「ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク版」は、エンディングを迎えてからが本当の腕試し、というくらいクリア後コンテンツが充実している作品です。
ラスボス撃破後のデータをロードすると、新たなダンジョンや高難度ボス、専用のやり込み要素が一気に開放され、物語の“その先”に踏み込めるようになります。オリジナル版でも裏ダンジョンや隠しボスは存在しましたが、HD-2D版ではそれがさらに拡張され、複数の追加ダンジョンや試練用エリア、願いを叶えてくれるドラゴン、そして最終的な超高難度ボスまで用意されています。
「とりあえずクリアしたから終わり」ではなく、「せっかくだからもう一段強くなって挑戦したい」と思わせてくれる設計になっているのがポイント。物語の余韻を楽しみつつ、転職や装備集め、モンスター育成など、それまでに育ててきたパーティを“本気で試す場”がクリア後に用意されているので、RPGのやり込みが好きな人ほど長く遊べるタイトルになっています。
この記事では、ドラクエIIIリメイクのクリア後要素を**「何が解放されるのか」「どこから手を付けると遊びやすいか」という視点で整理して紹介します。新しく挑める裏ダンジョンや隠しボス、願いを叶えてくれるドラゴン、モンスター闘技場の追加ランク、試練型の高難度ダンジョンなど、まずは“クリア後にやれることリスト”として全体像を把握。そのうえで、「時間があまり取れない人はここまで」「やり込み勢はここまでやると満足度が高い」といった優先度付きのロードマップ**も解説していきます。
プレイヤーによって、「裏ボスを1体倒せれば満足」「トロフィーや実績まで全部埋めたい」とゴールは違います。そこで本記事では、ライト層向けの“サクッとやり込みルート”と、コアゲーマー向けの“フルコンプを目指すルート”を分けて紹介し、自分のプレイスタイルに合わせて選べるようにしています。「とりあえず何から始めればいいか分からない」という人は、まずこの記事をざっと読み、気になった要素から触っていくのがおすすめです。
目次
ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク版|クリア後のお楽しみ要素
▶クリア後に解放される主なお楽しみ要素一覧

➀新ダンジョン・裏ボス系コンテンツ
クリア後の目玉は、やはり新たに開放されるダンジョン群と裏ボスたちです。エンディング後に行けるようになる高難度エリア「天界」“謎の洞窟”をはじめ、ゼニスの城、試練の神殿など、段階的に難しくなっていく構造になっています。
これらのダンジョンの奥には、願いを叶えてくれるドラゴン「しんりゅう」や、最終試練として立ちはだかる超ボス「グランドラゴン」など、エンディング前には戦えない強敵たちが待ち構えています。彼らは単純なステータスの高さだけでなく、複数行動・高威力ブレス・状態異常攻撃など、パーティの総合力を試す構成になっているため、転職や装備・モンスター育成まで含めた“総仕上げ”として挑むのに最適です。
➁追加クエスト/イベント系
ポストゲームでは、単にダンジョンが増えるだけでなく、サイドストーリー的なイベントやクエストもいくつか追加されています。代表的なのが、シャンロンに特定のターン数以内で勝利することで叶えられる「願い」の数々。新たなモンスター闘技場の解放や、オルテガに関するイベント、見た目や性格が変わるちょっとユニークなご褒美など、物語の余韻を深めたり、育成の幅を広げたりする内容が揃っています。
こうしたイベント系の要素は、戦闘の腕試しというよりも“クリアした世界での生活”を感じさせてくれるご褒美パートとして機能しており、メインストーリーには描かれなかった後日談を補完してくれる側面もあります。「とりあえず裏ボスは置いておいて、まずはイベントだけ回収したい」というプレイヤー向けに、比較的ハードルの低いものから順に遊べるようになっているので、時間や腕前に合わせて気になるものから消化していくと良いでしょう。
③モンスター関連(仲間モンスター・バトルロードなど)
HD-2Dリメイク版では、フレンドリーモンスターやモンスター闘技場(モンスターアリーナ)の要素がクリア後の大きなやり込み軸になっています。ストーリー中に出会える「なかよしモンスター」を集めていくと、クリア後に解放される追加アリーナや高ランクのバトルに挑めるようになり、強力な装備や大量のゴールドが手に入る仕組みです。
