RPGゲームを趣味にする9のメリットをご紹介しています。
RPG(ロールプレイングゲーム)は、ただの娯楽ではなく、感情を揺さぶり、学びや達成感までも与えてくれる奥深いゲームジャンルです。ここでは、RPGゲームを趣味にするメリットを10個に厳選し、初心者にもわかりやすく解説します。
まずはRPGゲームからプレイすることをおすすめします。RPGゲームは物語・育成・自由度の面白さのすべてが揃う最強ゲームジャンルであり、ずっと老若男女から絶大の人気のあるジャンルです。
ゲームタイトル選びさえ慎重にできれば、満足すること間違いないでしょう。私はゲーム歴40年以上で総プレイ本数は400本以上プレイしてきました。そんな私がRPGゲームの面白さをご紹介します。
目次
RPGゲームを趣味にする9のメリット
❶物語への没入感が高く、感情移入できる
❷自由度の高いプレイスタイルを楽しめる
❸戦略性と達成感が味わえる
❹世界観・ビジュアル・音楽を通じて非日常を体験できる
❺考える力や読解力、共感力が鍛えられる
❻自分のペースで進められる“時間的自由さ”
❼ソロプレイでも満足感が得られる
➑キャラクター育成・収集の楽しさがある
❾シリーズで長く楽しめる継続性
❶物語への没入感が高く、感情移入できる

RPG最大の魅力は、プレイヤーがまるで物語の登場人物になったかのようにゲーム世界に入り込める「没入感の強さ」にあります。
ゲーム内の主人公や仲間たちと共に旅をし、さまざまな困難や葛藤を乗り越えるストーリー展開は、プレイヤーの感情に深く訴えかけてきます。映画や小説と違い、自らの選択や行動が物語に影響を与えるため、物語への当事者意識が強まり感情移入がしやすいのです。
たとえば仲間との別れや敵との対決など、プレイヤーの判断がストーリーを左右する場面では、思わず涙したり心を揺さぶられることもあります。このようにRPGはただの遊びではなく、感情を揺さぶる“体験型の物語”として非常に高い評価を得ています。
またRPGゲームの一番の醍醐味は、強大な敵を倒した時の達成感や高揚感です。一度経験をしてしまうと、この感情は忘れられなくなります。この感情を味わいたいがために、ゲームを続けていると言っても過言ではありません。
全身に鳥肌が立ち、身体中にアドレナリンが放出し、あらゆる細胞が喜んでいる最大級の「達成感」を体験して下さい。そして仕事上でもあまり経験することが少ない高揚感も味わうことができます。
自分の分身である主人公がレベルアップして、どんどん強くなっていき、やれることが多くなってくるとさらに面白くなってきます。またフィールドやダンジョンで冒険をしていると、思わぬ貴重な武器や防具、重要なアイテムなどを見つけることがあります。
罠やトラップを解除しながら、最深部まで到達したときに発見する宝箱は、最高の高揚感を味わうことが出来るでしょう。また探索する際には緊張感が増し、新しい場所に行けるようになると期待感で心が躍ります。
❷自由度の高いプレイスタイルを楽しめる

RPGはプレイヤーの選択によってゲーム体験が大きく変化する点が特徴です。どのスキルを覚えるか、どの装備を使うか、どのルートを進むかなど、細かい判断が積み重なることで「自分だけの物語」を作ることができます。
強いキャラを育てて戦闘を有利に進めるのも、収集や探索に時間をかけて世界をじっくり味わうのも自由です。
またマルチエンディングを採用している作品では、選択肢によって結末が変化するため、何度プレイしても新しい発見があります。
こうした自由度の高さが「ゲームの楽しみ方に正解はない」というRPGの魅力を支えています。自分だけのペースで、自分だけの戦い方でゲームを進められるこの柔軟さは、ユーザーの個性を尊重した遊び方として多くのファンに支持されています。
❸戦略性と達成感が味わえる

RPGの戦闘では、単に敵を倒すだけでなく「どう戦うか」が問われます。ターン制バトルでは行動順や属性相性、状態異常の管理など細かな戦術が重要になり、アクションRPGでは操作スキルと戦略の両立が求められます。
ボス戦やダンジョン攻略では、準備不足では勝てないことも多く、装備やスキル構成、パーティのバランスなどを考えて挑む必要があります。
こうした準備と挑戦を重ねて難関を乗り越えたときに得られる達成感は、非常に大きなものです。またキャラクターがレベルアップして強くなっていく過程も実感できるため、「努力すれば結果がついてくる」という明確な報酬が得られます。
ゲームの中で得た達成感が、現実でのやる気や自信につながるケースもあるほどです。
❹世界観・ビジュアル・音楽を通じて非日常を体験できる

