ダークソウル3をプレイした感想や評価をご紹介しています。
ダークソウルシリーズのナンバリングタイトルの3番目となります。デモンズソウルから始まりダークソウルやダークソウル2をプレイしてきましたが全てにおいて最高傑作と言えます。興味があれば是非とも読んでみて下さい。
ゲーム内容
フロム・ソフトウェアから発売されたアクションRPGゲームです。ダークソウルシリーズのナンバリングタイトルの第三作目となります。
一度は必ず心が折れてしまう程の高すぎる難易度と一度は必ず恐怖におののくダークな世界観を持つアクションRPGゲームです。
「死にゲー」という新しいジャンルを作り上げたアクションRPGゲームの王道シリーズです。
ダークソウルシリーズの最終章でデモンズソウルやダークソウル、ダークソウル2、ブラッドボーンの面白さを全て結集しています。
徹底的に死にゲー好きなコアプレイヤーの面白さや達成感を追求した「死にゲー」の最高峰です。
ジャンル | アクションRPG |
開発元 | フロム・ソフトウェア |
販売元 | フロム・ソフトウェア |
発売日 | 2016年3月24日 [The Fire Fades Edition] 2017年4月20日 |
希望小売価格 | 6.490円(税込) |
対応機種 | PlayStation 4/Microsoft Windows/Xbow360/Xbox One |
あらすじ
ロスリックと呼ばれる王国には、世界の根源であるはじまりの火を継いだ「薪の王」たちの亡骸と彼らの故郷が流れ着きます。
ある日はじまりの火が陰り鐘が響き渡ります。
火が陰ったことで生死の境があいまいになり、死んでいった薪の王たちが蘇ります。
彼らは課せられていた火継ぎの使命をある理由から投げ出しロスリックに流れ着いた自身の故郷に籠ってしまいます。
時を同じくして蘇った「火の無い灰」と呼ばれる不死人。
この不死人には薪の王たちを玉座に連れ戻し火継ぎを行わせる使命が課せられていました。
ゲーム評価
➊ストーリー・世界観:★★★★☆4【大変良い】
玉座に薪の王たちを連れ戻すというストーリーですが物語自体はあまり理解できませんでした。ただダークファンタジーという世界観だけは作り込まれておりプレイしていて興奮します。
❷バトルの面白さ:★★★★★5【神ゲーの領域】
新しい要素である戦技が追加されたことによりバトルにも深みが増しています。強敵とのバトルは常に緊張感があり倒した時は思う存分達成感を体感できます。
❸育成要素:★★★★★5【神ゲーの領域】
ダークソウルシリーズの定番であるソウルを使ってステータスを上げていく育成システムは面白くやりがいがあります。RPGの大前提としてやはり育成要素の面白さが鍵となります。
➍キャラの魅力度:★★★☆☆3【良い】
NPCが少なくストーリーが理解できないのでキャラへの没入感が薄くなり魅力を感じるNPCはほとんど存在しません。
➎やり込み度:★★★☆☆3【良い】
ダンジョンの探索やキャラの育成はストーリー進行と同時にやりがいがあります。しかしメインストーリー以外のやり込み要素は存在しません。
➏ボリューム:★★★☆☆3【良い】
私のプレイ時間は100時間ほどでした。クリアだけなら60時間から80時間くらいで可能となりますが、私の場合は探索や武器のカスタマイズに時間をかけていました。
【ダークソウル3】総合評価:23/30
総合評価は23点です。死にゲーというジャンルにおいては最高クラスとなっています。キャラ育成や武器のカスタマイズ、バトルが非常に面白く緊張感や達成感が半端ないアクションRPGゲームです。
評価点
➊死にゲーという面白さ
❷緊張感のある探索
❸成長をすぐに感じる育成システム
➍武器のカスタマイズ
➎オンライン要素
➊死にゲーという面白さ
死にゲーという新しいゲームジャンルを生み出したダークソウルシリーズの第3弾です。
ダークソウルシリーズの最大の面白さは何といってもすぐに死んでしまう難易度の高さです。
とはいえただ難しいだけのアクションRPGゲームではありません。
ボスだけでなく雑魚敵に対しても常に死と隣り合わせでのバトルとなるので緊張感を持ちながら戦闘します。
主人公の装備やステータスをレベルアップし、敵の弱点や行動パターンを調べながら上手くなっていき敵に挑んでいく過程を楽しむことができます。
難易度は高いですがしっかりと準備をして挑めば必ず倒すことができます。
何度も挑戦をして倒したことができた瞬間の達成感や高揚感は一度味わうとやみつきになります。
死にゲーとはすぐに死ぬゲームではなく、難易度は難しいが何度も挑戦しながら、自分自身も成長してひとつひとつクリアしていく楽しみ方ができるゲームジャンルです。
❷緊張感のある探索
一切妥協のない難易度が探索の緊張感や恐怖心を増幅し本当の意味での冒険を楽しむことができます。
敵に遭遇したときの恐怖に打ち勝ち、強敵を倒した時の達成感は一度味わうとやみつきになります。
