましょう。
イヤホンには、頭や首へ重量がかからず、耳の周りも蒸れにくいメリットがあります。メガネと干渉しにくく、持ち運びや収納も簡単です。
一方、ヘッドセットは音の迫力やマイクの使いやすさで有利な場合があります。イヤホンも耳に合わなければ痛くなるため、すべての人に最適とは限りません。
選び方の目安は次のとおりです。
- 軽さと蒸れにくさを優先するならゲーミングイヤホン
- マイク性能と音の迫力を優先するならヘッドセット
- FPSやアクションには有線またはUSB-C・2.4GHz
- RPG中心なら装着感と使いやすさを重視する
- 長時間遊ぶなら本体の重さとイヤーピースを確認する
- 購入前にゲーム機とマイクの対応状況を確認する
ヘッドセットの重さや蒸れで、面白いゲームを途中でやめる必要はありません。
軽いイヤホンへ替えるだけで、ゲームを快適に続けられる時間が増えることもあります。
どの商品が自分に合うか迷ったら、接続方式や特徴を比較したSwitch 2におすすめのゲーミングイヤホン5選から確認してみてください。

