また、全フレンドリーモンスターのコンプリートを目指すと、専用の強力な特技が強化されたり、レアな装備・アイテムがもらえたりと、裏ダンジョン攻略にも役立つご褒美が用意されています。モンスター集めそのものが好きな人はもちろん、「裏ボスに挑む前の準備運動」「レベル上げや金策のついで」にも相性が良いコンテンツなので、裏ダンジョンと並行して少しずつ進めていくのがおすすめです。
④やり込み要素(全職マスター、図鑑・実績コンプ など)
さらに本作には、全職業マスターや図鑑埋め、実績・トロフィーコンプといった、“時間をかければかけるほど達成感が増していく系”のやり込みも豊富に用意されています。全職マスターを目指す場合は、転職の順番やレベル上げの効率を意識しないと膨大な時間がかかるため、クリア後に経験値稼ぎに向いた狩場や、効率の良い狩り方を活用するのがポイントです。
また、モンスター図鑑やアイテム図鑑のコンプリートを狙うと、「あの時の敵はどこに出るのか」「このレア装備はどの宝箱だったか」など、世界を再探索する動機にもなります。PS5やSteam版などではトロフィー・実績も用意されているため、「せっかくならプラチナトロフィーまで取りたい」というタイプのプレイヤーにとっても、クリア後の目標設定がしやすい作品です。全部やろうとするとかなり骨太ですが、自分の“こだわりポイント”に合わせて目標を決めていくと、エンディング後も長く楽しめます。
▶裏ダンジョン&裏ボス攻略ガイド

➀裏ダンジョンの行き方と挑戦タイミング
クリア後の裏ダンジョンは、エンディング後のセーブデータをロードすることで行けるようになる高難度エリア「天界」“謎の洞窟”をはじめ、ゼニスの城、試練の神殿など順番に開放されていきます。最初に挑むことになるのは、いわゆる“謎の洞窟(???)”と呼ばれる長めのダンジョンで、その奥に進むと願いを叶えるドラゴンへとつながっていく構造です。
挑戦タイミングとしては、ラスボス撃破時点よりも少しレベルを上げ、装備も一段階強化してから入るのがおすすめです。裏ダンジョンは雑魚敵の火力や耐久が一気に上がるため、「クリア直後の装備・レベルだとギリギリ」「油断すると全滅」というバランスになっています。まずは表ストーリー終盤の狩場や、解放済みの強敵狩りスポットなどでレベルを2〜3段階上げ、回復役・補助役が十分に仕事できる状態にしてから挑むと、理不尽に感じにくくなります。
➁推奨レベル・推奨パーティ構成
裏ダンジョン全域やシャンロン戦、試練の神殿、グランドラゴン戦まで見据えると、目安としてはレベル50前後からスタートし、最終的には55〜60付近まで底上げしておくと安定しやすい難易度になっています。特に全体回復呪文や強力な補助呪文をしっかり習得しておかないと、敵のブレスや複数回行動に回復が追いつかなくなるため、賢者や僧侶を含めた“二枚回復体制”を意識したいところです。
パーティ構成は、物理アタッカー1〜2名+賢者(または僧侶)+サポート寄りの1名が扱いやすい鉄板パターンです。物理アタッカーはバイキルトや補助で火力を底上げし、賢者・僧侶はベホマラー系+スクルトやフバーハなどで味方を守る役に専念。残り1枠は、素早く動ける盗賊/武闘家ベースのキャラや、デバフや状態異常を得意とするキャラを入れて、敵の行動を封じたり、アイテムによる回復・蘇生を素早く回したりする役割を持たせると安定感が増します。
③要注意ギミック・厄介な敵の対処法
裏ダンジョンでは、単純に敵が強いだけでなく、長いダンジョン構造やトラップ、ギミック付きのフロアが多くなります。ワープ床や一方通行の矢印マス、特定の武器種しかダメージが通りにくい試練エリアなど、ダンジョンごとに“ギミック対策”を求められる場面が増えるため、攻略前には「どの武器・職業が必要か」「長期戦になってもMPが持つか」を事前にチェックしておくことが大切です。特に試練の神殿では、ツメとブーメラン限定/斧と杖限定といった制限付きバトルも用意されています。
雑魚敵の中にも、眠り・マヒ・混乱といった状態異常をばらまくタイプや、全体ブレス連発で一気にHPを削ってくるタイプなど、放置すると壊滅につながる厄介な相手がいます。基本対策としては、耐性装備(ブレス軽減、防具による状態異常耐性)を優先的に揃えることと、ツイン回復体制での素早い立て直しが重要。敵の行動パターンが読めてくるまでは、常にHPを高めに保つ、フバーハ/スクルトを切らさない、といった“慎重な立ち回り”を心掛けると安定感がぐっと増します。