そしてその緊張の中を探索し珍しいアイテムを発見できた時の喜びも格別です。今まで行けなかった場所に行けるようになる新しい道を発見した時の高揚感。
今まで硬く閉ざされていた扉を開く時の期待感など、このタイトルはあらゆる探索によりあらゆる感情を楽しむことができる最高のエンターテイメント作品です。
探索によって得たアイテムにより、自分の武器を強化して強くなっていく過程を楽しむことができます。
少しずつ探索場所を広げていくRPGゲームの面白さがこのゲームタイトルにはあります。
気を緩めるとすぐに死んでしまう死にゲーというジャンルなので、探索が面白く癖になっていくのです。
❸成長をすぐに感じる育成システム
敵を倒した経験値としてソウルを入手します。そのソウルを使用することで各ステータスを上げていく育成システムとなります。
レベルアップの際にステータスを上げていくのですが、自由に何も制約なくレベルアップが可能となります。
最終的にどのようなキャラクターにしたいのか把握しておかないと、中途半端な成長となりストーリーが進むにつれ攻略が辛くなってきます。
ステータスのバランスによりキャラクターの強さや成長に雲泥の差が出てしまいます。
ただしこのレベルアップの自由さは主人公の成長が肌で感じられる程ものすごく面白くて癖になっていきます。
自分の思い描いた通りにキャラクター作りに成功したのなら、ストーリーを進みにつれ攻略しやすくなりどんどん面白くなっていきます。
この後戻りできない要素であり、自分の好きなように成長できる自由度が最大の面白さでもあると同時に最大の難しさであります。
➍武器のカスタマイズ
主人公のステータスのレベルアップ以外にも武器のレベルアップやカスタマイズ要素があります。
必要なアイテムや素材を入手したら鍛冶屋で武器をレベルアップしたり属性を付与することができます。
この武器のカスタマイズによる攻撃力の上昇がものすごく大きいので探索や敵との戦闘において非常に重要となってきます。
自分の戦闘スタイルを決めて装備する武器を決定して同じ武器を育てていく必要があります。
この武器を育成していく過程も非常に面白くこのゲームタイトルの醍醐味です。
武器を強く出来るアイテムや素材は序盤ではとても希少性の高いものなので失敗は許されません。
後戻りできないので武器のカスタマイズの面白さがあります。
また様々な属性を付加することもできます。あるアイテムを入手すると鍛冶屋が付与できる属性が増加していきます。
この属性の選択により攻撃に様々な効果が付くので、敵の弱点を突くことができれば戦闘が楽になります。
属性の効果も攻撃力として加算されるので攻撃力が強くなった事が一番実感できます。
主人公のステータスを上げて武器を強くすることでどんどん強くなる楽しさが加速していきます。
➎オンライン要素
実在するプレイヤーとの協力プレイや敵対プレイが可能となります
この「ダークソウル3」のオンライン要素は間違いなく神ゲーだと言って間違いないでしょう。
オンライン要素とは強敵の前に他のプレイヤーさんに助けてもらったり、一緒に攻略してもらったり逆に敵として侵入されたりもします。
白霊という協力者となりホストと一緒に冒険をしたり、闇霊という侵入者に対抗するために実在するプレイヤーと楽しむことができます。
この情け容赦ない侵入が非常にこのゲームの難易度を上げています。
雑魚敵でも強くてすぐに死んでしまう可能性があるのに、他のプレイヤーの侵入者が出現したときの絶望感は言葉には表すことができません。
緊張感が半端なくアドレナリンは出っぱなし状態が続き面白さが常にマックスです。
例えばぎりぎり今の自分が行けるところまで探索したとします。安全策でいったん戻ろうとした時、どこからともなくオンラインで侵入されるのです。
アイテムを使い果たし体力も残っていない状態では倒されること間違いなしです。
ぎりぎりまで探索した場所で倒されてしまうことも多々あるのです。
今までの経験値を取り戻すためここまで戻ろうと必死になりますが、一瞬の気の緩みで途中で倒され経験値がなくなってしまいます。
ただこの非情なほどの難しさが面白さでもあります。
まとめ
ダークソウルシリーズはアクションRPGゲームの面白さを全て詰め込んだ素晴らしい作品です。
アクションRPGのジャンルで「ダークソウル3」以上の良質なゲームはありません。
「ダークソウル」シリーズで最後となるナンバリングタイトルですが、今までの最高傑作となっています。
アクション性も非常にスムーズで今までで一番良い操作性です。
キャラクターの成長させて難敵に何度も戦いに挑みながら、敵の弱点を見極めて自分の技術を上げて倒した時の感動は忘れられません。
普段の生活では絶対に味わえない達成感や高揚感、緊張感や恐怖感をこのゲームタイトルでは思う存分体験することができます。
最高のエンターテイメントです。