RPGはファンタジーやSF、時代劇風、スチームパンクなど、作品ごとにまったく異なる世界観を持っています。その世界を構成するのは、美麗なグラフィック、幻想的なBGM、緻密に設計された設定資料や歴史背景などです。
プレイヤーはその世界の住人として冒険をし、現実では味わえない非日常体験に没頭できます。街の住人との会話、草原や洞窟の探索、空や海を渡る乗り物など、五感を通じて世界がプレイヤーに語りかけてくるのがRPGの醍醐味です。
作品によっては、実在の文化や歴史をモチーフにした設定もあり、ゲームをきっかけに新たな知識や興味を持つこともあります。これらの体験は、単なるゲームプレイを超えた「一つの世界に生きる感覚」を与えてくれるのです。
またRPGゲームは濃厚なストーリを楽しむことができるのも大きな特徴の一つです。ゲームタイトルによって、様々な世界観があり、独自の物語があり、個性豊かなキャラクターがいて、全く別の世界を体験することができます。
ストーリーから、友情や仲間の大切さ、正義を貫く心を学ぶことができました。そして弱いものを守るやさしさや悪に立ち向かう勇気など、本来持っているの人間の心を呼ぶ覚ますこともあります。
会社から帰って家事や育児を終わらせてから、趣味の時間を楽しむという普段の生活ルーティンの中では、胸を膨らませるような出来事は絶対に起きません。
しかしゲームの中では、心躍る出来事ばかりが起きます。探索をしていると、強大な敵が現れることがありますし、盗賊団や強盗団のような自分と同じ種族の敵とも戦うことになるかもしれません。
罠をかけられたり、人助けをしたり、裏切られたり、宝箱を見つけたり、見たこともないような高価なアイテムを手に入れたりできます。何が起こるか分からない場所を探索することがなによりの冒険であり、RPGゲームの最大の面白さでもあります。
そしてグラフィックの綺麗さは素晴らしいです。特にRPGゲームの場合は、グラフィックが綺麗なゲームタイトルが多く、現実世界と変わらないクオリティなので感動します。
美しい世界で冒険をしていると、それだけで心が躍ります。何もしないでも美しい木々や、水の流れが美しい川、青々とした空、忠実に再現された風の流れなど、どれも素晴らしい背景に興奮するでしょう。
そしてフィールドが実在するかのような美しい世界だと、物語や人物などの没入感も増して、さらにゲームそのものを楽しむことができます。キャラクターも非常に精巧に描かれているので、個性豊かで愛着が湧きます。
そして個々のキャラクターごとの設定もしっかりと作り込まれていることが多いので、ストーリーと共に引き込まれていきます。
❺考える力や読解力、共感力が鍛えられる

RPGは選択肢による分岐や複雑な人間関係、伏線の多いストーリー構造を持つことが多く、プレイヤーには「読み解く力」や「考える力」が求められます。
またキャラクターたちのセリフや行動から心情を想像し、物語の背景を読み取ることで「共感力」も自然と育まれます。正義と悪が一概に分けられない物語では、相手の立場に立って考えることの大切さを学べることもあります。
こうした読解・思考の繰り返しが、読書や勉強とは違った形での「学び」となります。特にテキスト量の多いJRPGや選択肢が重視される海外RPGでは、ストーリーを深く味わうために文章をよく読む習慣が身につくため、語彙力や理解力の向上にもつながります。
❻自分のペースで進められる“時間的自由さ”

RPGの多くはプレイヤーが好きなタイミングでゲームを中断・再開できる「自由な進行設計」になっています。セーブやオートセーブ機能、クエスト単位での進行構造により、短い空き時間でもコツコツと遊べるのが特徴です。
特に仕事や学業などで忙しい日々を送る人にとっては、自分のライフスタイルに合わせてゲームを楽しめることは大きなメリットです。
アクション性の高いゲームのように「短時間で集中して操作が求められる」というプレッシャーも少なく、疲れた日でも無理なく遊ぶことができます。
また物語を読み進めるだけでも十分に満足できる構成になっているため、「今日は探索だけ」「ストーリーだけ」など、その日の気分に応じた柔軟なプレイスタイルが可能です。自分のペースでゆっくり遊びたい人にとって、RPGは非常に相性の良いジャンルです。
さらにサブストーリーやコレクションなどのやり込み要素がたくさんあるRPGゲームは非常に多いです。冒険しながら素材を集め、武器や防具を作ることができたり、アイテムや薬を作ることができます。
またカジノであったり、ミニゲームであったり、コレクションであったり、様々な面白いコンテンツがあります。メインストーリを進めるだけでなく、仲間であるキャラクターがどんな人生を送ってきたのかが分かるようなサブストーリーを楽しめるものもあります。
そしてサブストーリーから派生して、新しいメインストーリーが生まれたりする時もあるので、楽しみ方は無限大です。メインストーリーばかりではなく、寄り道してお金を稼いだり、強い武器を作る素材集めの冒険に向かったり、遊び方は人それぞれで、思い思いの楽しみ方ができます。
❼ソロプレイでも満足感が得られる

