あんそる

【Lies of P】のレビューとして、プレイした感想や評価をご紹介しています。
概要やあらすじ、作品の魅力などでこのゲームを深堀しつつ、私個人の評価、ユーザーレビュー、どんな人におすすめなのかも解説することで、このゲームの良い部分や悪い部分を徹底的に分析しています。

「ソウルライクは好き。でも“また似たやつ”でしょ?」──そう思って手を伸ばすのを迷っているなら、『Lies of P』は一度立ち止まって見てほしい作品です。

ピノキオの世界観をベースにしたダークファンタジーの世界「クラット」は、美しい街並みの裏に狂気と悲劇が滲み、探索するほどに“何が正しくて、何が嘘なのか”が揺らいでいきます。

本作の魅力は、ただ歯ごたえがあるだけの高難度ではありません。パリィ(ガードジャスト)が決まった瞬間の快感、武器を“ブレード×柄”で組み替えて自分の手触りを作る自由度、そして「嘘をつく/真実を選ぶ」選択が物語と結末に影を落とす構造──これらが噛み合って、戦闘もストーリーも“自分で踏み抜いた結果”として積み上がっていきます。

この記事では、実際に遊んだ体感をもとに、良い点・気になる点、向いている人/合わない人、難易度の印象まで、ネタバレを抑えつつ正直にレビューします。購入を迷っている人が「自分に刺さるか」を判断できるよう、丁寧に深掘りしていきましょう。

あんそる

今までデモンズソウルから死にゲーのアクションRPGをプレイしていますが、こんなにも楽しんだのは初めてかもしれません!
大概死にゲーは心が折れまくっていましたが、このゲームタイトルのバトルはガードからの組み立てができ、心が折れない絶妙な難易度でバトルがとても面白いです。死にゲーが苦手なアクションRPG好きな人に是非プレイしてほしいですね♪

美しくも退廃した都市クラットを舞台に、童話「ピノキオ」をダークに再解釈したソウルライク『Lies of P』。ジャストガード(パリィ)が決まる爽快感と、緊張感あふれるボス戦で“上達する喜び”を味わえます。さらに武器を「刃×柄」で組み替え、自分好みの手触りにカスタム可能。物語は「嘘/真実」の選択で印象が変わり、クリア後も余韻が残る一本です。

Lies of P|レビュー|概要と魅力

▶Lies of P|概要

参照:Lies of P
項目内容
タイトルLies of P
作者NEOWIZ/Round8 Studio(開発)
ジャンルアクションRPG(ソウルライク)
配信プラットホームSteam(PC)/PlayStation Store(PS4・PS5)/Xboxストア(Xbox One・Xbox Series X|S)
出版社NEOWIZ(パブリッシャー)

▶Lies of P|あらすじ

参照:Lies of P

『Lies of P』は、“ピノキオ”の物語をダークに再解釈したソウルライク・アクションRPG。舞台は、ベル・エポック風の優雅さをまといながらも、いまや悲鳴と狂気に染まった都市「クラット」。かつて繁栄を支えた自律人形(パペット)たちが暴走し、街は怪物と不穏な噂に飲み込まれていきます。

主人公は、ゼペットにより作られた一体の“人形”。目覚めた瞬間から、彼は「嘘」と「真実」が絡み合う出来事の渦中へ放り込まれます。誰を信じ、何を選ぶべきなのか——味方に見える人物さえ信用できず、手を差し伸べられた言葉の裏側を疑いながら、崩壊した街の真相へ近づいていくことになるのです。

プレイヤーは、残酷で美しいクラットを探索し、凶暴な敵と対峙しながら、失われた秩序の理由と自分自身の在り方を追い求めます。“童話”の形を借りたこの旅は、単なる勧善懲悪では終わらない、苦く重い問いを突きつけてくる——それが『Lies of P』の物語の入口です。

