ブラッドボーンをプレイした感想や評価を紹介しています。
死にゲーというジャンルの中で人気の高いゲームタイトルですね。バトルシステムが特徴的で攻撃性の高いバトルを楽しむことができます。ブラッドボーンが気になる人は是非この記事を読んでみて下さい。
ゲーム内容
「デモンズソウル」を手掛けたSCEジャパンスタジオとフロム・ソフトウェアが開発したアクションRPGゲームの新規タイトルです。
獣が徘徊するダークな世界で獣を狩る狩人となり、未知を探索する楽しさと死闘感を体感しながら、獣の病を治す治療法を探すアクションRPGゲームです。
ダークソウルシリーズとの違いは戦闘シーンにおける圧倒的な攻撃スタイルにあります。
ダークソウルシリーズに存在する盾などによる防御が存在せず、「リゲイン」というダメージを受けた直後に敵を攻撃することで、HPが回復するシステムがあります。
このシステムにより攻撃性の高い戦闘スタイルのゲームタイトルとなっています。
そしてタイトルにブラッドとありますが、血がストーリーの根幹に関わってくる要素となります。
ジャンル | アクションRPG |
開発元 | SCEジャパンスタジオ・フロムソフトウェア |
販売元 | ソニー・コンピューターエンターテイメント |
発売日 | 2015年3月26日 「The Old Hunters Edition」2015年12月3日 |
メーカー希望小売価格 | 4.389円+税 |
対応機種 | PlayStation 4 |
あらすじ
かつて永華を極めた古都ヤーナムは、今や忘れられて風土病「獣の病」が蔓延していました。
それでもな多くの病人たちは「血の医療」と呼ばれる治療法を求めて古都ヤーナムを訪れています。
ヨセフカの診療所にて正体不明の老人に血の医療であるヤーナムの血を輸血されて直後から血と獣の悪夢に囚われていきます。
前後の記憶が曖昧となった状態で目覚めた時、ベッドの近くにあった直筆の書き置きに書かれた「青ざめた血」という言葉を目にします。
古都ヤーナムへ「青ざめた血」を求めて来た主人公は、そこで「獣の病」の羅患者である「病み人」を狩る人々と出会います。
ゲーム評価
➊ストーリー・世界観:★★★★☆4
ヨーロッパの街並みのように描かれた独特なダークな世界は引き込まれます。ストーリーは分かりずらいですが独特のダークな世界観は圧巻となります。
❷バトルの面白さ:★★★★★5
リゲインというバトルシステムがあるので攻撃的な戦闘を楽しむことができます。スピード感のある爽快感満載のバトルを体感できます。
❸育成要素:★★★★★5
ダークソウルシリーズ同様の成長システムです。戦闘で得たポイントをステータスに割り振って自由に育成することができます。
➍キャラの魅力度:★★★☆☆3
NPCの個性は強めですが数が少ないので印象的なNPCは限られています。キャラ設定も分かりずらいので魅力度は低めです。
➎やり込み度:★★★☆☆3
サブクエストやミニゲームなどのやり込み要素はありません。ストーリーを進めて戦闘シーンを楽しむゲームタイトルです。
➏ボリューム:★★★☆☆3
基本的にはストーリーの分岐はないのでストーリーを進めていく形となります。プレイ時間は40時間ほどでした。
総合評価:23/30
総合評価が23点です。ブラッドボーンの面白さはバトルにあり、仕掛け武器がかっこよすぎてバトルに夢中になりますね♪盾の概念がなく攻撃的なバトルを楽しめます。
評価点
➊達成感を楽しむ最高のエンターテインメント
❷仕掛け武器がカッコよすぎる
❸爽快感抜群の戦闘システム
➍独特のダークな世界観
➊達成感を楽しむ最高のエンターテイメント
この「ブラッドボーン」というゲームタイトルは尋常ではないくらいに難易度が難しく設定されています。
通常のRPGゲームはボスが強く設定されていて、序盤の雑魚キャラは弱く設定されています。
序盤の雑魚敵が強かったら序盤は強くない主人公がストーリーを進めないからです。
でもこの「ブラッドボーン」は違います。雑魚敵でもボスくらいの強さがある敵がたくさんいます。
少しでも気を緩めると始めたばかりでもすぐに死んでしまいます。
この雑魚敵でさえも油断できない緊張感が本当に面白いと感じました。雑魚敵でさえ真剣にバトルをしないと死んでしまうので余裕は全くありません。
これが死にゲーと言われる所以です。難易度がおかしいくらい高いです。
もちろんすぐに死んでしまうだけのゲームということではありません。
何度も死ぬことにより、敵の弱点や行動の癖、ダンジョンの罠を覚えて少しずつプレイヤースキルを上げていきます。
