RPG(PS4)

【シャドウオブウォー】【感想】ネメシスシステムはRPG革命です!

ゲーム内容

シャドウオブモルドールの続編となります。

中つ国と呼ばれる架空世界のモルドール地方を舞台に、主人公が壮大な敵に立ち向かうオープンワールドアクションRPGゲームです。

「モルドール」に生息するオークは独自の勢力図を持っており、個々のオークが個性を持っています。
そして主人公との戦闘などを記憶しており、主人公の行動により、オーク社会に大きな影響を与えていくのです。

ジャンルアクションRPG
開発元Monolith Production
販売元ワーナー・ブラザーズ
発売日             2017年10月12日
Definitive Edition 2018年10月11日
メーカー希望小売価格  5.980円+税
対応機種PlayStation 4/Xbox One

私の評価

面白いです。

ネメシスシステムが面白すぎて、ずっとプレイし続けてしまいます。
敵のオークは独自の勢力図を持っており、個々のオークにも自我や個性が存在します。
そして自分の戦闘や行動により、オークの勢力図に大きく影響を及ぼすことができます。

オークは主人公との戦闘を記憶しており、自分だけの物語を楽しむことができます。
こんな面白いシステムは初めてです。

前作の「シャドウオブモルドール」をプレイしてみて、とても面白かったので続編であるこの作品も迷わず買いました。

少しやってみると、面白過ぎました。

もうやめたくない!


ずっとこの世界で敵と戦っていたい願望に駆られました。

オープンワールドなので、どこへ行くにも自由ですし、アクションRPGなので、やはり戦闘は非常にスムーズで爽快でした。

評価点

ネメシスシステムがアクションRPGを変えた!

簡潔に言うと、敵のオークの中に独自の勢力図が存在し、主人公の行動や戦闘などにより、ウルクの勢力争いや権力争いをコントロールすることができるのです。
敵がプレイヤーとの戦闘や行動など、あらゆる事柄を記憶し、昇格したり、レベルアップしたりする画期的なシステムです。

間違いなくこのゲームでしか味わえない面白さだと思います。

オークの勢力図には小隊長、軍団長、首領という階級があります。
初めはこの階級のオークは謎に包まれていて何も分からない状態です。

まずは情報を集めるところから始めていきます。
敵の中には「虫」と呼ばれる敵の情報を持っているオークが存在します。

そのオークを捕まえて情報を吐かせることにより、持っている隊長クラスのオークの特徴や弱点、耐性などを知ることができるのです。

さらにオークを支配できるようになると、もっとオークの社会をコントロールすることができます。
支配した隊長クラスのオークを軍団長の側近にして、軍団長と戦う時に裏切らせて優位な戦いをすることもできます。

また支配したオークを、格上のオークに戦いを挑ませて、自分が戦闘に加担して支配したオークを勝たせて、どんどん昇格させて軍団長に育てていくのも最高でしょう。

このネメシスシステムでは、出来ることが無限大なのです。

自分の計画通りに事が進んでいくと、ゾクゾクするほど楽しかったです。

例えば私が一人のオークと戦ったとします。
そのオークとの戦いの末、勝利したとします。

するとそのオークは私に負けた事を記憶しているのです。

それだけではありません。
私に負けた事を根に持って、復讐を企んでいたりします。

そのオークとまた再会して戦ったとします。
もちろんオークは私に恨みを持っているので、怒りの感情が溢れんばかりです。

今度は私がこのオークに敗れたとします。
するとこのオークのレベルが上がったり、敵勢力の中で昇格したりします。

私に勝つことで、どんどん強くなり、引き連れる配下の部下も増え、敵勢力の幹部クラスへと上っていくことになります。

このオークと私の関係性は、この私だけの物語です。

私だけの物語を存分に楽しめることができるのです。

こんなシステムを経験したことありましたか?


面白いというか、中毒性の高い素晴らしいシステムです。

何気ない敵とのやり取りが、一つ一つ記憶され、自分だけの物語となるのです。

本当に面白いです。

これだけでも体験してくださいとお勧めしたいです。

攻城ミッションが面白い

このゲームの最大の醍醐味と言っていいほどの素晴らしい要素です。

最後の砦を守るのは、支配者である首領です。
その配下に軍団長、小隊長がいます。

攻城ミッションの目標は支配者である首領を倒すことです。
しかしいきなり攻めて行っても配下の敵にボコボコにされるだけです。

それには入念な準備が必要なのですが、この準備が楽しすぎるのです。


まずは配下の軍団長や小隊長を味方につけるように戦略を練ります。

自分の味方を軍団長や小隊長にするために仕向けてみるのです。

スパイとして送り込み、攻城ミッション中に裏切らせることも出来ます。

軍団長は攻城ミッションの際に必ず出撃するので、軍団長を自分の支配したオークを就かせることができれば大幅な敵の弱体化を図れます。


そして私の配下の仲間を増やし、敵勢力をさらに弱体化させたら準備は完了です。
ミッション開始前に、自軍と敵軍のレベルを確認できます。

ではいざ開戦!


主人公を筆頭に、オークたちが一斉に進軍するシーンは圧巻です。
まずは鉄壁の門を破壊する必要があります。

破壊していよいよ本陣に進軍します。

ポイントには軍団長が出現しますが、自分の支配したオークであれば笑いが止まりません。
敵の混乱が手に取るように見れて面白すぎます。
自分の思い通りに制圧できたら、もうテンションはマックスです。

癖になることは間違いありません。

一度はやってみてほしいアクションRPGです。

是非とも体験してみて下さい。