▶Lies of P|魅力

参照:Lies of P

➀童話を“美しく残酷に”ひっくり返す世界観と空気感

『Lies of P』の大きな魅力は、ピノキオを下敷きにしながらも、甘さを徹底的に削ぎ落としたダークな再解釈にあります。舞台の都市クラットはベル・エポックを思わせる優雅さを纏い、街角の装飾や建築の雰囲気だけで「ここにはかつて繁栄があった」と語ってくる。その一方で、街は崩壊し、人形たちの暴走や病による異変が日常を侵食している。探索しているだけで“美しいのに不穏”という矛盾が積み重なり、プレイヤーの緊張が途切れません。単に暗いのではなく、上品さと狂気が同居する空気が物語の没入感を引き上げ、次のエリア、次の真相へと強く引っ張っていきます。

②ジャストガード(パリィ)中心の戦闘が練習するほど気持ちいい

本作の戦闘は、回避で逃げ切るよりも、相手の攻撃を受け止めて崩す方向に快感の軸があります。ガードやパリィ(ジャストガード)を絡めて相手のリズムを読み、反撃の手数で押し返す設計だから、最初は苦しくても「原因がわかる→改善できる→勝てる」の手触りが強い。さらに武器の耐久が削れたり、砥石で一時強化できたりと、緊張感のあるリソース管理も戦闘の味になります。結果として“上達がそのまま快感に直結する”タイプのソウルライクになっていて、ボス戦を越えた後の達成感が段違いです。

③ブレード×柄の“武器組み換え”がビルドの幅を爆発させる

『Lies of P』がソウルライクの中でも独自性を放つ理由の一つが、ほとんどの武器をブレード(刃)と柄(ハンドル)に分解し、組み替えられる点です。これにより「このモーションが好き」「このリーチが欲しい」「この攻撃速度が合う」といった“好み”を軸にしつつ、火力やスケーリング、立ち回りを自分仕様に調整できます。さらに組み合わせでFable Arts(固有技)も絡むため、同じ武器カテゴリに飽きても、組み換えだけで別ゲーのような手触りに変わる。攻略に詰まったときも「腕前だけでなく、構成を工夫して突破する」余地があり、試行錯誤がそのまま楽しさになります。

④“レギオンアーム”が戦い方を増やし、苦手を補ってくれる

もう一つの柱が、機械仕掛けの腕=レギオンアーム。単なるサブ武器ではなく、攻撃の起点・距離調整・事故回避など、戦闘設計そのものを広げるギミックです。たとえば鉤爪のように引き寄せて間合いを崩したり、遠距離や範囲で圧をかけたりと、ボスのタイプや自分の癖に合わせて“勝ち筋”を作れる。特にパリィが苦手な人ほど、レギオンアームで状況を整えたり、攻めのきっかけを作れたりするので、難易度が高いゲームなのに「工夫の余地で楽になる」設計が見えてきます。

➄“嘘/真実”の選択が物語の読後感を変える(周回動機になる)

『Lies of P』は、ストーリー上で嘘をつくか、真実を選ぶかの二択が繰り返し訪れ、その積み重ねが結末に影響します。単なる会話の味付けではなく、「人形である自分が“人間らしさ”に近づくとは何か?」というテーマに直結しているのが巧いところ。初回は直感で選び、2周目は“別の自分”として選び直す…という遊び方が自然に成立します。周回プレイを前提にしがちなソウルライクと相性が良く、アクションの反復が“物語の再解釈”にもつながるため、クリア後に残る余韻が濃いです。

Lies of P|レビュー|評価と比較

▶Lies of P|ゲーム評価

参照:Lies of P

私個人の見解ですが、「ストーリー・世界観」「バトルの面白さ」「育成要素」「キャラ魅力度」「やり込み度」「ボリューム」「独自性」の7項目でゲーム評価をしています。7項目を1~5で評価し総合評価を出しています。

★☆☆☆☆1の評価【つまらない】
★★☆☆☆2の評価【どちらともいえない】
★★★☆☆3の評価【良い】
★★★★☆4の評価【大変良い】
★★★★★5の評価【神ゲーの領域】

