オープンワールドゲームをおすすめする7つのメリットをご紹介しています。
オープンワールドゲームには、他のジャンルでは味わえない「広さ」と「自由さ」があり、プレイヤーに圧倒的な没入体験を提供します。オープンワールドゲームを初めてプレイしたのは「スカイリム」でしたが、楽しさや面白さは無限大でした。
オープンワールドというゲームジャンルは、今やRPGゲームのほとんどが採用している今一番熱いゲームジャンルです。
今までの和製RPGゲームはストーリーがしっかりと作り込まれている分、寄り道をする要素がほとんどなく、指示された一本道をただ進めていくというゲームスタイルでした。
これも非常に面白かったのですが、一度でもオープンワールドというジャンルをプレイしてしまうと、もう今までの一本道RPGゲームには戻れなくなります。
今までのストーリーが一本道のRPGゲームが窮屈に感じてしまい、自由度がなく束縛されていると感じてしまうほどです。逆に言えばオープンワールド型RPGゲームはそれくらい面白いです。
止めるタイミングが分からず癖になり、ずっとプレイし続けることが楽しくなってきます。ゲームジャンルの中で一番中毒性の高いジャンルと言っても良いです。

関連レビュー:【スカイリムSE】〖レビュー〗自由度が半端ない!オープンワールドRPGのパイオニア
目次
オープンワールドゲームをおすすめする7つのメリット
❶圧倒的な自由度で、自分の物語を歩める
❷広大なマップを探索する楽しさがある
❸細部まで作り込まれた世界観に没頭できる
❹ミッション以外の寄り道が面白い
❺自分だけの遊び方が見つかる
❻没入感が高く、ストレス解消にも効果的
❼技術的進化によるリアルな表現体験ができる
❶圧倒的な自由度で、自分の物語を歩める

オープンワールドゲームの最大の魅力は、プレイヤーが自分の意志で世界を探索し、物語を進められる“自由度”にあります。
一般的なストーリー重視のゲームでは、決められた道筋を辿ることが多いのに対し、オープンワールドでは「どこへ行くか」「何をするか」が完全にプレイヤーの自由です。
たとえばメインクエストを後回しにして寄り道をしたり、サブクエストや村人との会話を楽しんだり、自分だけの冒険が可能になります。こうしたプレイスタイルの選択肢が多いことで、ゲームが“決められたもの”から“自分で創る物語”へと変化するのです。
自分の選択が積み重なって、世界やキャラクターたちに影響を与える感覚は非常に没入感が高く、「あの冒険は自分だけのものだった」と心に残る体験を提供してくれます。
オープンワールドという名前の由来であり自由度が高い事が一番の醍醐味です。今までのいわゆる和製RPGゲームは、ストーリーが一本道でそれに沿って進めていくゲームスタイルでした。
世界マップはあるのですが行けるところは少なく、そもそも行く場所を選択すらできないタイトルがほとんどです。マップは行けるところを確認するものではなく、今の位置情報を調べる程度のものでした。
しかしオープンワールドゲームは全く違います。広大なマップを全て自由にどこまでも探索ができます。基本的に主人公が行けない場所は一切ありません。
どこまでも続く平原はどこまでも歩いて行けますし、遠くに見える険しい山も全て例外なく登れます。川や海、森や砂漠地帯なども自由に探索が可能で、好きな順番で思い通りの冒険ができます。
マップを自由に探索をしていると、新しいクエストに遭遇したり、NPCや敵に出会ったり、アイテムや宝箱などを見つけることがあります。自由に探索をしているので、ストーリーの進め方や順番も、自分だけのオリジナルの展開となるのです。
自分だけの物語を体験できるので楽しいに決まっています。探索をするうえで何があるのか分からない、何が起こるのか分からない状態であるからこそ冒険は楽しいものになります。期待感で心が躍ります。本当の冒険がここにはあります。
❷広大なマップを探索する楽しさがある

