ウイニングイレブンをプレイしようか迷っている人へ
「ウイイレ2020で初めてプレイするが楽しめるのかな?」
「ウイイレとFIFAを比較するとどちらが面白いのかな?」
「初心者でもオンライン対戦は大丈夫だろうか」
こんな風に思っていませんか?
このような疑問に出来る限りお答えします。
目次
「ウイニングイレブン2020」ゲーム内容
販売元:コナミデジタルエンタテイメント
開発元:ウイニングイレブンプロダクション
ジャンル:スポーツ
発売日:2019年9月12日
対応機種:PS4・XboxOne・Windows
年に渡りファンに愛される、ウイニングイレブンシリーズの第24作目のタイトルです。
とことんリアルを追求したグラフィックに、選手の繊細な動き、忠実に再現されたスタジアム、席を埋め尽くす観客一人一人の表情までが限界まで再現されている人気サッカーゲームです。
ウイニングイレブンシリーズは、様々なeスポーツ競技のタイトルとして根強い人気があります。
今作からタイトルの前に「eFootball」が追加され、e-sportsでの対戦を推奨し、参加を促したいという考えから、eスポーツとサッカーと掛け合わせたタイトルを追加しました。
これからのeスポーツを盛り上げるタイトルとなるのは間違いありません。
「ウイニングイレブン2020」感想
サッカー好きにはたまらなく面白です。
サッカーゲームはいくつかありますが、間違いなく最高のクオリティだと思います。
リアルに表現されたグラフィックやスタジアムに感動するのはもちろんですが、選手の動きの超絶なリアル感には驚愕しました。
今までのシリーズでも、テレビで本当の試合を観ているかのような臨場感があり、ゲームをプレイしていることを忘れることがありましたが、今作ではさらに進化しています。
その進化の仕方が想像を超えるものであり、本当に感動しました。
これほどサッカーをプレイしていて気持ちがいいゲームはありません。試合に負けても、ウイイレをプレイできることが楽しく思えてしまうほどです。サッカーをプレイしたいのなら、ウイイレで決まりです。
【評価点】
FIFAとの比較では操作性は圧勝

私はほとんどFIFAをプレイしませんので、ウイイレ側から見た比較となることをご了承下さい。何回かFIFAをプレイしてみての感想を書いていきたいと思います。
「ライセンス数」
まずは悔しいですが、FIFAとのライセンスの数では圧倒的に惨敗です。収録されているリーグの数が圧倒的にFIFAの方が多いです。
リーグ数だけではなく、大会ライセンス、実在スタジアム、実名選手、実名チームなどどれもFIFAには足元にも及ばない状況です。
「グラフィック」
グラフィックに関しては、ほとんど変わらずに両方とも素晴らしく美しいです。
しかしFIFAの方が試合の演出面では秀でていて、実際の試合の中継を観ていると錯覚するようなリアルティがあります。
「キャリアモード」と「マスターリーグ」
FIFAとウイイレでは、自分が監督となり、移籍や契約、スカウト、選手管理などを行い、クラブ経営を体験できるモードがあります。
どちらもほとんど同じコンテンツですが、私はウイイレの方がよりリアルを追求していて、面白いと感じました。イベント映像もウイイレの方が豊富なので、没入感があります。
「操作性」
私は選手の操作性の相性がウイイレの方が断トツに良いので、ずっとウイイレ派であり、熱狂的なウイイレファンです。
何が違うのかはプレイしてみないと詳しい事は分からないと思いますが、ウイイレの方が操作の反応が良く、身体の動きや足の動きなどがリアルに近いです。
そして身体の当たり具合や、レスポンスもリアルに近い仕様になっているのでとても楽しめます。
リアルに近くしているので、試合でも点数があまり入りにくく、今のサッカーの実情に近いのではないかと思います。
逆にFIFAは操作性は反応が軽すぎて、動きが盛られている感覚です。リアルの動きとは違和感を感じます。
初心者にもプレイしやすいように感度を上げて設定されているようですが、コアのプレイヤーだと、試合が点取りゲームと化して実際の試合とはかけ離れた結果になることもありました。
どちらのゲームを選択するかは、個々のプレイスタイルに合っているかどうかが大切です。
現実味を帯びた臨場感がある試合

操作性は昔から圧倒的に素晴らしいものですが、今作ではさらに進化しています。
今まではスピードが速い選手とパワーがある選手がウイイレの試合では活躍しやすい傾向にありました。
スピードの能力が高い選手が、ドリブルをトップスピードで行えば止められません。フィジカル能力が固い選手が、ワントップでボールを受ける場合はなかなか崩せません。
しかし今作では、テクニック能力が最大限生かせるシステムに生まれ変わりました。巧みなボールコントロールで密集したディフェンスの中を、ドリブルで抜け出せるようになります。
能力に応じて、トラップの精度も変わり、テクニックで試合を魅了する新しいスタイルが出来るようになりました。
また選手個人の個性がより的確に表現されるようになりました。試合の状況に応じて、個人が持っているスキルを発揮できるようになったのです。
もうこれはウイイレをプレイするしかないですね。
マスターリーグの完成度

私はこの「マスターモード」は毎回没頭します。
今作では、もう実際のサッカーのイベントだと錯覚するくらいの演出が素晴らしかったと思います。
リアルを追求した交渉だったり、移籍市場の変化や数々の問題を解決したり、多くのイベントの発生などを体験できます。
特に移籍の交渉システムが進化していて、実在するクラブとリーグの移籍傾向やデータを分析して、それに沿った形での移籍やスカウトが行われるようになりました。
現実の選手の市場価値や給与データも収集されて、移籍金や年俸に反映されます。現実の移籍市場を動かしている体験をすることができます。
また監督モデルのクオリティが向上し、実在する人物をプレイしているような感覚になります。
オンラインモードの進化

ウイイレでの一番の醍醐味はやはりオンラインでの対戦です。自分のスキルを上げて対戦に勝利した時の達成感は何物にも代えられません。
また新たに搭載された「Matchday」が熱いコンテンツとなりました。
勢力戦と代表戦があり、2つの勢力に分かれて自勢力の勝利を目指していくモードとなります。やはりネットでの人との対戦が、非常に強者ばかりではありますが楽しくて仕方ありません。
【まとめ】
私はウイイレ2000くらいからプレイしているので、ちょうど20年となります。毎年ウイイレシリーズの新作が出るのを楽しみにしていました。昔は友人と集まってウイイレ大会をよくしたものです。
当時はネット対戦もないので友人同士でウイイレの輪を広げて、部屋に集めて対戦するしかありませんでした。それでも本当に楽しかった記憶があります。
ウイイレは新作が出るたびに、選手の動きの新機能の追加や、リアル感の増加などがあり、毎年心を躍らせています。
そして今回のウイイレ2020年は別格だと断言します。進化という言葉が相応しいほどのタイトルでした。これ一本あれば、サッカーゲームファンは満足すること間違いなしでしょう。
最後に毎年願っていますが、ライセンス数を是非とも増やしてほしいと思います。実名で使える選手やチーム、リーグや大会を、アップデートをしないでプレイしてみたいです。