④裏ボスの特徴と攻略ポイント(耐性・行動パターン・おすすめ対策)
シャンロンやグランドラゴンといった裏ボスは、どちらも高威力のブレス攻撃と複数回行動が特徴です。加えて、一定ターン数以内撃破でご褒美が変化する要素もあり、「生き残るだけで精一杯」から「いかに短ターンで削るか」へと要求されるレベルも上がっていきます。シャンロン戦では、呪文・ブレス両方への耐性装備を固めつつ、行動順を把握して回復・補助を先手で回すことが重要。グランドラゴン戦では、さらに総合ステータスと装備の完成度が求められ、転職・レベル上げ・モンスター育成まで含めて“全部やり切ったパーティ”で挑む前提のバランスになっています。
おすすめの対策としては、ブレス軽減装備+全体回復+攻撃バフの三点セットを必須としつつ、守備力や耐性で固めた勇者(またはタンク役)にタゲを集める構成が有効です。火力面では、バイキルト+高威力特技、あるいはモンスター連携技などを駆使して、一気にHPを削り切る“短期決戦志向”を意識すると、ターン制限付きの報酬も狙いやすくなります。裏ボスはまさにドラクエIIIリメイクの総仕上げなので、「倒せない…」と思ったらこの記事の前半に戻って、転職や装備、モンスター育成を見直してから再チャレンジしてみてください。
▶はぐれモンスターやり込み

➀バトルロードの稼ぎ方
仲間モンスターを活かせる代表的なコンテンツが、闘技場やバトルロード系のバトルコンテンツです。ここでは、用意したモンスターだけで戦うことが多く、人間パーティとは少し違う「チーム編成の妙」が重要になります。勝てばお金やアイテム、場合によってはレア装備がもらえるため、うまく回せばストーリーや裏ダンジョン攻略の強力な後押しになります。
稼ぎのコツは、いきなり上位ランクを目指さず、まずは勝ちやすいランクを周回して安定して報酬を回収することです。序盤のランクは報酬こそ控えめですが、短時間で終わるうえに負けるストレスも少ないので、「裏ダン途中で一息入れたいときの小遣い稼ぎ」としても優秀です。ある程度モンスターのレベルが上がってきたら、上位ランクにも挑戦し、勝てるようになったランクを“新たな周回スポット”と考えると良いでしょう。記事では、**「まずはこのランクを周回」「この辺からは本気で育成したモンスターで挑む」**と段階的に紹介してあげると、読者が迷わず取り組みやすくなります。
➁「作業」になりすぎないための効率的な進め方
モンスター集めやバトルロードは楽しい反面、やり込みすぎると**「同じことの繰り返しで飽きてしまう」**危険もあります。作業感を減らすコツは、目標を「全部集める」ではなく、小さな区切りをいくつか設定しておくことです。たとえば「今日はこのエリアの仲間候補を2〜3種類集めたら終わり」「このランクで3連勝できたら、次は裏ダンジョンに戻る」といった具合に、短めのゴールを決めておくと、気持ちがだれにくくなります。
また、レベル上げ・お金稼ぎと「モンスター育成」を同じ周回の中でセットにしてしまうのもおすすめです。どうせ同じ敵と何度も戦うなら、そのついでにモンスターの経験値も貯まるような場所を選びましょう。記事の中では、「人間パーティのレベル上げ+仲間モンスター育成+ドロップで金策」という三拍子がそろったスポットを紹介し、「ここを何周かするだけで、いろいろ一度に進むよ」という形で提案してあげると、読者も“作業”ではなく“効率の良い周回”としてポジティブに受け取ってくれます。
▶職業・転職システムを使い切る!育成やり込みルート

➀クリア後におすすめの転職プラン
クリア後は、ストーリーの制約から解放されるぶん、「ロマン」と「効率」を両立した転職プランを組みやすくなります。まずおすすめなのは、メインアタッカーや回復役など、既に役割がハッキリしているキャラは大きく崩さず、弱点補強のための1〜2回だけ転職を挟むプランです。例えば、戦士ベースのキャラをいったん武闘家にして会心率と素早さを伸ばし、再度戦士系に戻して“固くて速いアタッカー”に仕上げる、といったイメージです。