オープンワールドゲームの世界は、時に現実の都市や自然風景を再現するほど広大かつ美しく作り込まれています。見渡す限りの山脈、遠くに光る街の明かり、風になびく草原など、その世界を移動しているだけで「旅をしている」ような感覚を味わえます。
隠されたダンジョン、レアなモンスター、未発見のロケーションなど、探索による発見の喜びが至るところに散りばめられており、「この先には何があるんだろう?」というワクワク感が止まりません。
また徒歩だけでなく馬や車、滑空、船など、移動手段の多様性も探索体験を豊かにしています。ミニマップやファストトラベル機能を活用すれば効率的にも移動できますし、あえて遠回りすることで新しい発見があるのも魅力です。探索そのものが目的になり得る――それがオープンワールドの強みです。
またオープンワールドゲームはマップ上に敵がリアルに存在します。今までの戦闘シーンではマップ上の敵に触れると戦闘用シーンに切り替わり、戦闘をするというパターンが一般的でした。
マップ上の敵はアイコンとしての扱いであり、アイコンに触れるとバトルがスタートするという仕組みです。でもオープンワールドゲームの戦闘の仕組みは違います。
マップ上にいる敵がアイコンではなく、そのままの状態で戦闘となります。敵の数も、敵の位置も、戦闘の場所もそのままの状態で、リアルに近い環境で戦うことができるのです。
やはり戦闘の臨場感が全く違います。そのまま戦闘に移行するので没入感がものすごくあります。そして遠くから狙ったり、罠を仕掛けたり、仲間と共謀したりと、ありとあらゆる戦略が出来るようになります。
❸細部まで作り込まれた世界観に没頭できる

オープンワールドゲームの多くは、プレイヤーの没入感を高めるために、世界の細部にまでこだわって作られています。
NPCの一人ひとりに異なる日常の行動パターンがあり、時間帯によってお店の開閉や町の雰囲気も変化するなど、現実と錯覚するほどのリアリティを実現しています。
また地域ごとに文化や建築様式が異なったり、天候や季節の変化があったりと、世界そのものに「生きている」感覚を与える演出が満載です。
これにより単にゲームをプレイしているという感覚を超え、「この世界に自分が存在している」という深い没入体験が得られます。
細かな環境音、生活感のある街並み、人物同士の自然な会話なども世界観への没頭を後押ししてくれます。こうした環境の豊かさはオープンワールドだからこそ実現できる体験です。
重要人物であったり、ストーリーに直接関係する人物などにも、強制ではなくプレイヤーが自由に話しかけることができるので、ストーリーの展開もその都度変化していきます。
そのパターンが何通りあるのか見当すらできませんが、物凄い情報量と物凄い処理能力があってこその神業だと感じています。
マップはすごく広いのが一般的なので、色んな場所を探索していると、様々なイベントやクエスト、アクシデント、トラップなどに遭遇します。
そのすべての出来事は、何かのメインストーリーに繋がっていたり、どこかのサブストーリーと密接な関係であったりします。
その絶妙な繋がりにより、より深い人物像を理解したり、物事をより理解することができ、ストーリーにより没入感が増してさらに面白くなります。このストーリーが絶妙に交錯する関係性が、オープンワールドというシステムとマッチしていて、非常に心が躍り興奮します。
❹ミッション以外の寄り道が面白い

オープンワールドゲームでは、メインストーリーを進めることだけが楽しみではありません。
世界中に散りばめられたサイドクエストや、隠されたダンジョン、収集アイテムのコンプリート、クラフトや釣り、農業、建築といった“寄り道要素”がとにかく充実しています。
たとえば、敵に追われていたはずなのに、途中で立ち寄った村で恋愛イベントが始まったり、隠しアイテムを探しているうちに新しい仲間と出会ったりと、ストーリー以外の部分でドラマが生まれることも多いです。
目的地に向かう途中で別のイベントに巻き込まれたり、気になった場所に立ち寄って新しい発見があったりと、プレイヤーの行動次第でまったく違う体験が展開されます。
こうした「寄り道が本編より面白い」と感じるような体験は、オープンワールドならではの魅力の一つです。
❺自分だけの遊び方が見つかる

オープンワールドでは、決められた攻略法やプレイスタイルに縛られることがありません。戦闘を楽しみたい人は戦士としてダンジョンに挑めばいいですし、探索やサバイバル要素が好きな人はマップを歩き回って素材集めや拠点作りに没頭することも可能です。
またのんびり釣りをしたり、景色を眺めて写真を撮ったり、NPCと交流したりと、いわゆる「ゲームを進める」以外の遊びも成り立つのが特徴です。
たとえばSNSでは、自分のキャラクターのコーディネートや自作建築を投稿する文化もあり、他のプレイヤーの楽しみ方を知ることでさらに新たな遊び方を発見できることもあります。
こうした多様性により、プレイヤー一人ひとりが“自分だけのゲーム体験”を築くことができ、長く遊んでも飽きが来にくいジャンルとなっています。
マップをどこからでも自由に探索できるということは、人それぞれ行く順番が違います。訪れる町であったり、ダンジョンがプレイヤーごとに順番が違ってくるので、ストーリーもそれに応じて変化していきます。
今までのRPGゲームでは考えられない進化です。誰かの指示通りに、誰かに会って話をすると、またどこかの誰かにフラグが立ち、またそのフラグを回収するという流れがオフラインゲームでの仕組みでした。
オンラインゲームを面白くしている要素は膨大なストーリーだけでなく、膨大な情報量があって初めてできるシステムです。何度プレイしても、その都度行く順番は違ってくるので、違ったストーリーを何回でも楽しめます。オープンワールドならではの斬新なシステムだと思います。
❻没入感が高く、ストレス解消にも効果的

