ファイアーエムブレムエンゲージ｜効率的なレベル上げの方法

ファイアーエムブレムシリーズのキャラ育成は他のRPGゲームと比較してもずば抜けて面白いです。キャラ育成の面白さはあらゆるゲームの中でもトップクラスです。

敵に攻撃したり、杖などの行動をすることで経験値を得て100になったらレベルが1上がります。このファイアーエムブレムの面白さは、レベルアップ時に上がるステータスが、設定されている個人や兵種の成長率によって変わるというところです。

基本的にはランダムなので、レベルが上がってもステータスがほとんど上昇しないこともありますし、稀ですが全てのステータスが上昇することもあります。

成長率を最大限にまで上げて、クラスチェンジを繰り返してレベルを上げていけば最強キャラは作れます。この記事では最大限に効率の良いレベル上げの方法を書いていますので参考になれば嬉しい限りです。

ファイアーエムブレムエンゲージ｜効率的なレベル上げの方法

➀	「血統」「師の導き」を装備する
②	「星玉の加護」を装備する
③	経験値アップ武器を装備
④	紋章士ミカヤのエンゲージ技「大いなる癒やしの手」を使用
➄	遭遇戦で銀ノ異形兵を倒す
⑥	遭遇戦は「チキ」と「セネリオ」を活用

➀「血統」「師の導き」を装備する

「血統」はDLC紋章士であるエーデルガルトの継承スキルであり、絆レベル5で継承可能となるスキルです。必要SPは150と少なく、効果は「入手経験値が＋120％」であり、単純にレベルアップの速度を速めることができます。

また紋章士ベレトの「師の導き」は自分と自分に隣接する味方の入手経験値を120％にしてしてくれます。同じスキル同士では重複不可ですが、「血統」と「師の導き」のように異なるスキルであれば重複可能で効果も追加されます。

レベルアップのスピードを上げて効率的にするためには、この「血統」と「師の導き」のスキルは必須となります。

②「星玉の加護」を装備する

またDLC紋章士であるチキの継承スキルであり、絆レベル5で継承可能となる「星玉の加護」も、レベルアップ時の成長率を上昇させる必須スキルです。

必要SPは1,500とかなり多いですが、効果は「レベルアップした時に基本能力が上昇しやすい」というものでこれを装備しているかしていないかでユニットの育成において大きな差が出ます。

個人的には継承スキルはこれさえあれば攻略が楽しくなり、ユニットの育成が面白くて仕方なくなります。このスキルを得るためだけにDLCを購入しても損はないと考えるくらいのものです。

序盤から仲間にできるユニットは早めにSPを貯めやすくなるので、出来るだけ早く「星玉の加護」を装備させることで最強キャラに育成することができます。とはいえ必要SP1,500というのはかなり多いので、遭遇戦などを利用して積極的にSPを貯める必要があります。

こちらもDLCを購入してから7章までストーリーを進めて、7章以降にソラネルの「見晴らしの丘」に行きエーデルガルトたちのイベントを発生させます。そして新たに追加される「神竜の章・祖たる神竜」のマップをクリアすることで紋章士チキが仲間になります。

7章という序盤で紋章士チキを仲間にすることができるので、すぐに仲間にしてSPを貯めて「星玉の加護」を装備させるのがおすすめです。

またエキスパンション第2弾から「スキルの書」を受け取ることができ、SPを得ることができるので育成したいキャラに積極的に使用すると効果的となります。

③経験値アップ武器を装備

紋章士マルスは絆レベル10で獲得経験値が2倍になる武器を使用できます。エンゲージをして「メリクルソード」を装備することで経験値アップができます。

また11章からは紋章士ルキナの絆レベル10で使用できる「パルティア」も獲得経験値が2倍になる武器となります。

優先的に育成したいキャラに装備させることで、レベルアップの効率が上がります。「血統」や「師の導き」、「星玉の加護」と合わせて装備することでより効果的になります。

④紋章士ミカヤのエンゲージ技「大いなる癒やしの手」を使用

紋章士ミカヤのエンゲージ技である「大いなる癒やしの手」は自軍や友軍の味方全員のHPを全回復することができます。使用後は自身のHPが1になります。

レベル上げ時に効率的な方法としてよく紹介されていますが、やはり一番効率が良いです。HPを回復するキャラが多いほど経験値が増えるので、可能であれば全ての味方のHPを減らしてエンゲージ技「大いなる癒やしの手」を使用することで大量の経験値を得ることができます。