➀ストーリー・世界観:★★★★☆(4.5/5)

個人差はありますが、ピノキオをベースとしたダークで崇高な世界観が非常に心に刺さりました。ただ怖いだけ、ただ気持ち悪いだけの死にゲーではなく、街並みもしっかりと作り込まれており引き込まれます。ただし建物内での扉が開きそうなのに開かないのが多く、探索をしても広がりがなく残念な点です。

➁バトルの面白さ:★★★★☆(4.8/5)

ジャストガードで受けて返すという独自性のあるバトルシステムが、プレイしていて非常に面白いです。敵も強大ですが、規則性のある攻撃パターンを覚えていき、ガードを中心とした戦い方に慣れてくると、慣れるほどバトルが気持ちいいものになり楽しくなります。

あんそる

こんなにも心が折れずに楽しめたアクションRPGゲームはなかったですね♪今までの死にゲーは回避不可な理不尽な攻撃がありましたが、本作は何度も挑戦して攻撃パターンを覚えてしまえば、少しずつ倒せるようになってきます。

③育成要素:★★★★☆(4.1/5)

育成要素としてP機関があります。クオーツを消費してスロット効果を得ながら、潜在能力を解放していくことになります。 パルス電池増加など戦闘に直接影響する、ものすごく大切な効果がたくさんあるので厳選して強くなっていく過程も面白いです。

④キャラの魅力度:★★★☆☆(3.8/5)

死にゲーのアクションRPGゲームによくあることですが、ストーリーが分かりずらくてキャラに愛着が湧かないことがあります。キャラの個性はあるのですが、ストーリーには繋がらずに魅力を感じられないことが多いです。

➄やり込み度:★★★★☆(4.3/5)

複数エンディングがあり、選択(嘘/真実)や人間性の積み方で結末を変えられるため、周回することでやり込み度が上昇します。また武器の組み合わせなども奥が深いので、DLCを含めると膨大な組み合わせパターンがあり、最適な武器のパターンを見つけるのもやり込み要素となります。

⑥ボリューム:★★★★☆(4.0/5)

基本的はストーリーは派生せずに一本道なので、寄り道をしなければクリア時間は30時間から40時間も可能となります。アイテムやエルゴ稼ぎで探索をすることでプレイ時間は長くなりその分満足度は上昇します。

醍醐味は武器のブレードと柄の組み合わせで武器を生み出すことです。武器モーションや能力補正、攻撃力などを考慮して自分好みの武器を作れるのは死にゲーの中でも本作だけです。またジャストガードで受けて返すという独自性のあるバトルシステムも差別化する要因となっています。

総合評価:30.1/35

非常に高得点です。死にゲーの難しさをそのままで、バトルの面白さも追及した素晴らしいゲームタイトルです。

▶Lies of P|ユーザーレビュー

参照:Lies of P

➀ストーリー・世界観:★★★★☆(4.4/5)

感想:
ユーザーレビューで特に多いのは、「ピノキオ題材を“ダークに捻った”世界観が想像以上に刺さる」「街の退廃と上品さが同居していて没入できる」という評価です。Steamの作品説明でも“ピノキオをひっくり返したソウルライク”が前面に出ており、実際に遊ぶとその方向性がブレません。

さらに「嘘/真実」の選択が“人間性(Humanity)”や結末に関わるため、単なる雰囲気ゲーで終わらず“自分の選択の手触り”が残る、という声が目立ちます(周回動機にもなる)。エンディングが複数ある点も語られやすく、考察好きには強いフック。

一方で否定寄りでは「物語の理解は探索・読み込み前提」「世界観の説明が断片的で好みが分かれる」もありますが、それでも総合すると“ソウルライクの中でも物語に引力がある”側として評価されがちです。

②バトルの面白さ:★★★★☆(4.7/5)

感想:
戦闘面はユーザー評価の核で、「ジャストガード(Perfect Guard)を軸に“受けて返す”のが最高」「慣れるほど気持ちいい」という声が非常に多いです。Steamのユーザーレビューでも、武器システムや育成と一緒に“手触りの良さ”を褒める文脈が頻出します。