オープンワールドゲームは、日常の喧騒やストレスから心を切り離し、完全に別世界へと没頭できる優れたリラクゼーションツールでもあります。
広大な自然を自由に歩き回る、誰にも邪魔されずに自分のペースでプレイできる――そうした開放感ある環境が、現実の疲れや緊張をやさしくほぐしてくれます。
特に風の音、鳥のさえずり、波の音など、細やかな環境音やBGMが融合することで、プレイヤーは五感でその世界を感じられるようになります。ストレスがたまった時に山に登ったり、星空を見上げたり、釣りやキャンプをしたりと、現実では難しい癒しの体験もゲーム内で手軽に実現できるのです。
また「誰かに気を使う必要がない」という点でも、自分だけの世界に浸れる安心感があります。この没入感の高さは、ゲームを単なる娯楽から、心のリセット手段へと変えてくれる力を持っています。
❼技術的進化によるリアルな表現体験ができる

近年のオープンワールドゲームは、グラフィックやAI技術の飛躍的な進化により、もはや「ゲーム」という枠を超えたリアリズム体験を提供しています。
たとえば、風に揺れる草木や水面の反射、時間や天候の移り変わり、NPCの自然な会話や行動など、すべてが現実のようにリアルに描かれています。
4K解像度やレイトレーシング対応、HDR技術により、まるで本物の風景を見ているような没入感が得られ、感動すら覚えることもあります。
またプレイヤーの行動に応じて世界が動的に変化するシステム(例:街の発展、住民の反応)も増えており、ただの背景ではなく「生きている世界」として機能しています。
こうした技術的進化により、ゲームは“プレイするもの”から“体験するもの”へと進化しています。最新のハードウェアを活かしてリアルな世界を旅する体験は、まさに今のゲーム世代だからこそ味わえる最高の贅沢と言えるでしょう。
今現在でもRPGゲームでは王道となっていますが、マップ上に宝箱がたくさん置いてあります。宝箱を見つけると、テンションが上がり非常に嬉しくなったものです。
でもこの宝箱は誰が何の目的で置いたものなのか疑問に思ったことはないでしょうか。RPGゲームなのだから気にしないのが普通だと思いますが、現実的に考えると宝箱に大事なものを保管する行為は絶対にしません。
オープンワールドゲームでは、落ちている物は全て実物で表現されています。宝箱も存在するのですが不自然ではない場所にしか存在していません。
例えば盗賊団のアジトのボスの部屋にだけ置いてあるとか、どこかの基地の地下室にだけ置いてあるとか、必要性がある場所、必然性がある場所にしか宝箱は置いてありません。これにより現実世界のような感覚となり、リアル感が満載で非常に面白いのです。
オープンワールドゲームをおすすめする7つのメリット まとめ

オープンワールドゲームは、現代のゲームジャンルの中でも特に高い自由度と没入感を誇り、プレイヤー一人ひとりにまったく異なる体験を提供してくれる特別な存在です。その魅力は、単に「広いマップを歩ける」ことにとどまらず、自分自身の意志で旅を進め、自分だけの物語を創造できる点にあります。どこへ行くのか、誰と関わるのか、何をして過ごすのか――そのすべてを自分の選択で決められるからこそ、他にはない深い満足感を味わえるのです。
また、広大でリアルな世界を自由に探索することは、日常生活で感じるストレスからの解放にもつながります。誰にも干渉されず、時間や空間の制約なく“もう一つの人生”を歩める感覚は、まさにゲームならではの癒しと刺激を同時に提供してくれます。さらに、近年の技術進化によってビジュアルやAI表現が大きく進化し、ゲームの世界は現実と見間違うほどリアルになっています。だからこそ、ただの娯楽を超えて、自己表現・創作・癒しの手段としての価値も増しています。
オープンワールドゲームは、初心者から上級者まで誰にでも寄り添える懐の深さがあり、やり方次第で無限の楽しみ方が広がります。この記事を通して、「自分の世界を、自分で創りたい」と感じた方には、ぜひ一度このジャンルに触れてみてほしいと思います。きっと、まだ知らなかった新しい“自由”に出会えるはずです。