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【ドラゴンクエスト11】〖レビュー〗心が安らぐ!皆に愛される国民的RPGゲーム

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あんそる

ドラゴンクエスト11をプレイした感想や評価を紹介しています。

ドラゴンクエストシリーズは初代ドラゴンクエストからプレイしています。誰もが一度はプレイしたことがある国民的ゲームだと私は勝手に思っています。ドラゴンクエストをプレイしたことがない人で興味がある人は是非読んでみて下さい。

ゲーム内容

ドラゴンクエストシリーズのナンバリングタイトル第11作目となります。

初代ファミコン時代から存在している皆に愛され続ける国民的エンターテイメントRPGゲームです。

今作からシリーズ初である任天堂とSIEの両ゲームハードでのマルチプラットフォームの発売となっています。

絵を描いたような綺麗なグラフィックの世界で、鳥山明さんが描いたキャラクタ―たちが織りなす、笑いあり涙あり感動ありの超名作のブランドです。

ジャンルRPG
開発元スクウェア・エニックス
販売元スクウェア・エニックス
発売日2017年7月29日
【S Definitive Edition】2020年12月4日
希望小売価格9.878円(税込)
対応機種PlayStation 4/Microsoft Windows/Nintendo Switch/Xbox One

あらすじ

穏やかなイシの村で育った主人公は16歳となり村のしきたりである成人の儀式に臨みます。

そして自分はかつて世界を救ったとされる「勇者」の生まれ変わりであり大きな使命を背負うものだと知ります。

伝説の勇者の生まれ変わりとして主人公は広大な世界へと旅立ちます。


デルカダールに行けば全てが明らかになるのだという母の言葉をもとにデルカダール王のもとへ向かいます。

デルカダール王は「勇者」とは何者なのかを語り出しました。


「勇者は悪魔の子」と。

一体これはどういうことなのか。

伝説の勇者の物語は急展開を見せ動き出します。

ゲーム評価

ストーリー・世界観:★★★★☆4
ドラゴンクエストシリーズ王道ストーリーである勇者としての物語が序盤から覆ることになります。勇者にまつわる謎を解き明かすための冒険という設定がとても面白いです。

バトルの面白さ:★★★★☆4
戦闘システムはコマンドバトルであり2つの戦闘タイプを選ぶことができます。JRPGゲームの礎となるバトルシステムはプレイステーションになっても健在です。

育成要素:★★★★☆4
自由な育成を楽しむことができる「スキルパネル」を採用しています。どのスキルを覚えるかは自由に選ぶことができ自分好みの戦闘スタイルでの育成が可能となります。