回復・補助役は、僧侶や魔法使いとして必要な呪文を一通り覚えたあとに賢者へ転職させれば、裏ボス戦まで安心して任せられる万能キャラになります。クリア後の転職は、「一度弱くなっても取り返す時間がある」状態なので、多少遠回りなビルドにも挑戦しやすいのがポイント。記事の中では、「安定重視プラン」「ロマン重視プラン」といった形で、読者のプレイスタイルに合わせた転職例を出してあげると、真似しやすくなります。
➁全職業マスターを目指すときの考え方
全職業マスターは、明らかにやり込み勢向けの目標ですが、その分達成したときの満足度は非常に高いです。とはいえ、闇雲に転職を繰り返すとレベル上げの手間が膨大になってしまうため、最初に「どのキャラをどの職のエキスパートにするか」をざっくり決めておくと効率的です。例えば、1人は前衛系(戦士・武闘家・盗賊など)全制覇、1人は魔法系(僧侶・魔法使い・賢者)、1人は特殊職中心…といった役割分担をしておくイメージです。
また、序盤から全部をマスターしようとするのではなく、**「まずは主力職だけ極める → その後に残りの職をゆっくり埋めていく」**くらいの気持ちで取り組むのが長続きのコツです。クリア後の稼ぎスポットやメタル狩りを活用しつつ、「この周回ではこのキャラをこの職で◯レベルまで上げる」と小さな目標を積み重ねていくと、いつの間にか全職マスターが現実味を帯びてきます。記事では、職業ごとのレベル上げの“おいしいタイミング”も合わせて解説してあげると親切です。
③「全員賢者」「物理特化」などロマンビルド例
クリア後だからこそ試したいのが、実用性より“ロマン”を優先したビルドです。代表的なのは「全員賢者パーティ」。全員が攻撃・回復・補助をこなせるため、安定感は抜群ですし、見た目にも「知略で押し切る集団」という感じがして楽しい構成です。ただし、物理火力にやや欠けるので、装備やバフでどこまで火力を補えるかが腕の見せどころになります。
逆に、「全員前衛の物理特化パーティ」もロマンがあふれます。戦士や武闘家、盗賊ベースのキャラだけで固め、バイキルトや補助は最低限にして、とにかく殴って殴って押し切るスタイルです。防御力や回復手段の確保が課題になりますが、その分ボス戦で一気にHPを削れたときの爽快感は格別。記事では、こうしたロマンビルドをいくつかパターン別に紹介し、「難易度は高めだけど、こんな遊び方もあるよ」と提案してあげることで、クリア後の“二周目の楽しみ方”として読者の想像を刺激できます。
④レベル上げ&熟練度上げのおすすめ稼ぎスポット
転職や全職マスターを本格的に進めるなら、効率の良いレベル上げスポットを押さえておくことが必須です。理想は、「経験値が多い敵」「ゴールドやドロップもおいしい」「アクセスしやすい」の三拍子がそろった場所。クリア後の高レベルフィールドや、特定のダンジョンの一部フロアなどが候補になります。メタル系モンスターが出現するエリアをうまく活用すれば、転職直後の低レベル帯も短時間で引き上げることが可能です。
熟練度や職業レベルを同時に上げたい場合は、「敵が適度に強く、戦闘回数を稼ぎやすい場所」を選ぶのがポイントです。1戦あたりの経験値だけでなく、**“安全に連戦できるかどうか”**も重要な要素なので、記事では「ガチ修行スポット」「ながらプレイ向けスポット」といった形で、プレイスタイル別に稼ぎ場所を紹介してあげると親切です。
▶アイテム・装備コンプを狙う人向けガイド

➀レア装備・限定装備の入手ルートまとめ
装備コンプを目指すなら、まずはどの装備が「特にレア」なのかを把握することが大事です。通常のお店で買える装備は、よほどのこだわりがない限り後からでも揃えられますが、宝箱限定やレアドロップ限定、特定のクエスト報酬などは取り逃すと回収に手間がかかります。記事では、「フィールド・ダンジョンの宝箱」「ボス・強敵のレアドロップ」「闘技場・バトルロード報酬」「クリア後イベント報酬」など、入手手段ごとに整理して一覧化してあげると、読者がチェックしやすくなります。
特にクリア後は、裏ダンジョンの奥や高ランクのバトルコンテンツに、性能も見た目も優秀な装備が隠されていることが多いです。「この武器を取ると、ここでの戦いがぐっと楽になる」「この防具はシリーズファンならぜひチェックしてほしい」といった一言コメントを添えると、単なる情報一覧ではなく、“獲りに行きたくなるリスト”として機能してくれます。
➁取り逃し注意ポイント
