ウィッチャー3をプレイした感想や評価を紹介しています。
ウィッチャーシリーズはプレイしたことがないので今作が初のシリーズとなります。ウィッチャー3と言えば人気ランキングに必ず上位に入っていますが、前作までの情報は一切ない状態で率直な感想を書いています。
ウィッチャー3に興味を持っている人に読んでもらえたら嬉しいですね。
ゲーム内容
ポーランドのゲーム開発会社CD Projekt REDが開発したオープンワールド型アクションRPGゲームです。
特殊な能力を持ったウィッチャーという職業となり、「ウィッチャーの感覚」という能力で隠された財宝や謎解き、クエストの手がかりを捜索しながら冒険をしていきます。
クエストを請け負いながら、広大なマップや、膨大なストーリー、詳細に作り込まれたクエストを解決しながら冒険する世界で人気のあるタイトルです。
膨大なメインクエストやサブクエストは一つ一つ丁寧に作り込まれています。サブクエストからメインクエストへと繋がったり、登場人物の新たな情報を得たりします。
点と点が繋がり線になっていくストーリーは膨大であり圧巻です。
ジャンル | RPG |
開発元 | CD Projekt |
販売元 | CD Projekt RED |
発売日 | 2015年5月19日 2016年9月1日「ゲームオブザイヤーエディション」 |
メーカー希望小売価格 | 6.480円+税 |
対応機種 | PlayStation 4/PlayStation 5/Microsoft Windows/Xbox One/Xbox Series X/S/Nintendo Switch |
あらすじ
主人公のゲラルトは魔物退治(モンスタースレイヤー)の専門家で「ウィッチャー」と呼ばれる職業に就いています。
かつてゲラルト自身が保護しウィッチャーに育て上げた「シリ」に関する不吉な夢を見るようになります。
「シリ」は謎多き幽鬼の軍団ワイルドハントに追われていることを知ったゲラルトは彼女の捜索を始めます。
現地の帝国諜報部員に会うため、旧テメリア領ヴェレンに向かいましたがすでにワイルドハントに殺されていました。
諜報部員が残した手がかりから捜索を再開し、元恋人のイェネファーや旧知の女魔術師キーラと再会し謎を究明していきます。
ゲーム評価
私個人の見解ですが6項目を1~5で評価し総合評価を出しています。
1の評価「良くない」、2の評価「どちらともいえない」、3の評価「良い」、4の評価「大変良い」、5の評価「神ゲーの領域」となります。
➊ストーリー・世界観:★★★★★5
中世ヨーロッパの世界観に没頭できます。マップの中でのイベントやストーリー分岐が豊富であり世界観もしっかりと作り込まれています。
❷バトルの面白さ:★★★★★5
アクションRPGゲームの独特のバトルを楽しむことが出来ます。敵の弱点を調べて周到な準備をして敵を圧倒した時の達成感は忘れられません。
➌育成要素:★★★★☆4
戦闘で得た経験値からアビリティーを取得して強化していくシステムです。自分の好きなように主人公をカスタマイズできるので面白いです。
➍キャラの魅力度:★★★★★5
主人公のゲラルトを筆頭に主力の登場人物は全て魅力があります。容姿が良いこともありますが、実力もあり知識もあり強い個性も持っています。惹かれない人はいません。
➎やり込み度:★★★★★5
やり込み要素としてカードゲームの一種の「グウェント」があります。カードを集めるとどんどんつよくなり面白くなります。また装備集めやモンスター狩りもやり込み要素として楽しむことができます。
➏ボリューム:★★★★★5
メインクエストやサイドクエストの質や量は他のRPGゲームを凌駕するほどです。総プレイ時間は100時間です。DLCを含めると120時間は遊ぶことが出来ます。
総合評価:29/30
総合評価が29点です。RPGゲームの中で最高得点の神ゲーですね♪評価項目である全ての要素が最高レベルです。これ以上のRPGゲームは今のところないと言っても過言ではありません。
評価点
➊ストーリーのボリュームが無限大
❷オープンワールド要素
➌緊張感のある戦闘
➍やり込み要素が満載
➎登場人物が魅力的
➊ストーリーのボリュームが無限大
このゲームタイトルをプレイすると必ずストーリーのボリュームと質に驚きます。
今まで様々なRPGゲームをプレイしてきましたがここまでの情報量が凄まじいゲームは初めてでした。
オープンワールドRPGゲームの醍醐味であるサプライズ要素は楽しいものです。
メインストーリーを進めている最中に新しいクエストが発生したりします。
例えば人が倒れていて助けようとすると、周りに潜んでいた盗賊に襲われたりします。
また囚われている人質を助けようとしたら事件に巻き込まれたり、困っている魔物退治を依頼されたりします。
ストーリーの広がりが素晴らしくて、無理のない広がり方であり違和感なくストーリーの虜になっていきます。
そしてもっと驚くべきなのがひとつひとつのクエストの質の高さです。