良い点としては、ボスの圧が強いぶん“勝ち方を作っていく”達成感が大きく、集中して覚えて突破する体験が高く評価されやすいこと。反面、不満として挙がりやすいのは「一部の敵や掴み攻撃がストレス」「状態異常や耐久周りで息継ぎしにくい場面がある」など、難しさが“良い難しさ”から外れる瞬間がある点です。

それでも総合では、ソウルライクとして“調整が上手い/気持ちよさがある”側に寄った評価が安定しています。

③育成要素:★★★★☆(4.3/5)

感想:
育成の評価を押し上げているのは、レベル上げ以上に「Pオルガン(P-Organ)」と「武器組み換え」の存在です。ユーザーからは“ハンドル(柄)でモーションが変わる”仕組みや、Pオルガンで立ち回りが目に見えて改善する点が語られやすく、ソウルライク慣れした人ほど「カスタムの手軽さが良い」と評価する傾向があります。

一方で不満もあり、「Pオルガンの一部が“基礎アクション級なのに解放が重い”」「システム説明が分かりにくい」という声が出やすい。ただ、詰まったときに“ビルド変更で別解が作れる”のは明確な強みで、攻略の再現性が上がる=挫折を減らす方向に働きます。総合的に、研究が好きな人ほど評価が伸びる育成設計です。

④キャラの魅力度:★★★★☆(4.1/5)

感想:
キャラクターは「派手に泣かせる」よりも、“崩壊した街で出会う人々との距離感”がじわじわ効くタイプとして語られがちです。Steamのユーザーレビューでも、Red Fox/Black Cat など特定NPCに愛着を示すコメントや、旅の相棒的存在(Gemini)とともにクラットに没入していく語りが見られ、刺さる人にはしっかり刺さります。

一方で「もっと強烈なキャラ劇が欲しい」「会話イベントの濃さは好みが分かれる」といった声も出やすく、キャラ“単体”の爆発力より“世界観と一体になった存在感”を評価するレビューが多い印象です。Metacritic側でも総合は好評寄りなので、キャラ面も作品全体の没入要素として肯定的に受け止められやすいです。

➄やり込み度:★★★★☆(4.0/5)

感想:
やり込みは「周回して完成する」タイプとして語られやすいです。複数エンディングがあり、選択(嘘/真実)や人間性の積み方で結末を変えられるため、1周で終えるより“2周目以降の目的”が作りやすい。

ただし否定寄りでは「道筋が比較的一本道で、周回が“同じ道をなぞる感”になりやすい」という意見もあり、周回好きかどうかで評価が割れます。

⑥ボリューム:★★★★☆(4.2/5)

感想:
ボリューム感はユーザー間で幅がありますが、コミュニティ投稿では初回が20〜35時間前後という声が見られる一方、ボスで詰まったり探索を深めると40〜60時間以上になるケースも語られます。つまり、腕前と寄り道量で体感が変わる“ソウルライクらしいボリューム”です。
良い評価としては「密度が高くてダレにくい」「章ごとの区切りが明確で走りやすい」。反面、気になる点としてストーリーが一本道で探索の大きな寄り道は少なめ」という声が出やすい。 長さそのものより“濃度と歯ごたえ”で満足度が決まる作品として評価されがちです。

⑦独自性:★★★★☆(4.5/5)

感想:
「ただのソウルクローンじゃない」と言われやすい最大の理由は、武器のブレード(刃)×ハンドル(柄)組み換えです。多くの武器を二分割して再構築でき、手触り(モーション)と火力感を“自分で発明する”楽しさが生まれます。
加えて、嘘/真実の選択が物語とエンディングに関わる構造も“テーマとシステムが繋がっている”として評価されやすいポイント。
もちろん戦闘の骨格は王道ソウルライクなので既視感はゼロではありませんが、ユーザー評価が高水準で推移しているのは、王道をなぞるだけでなく“気持ちよく差別化する要素”が機能しているから、という見方がしやすいです。

▶Lies of P|どんな人におすすめ?