そして強大な敵を倒した時の達成感を全身全霊で感じていく面白さがあります。
仕事でもプライベートでもあそこまでの達成感や高揚感は絶対に味わうことができません。
とても貴重な体験でありあの感覚は一度体験するとやみつきになります。
主人公のステータスを成長させて、武器を鍛え、防具を強くし、スキルを磨き、敵の動きを覚え、弱点を把握し、アクション操作性を向上させていけば必ずクリアできる仕組みになっています。
そのRPGゲームをエンターテイメントとしての側面から言えば、この「ブラッドボーン」は最高傑作です。是非とも一度はプレイしてほしいタイトルです。
そして趣味としての最高のストレス発散だと考えています。
❷仕掛け武器がカッコよすぎる
仕掛け武器というのは、「ブラッドボーン」の主力となる武器で、そのほとんどが変形することができるのです。
例えば「のこぎり鉈」という仕掛け武器があります。変形前はのこぎりとしての機能を発揮しますが、変形すると大きな鉈となります。
外見が大きく変わるとは当然のことながら、性能や攻撃方法、持ち方までもが変化するため、あらゆる場面や敵に対して、臨機応変で戦う事ができます。
私のお気に入りの仕掛け武器は何といっても「仕込み杖」です。変形前は文字通り杖なので、アクションが早くて攻撃モーションも素晴らしいので使いやすい武器です。
そして変形後は、鞭状の武器になります。杖がバラバラと紐状に剥がれていき鞭になっていく変形アクションは何度やってもかっこいい!本当にハマりました。
変形する瞬間が本当にカッコよすぎるのです!私はもうずっと飽きるまでひたすら変形しまくってました。
効果音も素晴らしく、モーションも外見も全てがパーフェクトです。
これだけでも「ブラッドボーン」をやる価値があるといってもいいくらいです。
❸爽快感抜群の戦闘システム
戦闘シーンが非常にスピード感がありスタイリッシュで爽快感が半端ありません。
アクションRPGゲームには欠かせない防御を行うための盾の概念がなく、とにかく避けて攻撃をするという画期的なシステムになっています。
この攻撃的なバトルを実現しているのは「リゲイン」というシステムがあるからです。
「リゲイン」とは敵から攻撃を受けた場合でも、一定時間内に反撃をすれば「リゲイン」の効果により少し体力が回復するというシステムです。
攻撃型の戦闘を楽しむことに特化した仕組みになっています。
先ほどの仕掛け武器もものすごくかっこいいですが、もうひとつ左手に銃も持つ事ができます。
この銃もものすごくかっこよく戦闘でも非常に重要な要素になります。
左手に銃、右手に仕掛け武器を持ち、獣を狩っていくというスタイルの最高のアクションRPGゲームです。
このゲームタイトルの一番の醍醐味は面白すぎる戦闘システムです。
アクションRPGの中でも戦闘システムのクオリティーは間違いなく最高峰です。
まずは攻撃モーションがどれも洗練されていてスタイリッシュであり、戦闘シーンを大きく盛り上げてくれます。
また戦闘スピードが非常に早くてダイナミックな戦闘を楽しむことが出来ます。最高に心地が良い戦闘システムです。
とにかく敵よりも多く攻撃をするというスタイルになっているので、戦闘シーンがとてもアグレッシブでスピード感があり楽しいです。
ちなみにこの「ブラッドボーン」の戦闘がスピードが速く面白すぎるおかげで、このゲームをプレイした後に他のアクションRPGゲームをプレイすると必ずスピードが遅く感じます。
➍独特のダークな世界観
19世紀ヴィクトリア時代をモチーフにした数々のゴシック建築や宗教彫刻が立ち並ぶ街は、異様なまでの沈黙の中で血を欲する獣が蔓延っています。
ヨーロッパの街並みに似た設定で病が蔓延し、血が飛び散り、死臭が漂った異様な静けさに満ちた世界です。
ものすごく緻密に造られていて、ダークな世界観を楽しむことができます。歩くだけで興奮する風景だと思います。
ヤーナムの住人たちは異邦人に冷たく街に隠された秘密を語ろうとはしません。
そして待ち受けるのは気が触れた住民たちが人と獣の見境なく襲い掛かる「獣狩りの夜」。
この夜を超えて朝を迎えるためには、狩人として病が蔓延した街を探索して、数々の死闘を乗り越えて秘密を暴き出す以外に方法はありません。
まとめ
ただ一つの欠点はストーリーがあまり意味が分からなかったことです。
一番初めに訪れることになった理由は理解できたのですがそれ以降は良く分かりません
何度もプレイしても意味が分からないので、物語を楽しむというRPG要素は少ないのかもしれません。
それでも最高峰のアクションRPGゲームを是非とも一度体験してもらいたいと思います。
良いブラッドボーンライフをお過ごし下さい。