コンプ勢が一番怖いのが、**「もう二度と手に入らない装備を取り逃してしまうこと」**です。作品によっては、特定のイベント中にしか開けられない宝箱や、一度しか挑戦できないバトルの報酬としてレア装備が用意されていることもあります。そういった要素がある場合は、必ず記事の中で「要注意マーク」を付けて強調しておくと、読者からの信頼度もぐっと上がります。
やり方としては、「※取り返しがつかない可能性あり」と見出しや注意書きで明示し、発生タイミング・必要な行動・逃した場合の影響をセットで書いてあげると親切です。たとえ取り返しがつく要素だったとしても、「後から回収しようとすると大変」なものは、準・取り逃し扱いとして早めに回収をおすすめする書き方がベター。こうした“失敗しないためのガイド”は、コンプ志向の読者にとって非常に価値が高く、ブログ全体のリピートにもつながってきます。
③効率のいい金策・素材集めの方法
レア装備の購入や強化、アイテムコンプを目指すうえで、お金と素材の確保は避けて通れないテーマです。効率良く稼ぐコツは、「売値の高いドロップを落とす敵が多いエリアを周回する」「バトルコンテンツの報酬を定期的に回収する」「“拾える”アイテムを取り逃さない」の3つを意識すること。単に「強い敵=おいしい」ではなく、戦闘速度や移動距離も含めて、トータルの効率を見ていくのがポイントです。
素材集めも同様で、装備強化や交換に必要な素材が決まっている場合は、その素材が一番落ちやすいエリアや敵を把握しておくことが重要です。記事では、「金策向きスポット」「素材集め向きスポット」を分けて紹介し、それぞれに“想定周回時間”や“ついでに経験値も稼げるかどうか”の情報を添えてあげると、読者が自分の時間と相談しながら選びやすくなります。
④コンプを目指す価値がある装備/見た目装備
最後に、「全部集めるのは大変だけど、これはぜひ手に入れてほしい」という装備をピックアップしてあげると、装備コンプ記事にぐっとメリハリが出ます。単純に性能が高い武器・防具はもちろん、「シリーズおなじみの名前を持つ装備」「見た目がユニークで着せ替えが楽しい装備」など、ファン心をくすぐるものを優先的に紹介すると良いでしょう。
特に見た目装備は、ステータス以上に「スクショ映え」「推しキャラのイメージづくり」に直結するので、コレクション欲を刺激しやすい要素です。「この装備は性能は控えめだけど、見た目が最高なので余裕があればぜひ」といった一言を添えておくと、読者も“実用性だけでは測れない価値”に気付きやすくなります。最終的には、「全部コンプまではいかなくても、このあたりまで集められたらかなり満足度が高いですよ」という“ゴールラインの提案”をしてあげることで、無理なく楽しめるやり込み指標として機能する記事になります。
ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク版|クリア後のお楽しみ要素 まとめ

「ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク版」のクリア後要素は、エンディングの“おまけ”ではなく、むしろ「ここからが本当のやり込みスタート」と言えるボリュームと手応えがあります。裏ダンジョンや裏ボスは、これまで育ててきたパーティの総仕上げとして腕試しができる場であり、転職・装備・仲間モンスターなど、ゲームシステムをフル活用しないと突破できない絶妙な難易度です。単に敵が固くなるだけでなく、ギミックや耐性、行動パターンを見極めて一手一手選ぶ緊張感が、「もう少し強くしてもう一回挑もう」と自然にリトライしたくなる理由になっています。
一方で、本記事で紹介したように、クリア後の遊び方は決して“ガチ勢専用”ではありません。裏ボス撃破を目標にしてもいいし、仲間モンスター集めやバトルコンテンツでお気に入りのチームを育ててもいい。全職業マスターや装備コンプを目指すストイックな楽しみ方もあれば、「見た目装備やロマンビルドでスクショを撮りまくる」といったライトな遊び方もあります。
大事なのは、「全部やらなきゃいけない」と義務感を抱くのではなく、本記事のロードマップやおすすめ要素を参考にしながら、自分がワクワクするゴールを一つ決めてみることです。そこに向かって少しずつ強くなり、周回を重ねていく過程そのものが、ドラクエIIIリメイクのクリア後に用意された“もうひとつの物語”と言えます。エンディングで一区切りつけたあなたの冒険は、実はまだ続きます。さあ次は、どんなパーティで、どんな目標に挑みますか?





