参照:Lies of P

➀ソウルライクで“上達する快感”を求める人

敵の攻撃を覚えて避けるだけでなく、受け止めて返す方向に気持ちよさがあるので、練習がそのまま成果になります。最初は理不尽に感じても、パリィのタイミングや距離感が掴めるほど「自分の成長=勝利」に直結しやすい。さらに耐久や砥石、Fable Artsなど、戦闘中の判断材料が多く、“集中して戦うこと”自体が楽しい人ほど刺さります。反射神経だけのゲームではなく、敵の癖の理解と自分の手札整理で乗り越える場面が多いので、勝ち方を組み立てるのが好きな人に向きます。

②ブラッドボーン系の“濃い雰囲気”が好きな人(世界観重視)

クラットの退廃と優雅さの同居、そして童話をダークに捻った設定は、“雰囲気ゲー”としての満足度が高いです。探索中に見える景観や、街の歴史を匂わせるオブジェクトが多く、「次は何が待っているんだろう」という好奇心で前に進めるタイプ。物語の説明を全部セリフで言い切らず、断片から想像させる作りなので、考察や余韻が好きな人ほどハマります。アクションだけでなく、世界に浸る時間を価値として感じられる人におすすめです。

③“詰まってもビルドで突破したい”工夫派の人

本作は、武器のブレードと柄を組み替えるシステムがあるため、「腕で殴るだけ」になりにくいのが強みです。攻撃速度を上げて隙を減らす、リーチを伸ばして安全に差し込む、Fable Artsの噛み合いで瞬間火力を作る…など、選択肢が多い。さらにレギオンアームを絡めることで、苦手な距離や状況を補えます。詰まったときに“別解”が見つかるタイプのゲームなので、試行錯誤や構成いじりが好きな人ほど長く楽しめます。

④周回プレイが好きで、物語も変化してほしい人

ソウルライクは周回でビルドを変える楽しみがありますが、『Lies of P』はそこに嘘/真実の選択が加わり、同じ道を歩いても物語の印象が変わりやすいのがポイントです。初回は生存優先の選択をし、2周目は“人間らしさ”に寄せる…といったロールプレイも成立します。アクション面の上達と、物語の再読が同時に進むので、周回に意味を感じたい人に向いています。クリア後に「別の結末も見たい」と思えるゲームを探しているなら相性が良いです。

➄しんどい難易度でも“納得できる手触り”を重視する人

高難度ゲームが合わない原因は「理不尽さ」ですが、本作は(好みは分かれるものの)少なくとも戦闘システム上は、ガード/パリィ/武器組み換え/補助要素など、負けの理由を分解しやすい。つまり「何が足りなかったか」を言語化しやすく、改善できる余地が残る設計です。もちろん簡単ではありませんが、プレイの工夫が結果に返ってくるので、負けても投げにくい。ストレスよりも“攻略の手応え”を求める人には、挑戦する価値が大きい作品です。

Lies of P|レビュー|まとめ

参照:Lies of P

『Lies of P』は、ソウルライクの文法を踏まえつつ、「童話のダーク再解釈」「武器組み換え」「レギオンアーム」「嘘/真実の選択」といった独自要素で、体験をしっかり自分のものにしているアクションRPGです。

ベル・エポック風の優雅な街並みが崩壊していくクラットの空気は、探索するだけで不穏さと美しさが同時に刺さり、物語への没入を強く促します。戦闘は厳しめですが、パリィを軸に“受け止めて返す”快感が明確で、上達がそのまま手触りの気持ちよさに変わっていく。

さらにブレード×柄の組み換えとFable Arts、状況を変えられるレギオンアームのおかげで、詰まっても工夫で突破できる余白があるのが嬉しいところです。結論として本作は、「難しいゲームを“納得して”乗り越えたい人」「世界観に浸りながら、戦闘を研究して強くなるのが好きな人」に強くおすすめできます。