RPGは一人用を前提に設計されたタイトルが多く、「他人との対戦が苦手」「協力プレイは緊張する」といった人にも安心しておすすめできます。
オンライン対戦やチャット機能が当たり前の現代のゲーム環境において、他人に気を使わずに“自分の世界に集中できる”ソロプレイRPGの価値は非常に高まっています。
物語に集中し、キャラクターや世界観とじっくり向き合うことで、他者の目を気にすることなく深い没入体験が得られます。
また対戦ゲームで感じやすい「負けによるストレス」や「人間関係のトラブル」なども避けられるため、純粋にゲームの世界に浸りたいというニーズにしっかり応えてくれます。
SNSや配信といった他者との共有が盛んな時代だからこそ、RPGの“ひとりでじっくり楽しむ贅沢さ”は、見直されるべき大きな魅力です。
➑キャラクター育成・収集の楽しさがある

RPGに欠かせない要素の一つが、キャラクターの育成やアイテム・装備の収集です。
レベルアップによってステータスが上昇したり、新しいスキルを覚えたりと、成長の過程を目に見えて体感できるため、「自分の手で強くしている」という実感が得られます。
またレアアイテムや装備を手に入れるための探索や周回要素もあり、収集欲を刺激する仕組みが充実しています。これらの育成・収集要素はプレイヤーの努力が成果として現れるため、自然と「やり込み」たくなる中毒性のある面白さがあります。
さらにプレイヤーによって育成方針や収集目標が異なるため、他の人との情報交換やプレイスタイルの比較も楽しみの一つになります。「このキャラは防御型で育てた」「この装備を揃えて最強構成にした」など、自分だけのプレイ履歴が残るのもRPGの奥深さです。
ゲームタイトルによって様々な成長システムがあります。主人公が敵との戦闘で経験値やポイントを稼いで自分をレベルアップをしていく過程は、どんどんハマってしまいます。
使える技や魔法が増えたり、攻撃力が上がり、防御力が強化されます。以前よりも敵との戦闘が楽になり、楽しくなり成長を感じることでより面白くなってきます。
またレベルアップをするステータスを選べる成長システムもあるので、自分の思い通りのキャラの職業や属性にすることもできます。
そしてどのような戦闘スタイルにするかも、自分で選択して自由に選べるゲームタイトルが多いので、思い通りのキャラを育てることができます。自分の思い通りのキャラが出来上がり、強敵を倒した時の達成感ときたら最高です。
❾シリーズで長く楽しめる継続性

RPGは人気作がシリーズ化されていることが多く、一作にハマればその世界観を長く、そして深く楽しめる点も魅力です。
『ファイナルファンタジー』や『ドラゴンクエスト』、『ゼノブレイド』シリーズなどは、一作品ごとに独立したストーリーを持ちつつも、世界観やシステム、開発思想に共通点があり、ファンが継続して追いかけやすい構造になっています。
また前作をプレイしているとニヤリとできる演出や、シリーズを通して成長するキャラクターも存在し、ファン同士の一体感やコミュニティも育まれます。
新作発表を心待ちにする楽しみや、リメイク・リマスターによって再び名作に触れられる喜びも、シリーズRPGならではの魅力です。
1本だけでは終わらない「長く付き合える趣味」として、RPGは非常にコストパフォーマンスの良いジャンルだと言えるでしょう。
RPGゲームを趣味にする9のメリット まとめ

仕事でもプライベートでも自分の成長はものすごく嬉しいものです。出来ないことが出来るようになった時の満足感は忘れません。ただこの感情は普段の生活においてはなかなか体感することが少ないです。
私がRPGゲームをプレイする理由はこの感情を体感したいからです。そして主人公と一緒になって成長し、異なる物語を楽しむことがストレス発散になるのです。
ゲーム初心者の人で、ゲームはやってみたいけど何をすればいいのか分からない。そんな悩みがある人もいます。ゲームジャンルはたくさんあるので、自分に合ったジャンルを選ぶことが出来ると、面白いゲームタイトルに出会える確率が上がります。
RPGゲームは本当に面白い要素が満載なので、絶対に失敗しないゲームタイトルが多いです。どのゲームジャンルを選べばいいのか分からない人はとりあえずRPGゲームをおすすめしています。
またRPGには、壮大な世界観や多様なキャラクター設定、複雑なストーリーが用意されており、プレイヤーの想像力を大いにかき立ててくれます。
ゲーム内で語られない部分を自分なりに補完したり、キャラクターの心情を考察したりすることで、物語の理解がさらに深まり、より強い没入感を得ることができます。
特に世界観が丁寧に作られているRPGでは、「もしこの国に住んでいたら?」「このキャラの過去は?」といった想像が膨らみ、プレイヤーの中でゲームの世界が生き続けます。
こうした体験は、創作活動(イラスト、文章、配信など)や考察文化の盛り上がりにもつながり、自分の感性や表現力を育てる場としてもRPGは非常に優秀です。ゲームを通じて得た感動や疑問を自分なりに整理し、アウトプットしたくなる――それがRPGの持つ力です。