またDLC紋章士ヴェロニカのエンゲージ武器である「リザーブ+」は、絆レベル10で使用可能で、周囲7マスの範囲の味方全員のHPと状態異常を回復します。このヴェロニカが持つ「リザーブ+」でも回復する味方が多ければ多いほど経験値が増えるので、「大いなる癒やしの手」の代わりになります。

➄遭遇戦で銀ノ異形兵を倒す

マップ上に表示される遭遇戦の中に銀ノ異形兵が出現する場合があり、他の敵と比較をしても獲得経験値が多く設定されています。遭遇戦での戦いは、レベル上げしたいキャラが少数である場合にはとても有効であり、レベル上げをしたいキャラで銀ノ異形兵と戦闘をすることで効率の良い育成が可能となります。

銀ノ異形兵の出現率は国の投資でレベルを上げることにより上昇するので、投資レベルを上げておくと効率的な育成ができます。特に12章以降のソルムでは投資レベル5にすると、金ノ異形兵の出現率が20％、銀ノ異形兵の出現率が70％となるのでソルムでの遭遇戦がおすすめとなります。

本作の遭遇戦では自軍の味方のレベルと同等の敵が大量に出現し、一斉に攻撃をしかけてくるので難易度は非常に高いです。メインストーリーでの戦闘のような各個撃破の作戦は全く通用しません。レベルを上げたいキャラで止めを刺すという王道の戦略ができないので、レベルを上げたいキャラを盾役にして敵を引き付けて一気に倒して経験値を稼ぐ方法が効果的となります。

⑥遭遇戦は「チキ」と「セネリオ」を活用

基本的にはルイやジェーデの盾役で前衛を配置してひたすら耐える戦略が有効ですが、効率的なレベルを上げる方法としてはおすすめできません。前衛が比較的強いと追撃で倒してしまうことが多く前衛のレベルが上がることになります。

まずレベルを上げたいキャラに「チキ」を装備させてエンゲージして前衛に配置します。レベルを上げたいキャラは、圧倒的に弱くてすぐに倒されてしまうのでチキの竜化でステータスを上げておきます。

「チキ」で竜化したキャラの後ろに「セネリオ」を装備したキャラを配置して「囮指名」という継承スキルをレベルを上げたいキャラに使用します。「囮指名」とはセネリオの絆レベル5の継承スキルであり、1ターンの間、任意の味方を敵に狙われやすくします。

敵から3回攻撃をされると解除されるとありますが、3回目以降の攻撃も受け止めてくれることが多いので、大量の敵を集めてくれます。問題は遭遇戦の敵の数が半端ないので耐えれるかどうかです。

注意すべきは「連携」の戦闘スタイルを持った敵です。連携スタイルの敵が集まると、敵が攻撃する度に攻撃をしてくるのでさすがに耐えることができません。「リン」などの遠距離攻撃などであらかじめ連携を持つ敵を一掃しておくことが必要となります。

半端ない敵の攻撃を耐えることができたら、「チキ」のブレスで攻撃します。攻撃範囲が後ろの3マスも入るので敵を大きく減らしながら多くの経験値を得ることができます。3ターンでエンゲージは解除されてしまうので、3ターン内でおおよその敵を一掃しておくと効果的となります。

ファイアーエムブレムエンゲージ｜効率的なレベル上げの方法｜まとめ

『ファイアーエムブレム エンゲージ』のレベル上げは、なんとなく遭遇戦を回しているだけだと時間もリソースもどんどん溶けていきますが、この記事で紹介したように「仕組みを理解してテコ入れする」と、一気に効率が変わります。

経験値アップスキルの「血統」「師の導き」、さらに「星玉の加護」や経験値アップ武器を組み合わせれば、一戦ごとの“稼ぎ密度”が段違いにアップ。そこに紋章士ミカヤの「大いなる癒やしの手」で複数ユニットへ一気に経験値を配り、遭遇戦の銀ノ異形兵を狙い撃ちし、チキやセネリオで生存力と安定感を底上げすれば、レベル上げそのものが“攻略の一部”として気持ちよく回るようになります。

大事なのは、「ただ戦う」ではなく「どうすれば1回の戦闘から最大限リターンを得られるか」を意識することです。育てたいユニットに経験値ブーストを集中させる、危険な敵は紋章士の力で一気に処理する──この積み重ねが、難易度の高いマップや高難度モードを乗り越える土台になります。

この記事を参考に、自分なりの稼ぎルートや編成を少しずつカスタマイズしていけば、「レベル上げがしんどいゲーム」ではなく、「育成計画を組み立てるのが楽しいゲーム」にきっと変わっていくはずです。あなたの推しユニットを、最前線で輝けるところまでしっかり育ててあげてください。