いわゆるやっつけ感のある簡易なクエストは一切ありません。全てが丁寧に作り込まれている質の高いクエストです。
サブクエストでもそのクエストが終わったら終わりではなく、メインストーリーに繋がったり、新しいサブクエストが生まれたりします。
規模の小さなサブストーリーやクエストでも、必ず何か意味があります。キャラの素性を理解できるものあるので、物語に厚みがありどんどん引き込まれていきます。
ストーリーやクエストを探索していると、どんどんメインストーリーに繋がっていくので物語が面白くてしかたありません。
キャラクターへの没入感の深くなるのハマってしまいます。
❷オープンワールド要素
オープンワールドゲームの面白さをこのゲームタイトルで理解しました。
今までの日本のオープンワールドを掲げるRPGゲームは、オープンワールドといいつつも、行けないところがあったり、何かをしないと通れない場所があったりします。
何よりマップが狭く進入不可能な場所も多く存在します。
私がこのように感じてしまうのは、間違いなく2016年にこの「ウィッチャー3ワイルドハント」をプレイしてしまったからです。
マップ上で行けないところは無いと言っても過言ではないくらいのクオリティです。
そしてオープンワールドの最大の醍醐味は何といっても探索の面白さです。
探索をしていくと、強敵に襲われすぐに倒されてしまったり、必死で生き延びたりしたケースは数え切れないほどです。
誰かを見つけて話しをすると裏切られ戦闘になったり、サイドストーリーに展開したりします。
そのサイドストーリーを進めていくと、思わぬ報酬があったり、メインストーリーとの繋がりがあったりとサプライズも多く存在します。
また宝箱を見つけたり、討伐しなければならないモンスターに出会ったりと、これぞRPGゲームの冒険だと言える面白さ満載です。
自由に探索できることが、本当の意味でのロールプレイングゲームの面白さです。
➌緊張感のある戦闘
私はアクションが苦手なのですが、このゲームの戦闘は本当に面白かったです。
アクション性も非常にあり、動きが軽やかで心地よく戦闘ができます。
モンスターからの攻撃を回避しながら、ボタン一つでスピード感のある攻撃を繰り出すことができます。
また討伐対象をウィッチャーの能力で調査するところから始まります。
どこに生息をしているのか、何が弱点なのか、何に耐性があるのかなどを徹底的に調べていきます。
この調査をする過程も非常に楽しむことができました。ただモンスターを見つけるのではなく、調査をして探し出す過程がとても楽しいです。
討伐対象の弱点が分かったのなら、その弱点を突くことができるアイテムを手に入れることになります。
調合して作成できるアイテムもありますが、素材が特殊で特定のダンジョンに行くこともあります。
討伐するためにはあらゆる準備が必要であり、全てが物語の繋がっているので楽しくて仕方ありませんでした。
そしてその調査に見合った武器を用意し、アイテムを調合し敵の弱点を突く罠を準備して戦闘に臨みます。
倒せなければそれはまぎれもなく自分の準備不足なので、レベルアップやアイテムを見直して再度挑戦します。
推奨レベルというのがあるのですが、そのレベルでやるとちょうど良いバランスで、ぎりぎりのところでクリアできる達成感が最高でした。
➍やり込み要素が満載
カードゲームの一種の「グウェント」というやり込み要素があります。独特のルールが面白くてハマります。
また「グウェント」をやり始めるとカード集めも楽しくなります。強いカードを集めるとどんどんつよくなりより面白くなります。
強いカードはボスが持っていたり、グウェント勝負して勝てた時の報酬としても貰えたりするので冒険以外の楽しみ方も増えていきます。
➎登場人物が魅力的
ウィッチャーという名は職業の名前であり、ゲラルトが主人公の名前になります。
このゲラルトはものすごくかっこいいです。
発する言葉やしぐさ、そして仕事の質の高さや性格、どれをとってイケメンです。何をしてても絵になる、そんなダンディズムです。
そしてそのゲラルドになりきれる楽しさや面白さを存分に味わえます。
ここまで主人公に感情移入したのは初めてです。それくらい物凄くかっこいい主人公です。
また主人公以外の主要な登場人物も魅力が溢れんばかりです。
登場人物のキャラ設定が詳細に作られており様々な経験をしているので魅力があります。
様々な人間模様があり、個性豊かな登場人物しかいませんが、凄まじいオーラに包まれています。
誰でも主人公になれる逸材ばかりです。新しく登場する個性的な登場人物が楽しみでストーリーを進めたくなります。
まとめ
今のところですが、これ以上のアクションRPGゲームはないと言っても過言ではないでしょう。
最高のゲームに出会えたと感じています。
主人公の選択によりストーリーが分岐をしたり、全く違った結末になったりと自分だけのストーリーを思う存分楽しむことができます。
中世ヨーロッパの映画の中をゲラルトとして冒険ができる感覚です。
是非とも一度は「ウィッチャー3ワイルドハント」を体感してみてください。