「ドラゴンエイジ インクイジション」ゲーム内容
ドラゴンエイジシリーズの第三作目のタイトル。
バイオウェアが開発し、エレクトロニック・アーツから発売されたアクションRPGゲームです。
主人公は審問会(インクイジション)の代表(審問官)として、セダス大陸に現れた「裂け目」と呼ばれる、魔物が生み出される謎の存在を封印する為に、審問会の指揮を執っていきます。
主人公は組織の代表であるので、自分の行動や会話の選択肢により、「審問会」や世界情勢に大きな影響を与えていきます。
優秀な仲間を増やしていき、審問会としてやれることを増やして、皆を率いていく新しいシステムのRPGゲームです。
「ドラゴンエイジインクイジション」私の評価
面白いです。
一番のお勧めは「審問会」というシステムです。
主人公が一人で旅をするという構成ではなく、「審問会」という組織として、仲間と共に行動していくという流れになります。
この組織として行動していくことで、メインクエストが進んだり、新しく探索するエリアが解放されたりと、全てが審問会中心でストーリーが進んでいきます。
この組織の代表として、あらゆる判断をして、仲間を導いていく仕組みはすごく面白かったです。
今でも忘れない程の斬新で楽しいシステムでした。
「ドラゴンエイジ インクイジション」発売日
「ドラゴンエイジ インクイジション」2014年11月27日
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審問会システムが面白過ぎる

この審問会としてのシステムは、どのRPGゲームにもない画期的な仕組みだったと断言できます。
本当に面白かったです。
まず主人公は「審問会」という組織の代表(審問官)に就任します。
RPGゲームで主人公が、何かの組織の代表になること自体すごく珍しい事ではないでしょうか。
たくさんRPGゲームをプレイしていますが、ほとんど見たことはありません。
審問会システムで特徴的な要素は、「勢力ポイント」というものです。
これはメインクエストを進めたり、新しいエリアを開放するために必要になります。
「勢力ポイント」を得るには、エリア探索時にキャンプを設営したり、魔物が生まれる裂け目を封印したり、エリアごとのクエストをクリアする必要があります。
なので必然的に、メインクエストを進めるためには、そして新しいエリアに行くためには、少しずつエリア探索をしていきクエストを達成しなければいけません。
勢力ポイントを得るという明確な目的があるため、エリア探索が面白くなります。
いわゆるサブクエストも作業にはならずに、楽しむことが出来ました。
また「審問会」として行動していくことで、影響力も得られます。
これは組織の経験値のようなパラメータで、一定数になると審問会パークというスキルのようなものを習得できるシステムも好感を持てました。
例えば審問会のアイテム所持数の上限が上がったり、仲間の特殊能力によりあらゆる面での確率が上がったり、エリア探索時に重要な場所にマーキングしてくれたりといった効果がありました。
審問会としてメインクエストを進めるためにエリア探索をして、少しずつ組織としてもやれることが増えていくという構成がすごくワクワクしました。
これこそ新しいRPGゲームだと思ったほどです。
一人一人のレベルを上げていく従来の仕組みではなく、組織全体が恩恵を受ける仕組みなっています。
この審問会システムが非常に良かったので、もっと作り込んで欲しかったという願望もありました。
ボリュームももっと欲しかったですし、細かな設定や得られる項目なども増やしてほしかったと思いました。
満足するまで進化してほしいと思う程、この審問会システムは優秀だったということです。
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主人公の選択によりストーリーが変わる

会話での選択肢がストーリーに影響を与えるという要素はよくあります。
特にアドベンチャーゲームに多いでしょうか。
でも今までのものは、主人公一人のストーリーに影響を与えるものでしかなかったと思います。
この主人公は審問官という組織の代表なので、組織に影響を与える点で異なります。
これにより大きな責任感が伴い、選択肢を選ぶときには緊張感すらありました。
審問会には主人公を支援してくれる仲間が存在します。
中心メンバーは少しずつ仲間となってくれるのですが、非常に魅力的なキャラばかりなので、仲間がいる組織の代表として間違った選択肢はしてはいけないと強く思ってしまいます。
今までのRPGゲームの中で、一番会話の選択肢を迷ったゲームソフトだと思います。
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戦闘システムはリアルタイムアクション

戦闘シーンはリアルタイムアクションとなります。
ポーズと戦術カメラの組み合わせにより、自由度が高く多面的な戦闘が可能となっています。
パーティーにアビリティー設定を変更し、事前にカスタマイズできます。
戦略的に戦闘をしたい場合は、戦術カメラを使用して戦闘中にコマンドを指示できます。
戦術カメラを使用した時には、リアルタイム要素がなくなり、ゆっくりと敵の詳細を確認しながら最良のコマンド指示を実行できます。
スピーディーな戦闘も、じっくり戦略的な戦闘も可能となる戦闘システムです。
審問会システムは一度体験してもらいたいと思います。
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