キャラの魅力度:★★★★☆4
ドラゴンクエストシリーズはキャラの個性が強く愛着が湧きます。キャラごとの歴史を垣間見ることでストーリーが面白くなっていきます。

やり込み度:★★★☆☆3
シリーズおなじみの不思議な鍛冶やちいさなメダル集め、カジノや馬レース、クエストなどの冒険の寄り道が多くあります。

ボリューム:★★★★☆4
やり込み要素も多くありストーリーも重厚なのでプレイ時間は必然的に長くなります。

総合評価:23/30

評価点

ダイナミックでスピーディーな戦闘システム

昔ながらのコマンドバトルを綺麗なグラフィックで思う存分楽しむことができます。

今作では戦闘システムを2つから選ぶことができます。

「フリー移動バトル」は自由に移動しながらのバトルを楽しむことができます。

「オートカメラバトル」は臨場感あふれる演出や迫力あるカメラワークによりダイナミックな戦闘を楽しむことができます。


また新しい力「ゾーン」の導入によりバトルを一変させています。

敵の攻撃を受けていると集中力が高まり戦闘能力が一時的にアップする効果のある力です。

そして複数の仲間がゾーンに入ることで連携ができるようになります。

強大な連携技を放つことがボス戦を有利に戦うカギとなります。


またドラクエシリーズのおなじみの「さくせん」を使えば、キャラクター一人一人のコマンド入力をする必要もなく、自分の指示に応じた行動をしてくれます。

自由な育成が楽しめるスキルパネル

RPGゲームの一番の醍醐味はキャラ育成となります。

今作ではさらに自由度が増した「スキルパネル」を採用しており自分好みのキャラに育成することが可能となりました。

スキルパネルとは仲間たちの個性に応じたスキルがパネル状に並んでいるものです。

レベルアップなどで獲得したスキルポイントをパネルに割り振って特技を習得したり能力値アップの効果を得たりできます。


育成の仕方で戦闘スタイルや戦い方が変わり、プレイヤーの数だけ個性的なキャラ育成が存在することになります。

自由にキャラをカスタマイズできるので他のキャラとの組み合わせや相性なども考慮しながら育成するのが非常に面白かったです。

キャラごとに固有のスキルがあるのでレベルアップだけの育成とは異なり自分で考えながら成長させていく面白みもあります。

JRPG王道ストーリーとはかけ離れた濃厚な物語

今までのドラゴンクエストのストーリーは王道RPGが主流でした。

いわゆる悪を倒すために勇者が現れるという物語です。

初めから主人公は勇者として優秀な仲間と共に冒険を進めることが一般的でした。

よくあるストーリーの展開だとしてもドラクエならではの安心感があり面白さがあり涙あり感動がありました。


ただ今作のドラゴンクエスト11のストーリーは一味違います。

初めから勇者としては冒険はできません。

なんと「悪魔の子」としての冒険を余儀なくされます。


今までの勇者として成長していくサクセスストーリーではありません。

始まってすぐにストーリーが急展開をするのでドラクエの面白さにどっぷりとハマっていくと思います。

どん底に突き落とされてもがいて一生懸命努力して、這い上がっていくサクセスストーリーです。

そして今までのドラゴンクエストシリーズの世界観はそのまま継承しているところが素晴らしいです。

剣と魔法、ドラゴンと勇者、仲間とモンスターなどどれもテンションが上がる要素ばかりです。

独特な絵のタッチで描かれるグラフィック

絵を描いたようなとても優しいタッチで描かれた背景や大自然の数々がとても美し過ぎます。

この世界を探索しているだけでもうっとりしてしまいます。

またキャラクタ―デザインがドラゴンボールなどの著者で非常に有名な鳥山明さんです。

愛くるしいモンスターや憎めないモンスター、個性的なキャラクタ―などドラクエの世界観にぴったり合った素晴らしいキャラを作ってくれています。

ドラクエの世界観と鳥山明のデザインがマッチしたことによりドラゴンクエストシリーズは人気作になっています。

精巧に奏でられたミュージック

ドラクエファンなら必ず名前を知っているとは思いますが、音楽を担当されている方はすぎやまこういちさんです。

ドラゴンクエストならではの楽曲の美しさや多様さがあります。

ゲーム中に何度も聞くことになるのですが何度聞いても飽きない音楽を作ってくれています。

いろんな場面に合った素晴らしい楽曲ばかりが流れてきます。

思わず口ずさんでしまう懐かしのメロディーは健在でした。

まとめ


派手さはありませんがいつプレイしても子供の頃を思い出すような懐かしくて優しいロールプレイングゲームです。

仲間の大切さや正義を貫く心、相手を思い続ける純粋な気持ち、弱いものを助ける心、悪いことを止めさせて強敵に挑んでいく勇気。

どれもこのドラゴンクエストシリーズで学んだような気がします。


小学生の頃はよくファミコンで一日中プレイしていました。

学校での授業なんて全く頭に入ってこず、一日中友達みんなでそわそわしながら家に帰ってドラクエをやるのを楽しみにしていました。

とても懐かしく素晴らしい思い出です。

そして今作の「ドラゴンクエスト11」は数年ぶりにプレイしています。

久しぶりにプレイしてあの頃に戻ったような懐かしさと、RPGの面白さとでとても満足しています。

それでは良いドラゴンクエストライフを。