ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをプレイした感想や評価をご紹介しています。
ゼルダの伝説をプレイするのは数年ぶりとなります。64やWiiでプレイした記憶がありますが面白かったことだけは覚えています。今作はゼルダの伝説で初めてオープンワールドを採用していると聞きすぐに購入しました。ゼルダの伝説をプレイしようか迷っている人は是非読んでみて下さい。
目次
ゲーム内容
ゼルダの伝説シリーズの最新作であり、ゼルダ史上初の試みとなるオープンワールド型RPGゲームとなっています。
オープンワールドなので広大なマップを何処にでも自由に探索することができ、プレイヤーの好きなように物語を進めることができます。
またプレイ中はゲーム内の時間が変化していき昼と夜が交互に訪れます。NPCにはそれぞれ生活サイクルが存在して時間と共に行動が異なります。
また敵である魔物も時間に応じて行動パターンが異なるので攻略のヒントにもなります。
綺麗に描かれた大自然の中で笑いあり涙ありの剣と魔法のファンタジーです。
ジャンル | アクションアドベンチャー |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2017年3月3日 |
希望小売価格 | 7.678円(税込) |
対応機種 | Nintendo Switch/Wii U |
あらすじ
大厄災と呼ばれる災害が起こりハイラル王国は滅亡しました。
それから100年後。
主人公リンクは地下遺跡で謎の女性の声で永い眠りから目覚めることになります。
不思議な声に導かれて大地へと踏み出します。
一切の記憶がない中で世界で何が起きているのか、何故目覚めたのか、真実を知るためにハイラル王国の冒険へと旅立ちます。
ゲーム評価
➊ストーリー・世界観:★★★★☆4
ハイラル王国をめぐるストーリーは懐かしくあり引き込まれます。絵のタッチで描かれたグラフィックはとても美しくて探索するだけで幸せな気持ちになります。
❷バトルの面白さ:★★★★☆4
アクション性の高いバトルを楽しむことができます。マップに応じて様々な戦略を講じることができる面白さがあります。
❸育成要素:★★★☆☆3
レベルアップという概念はなくRPGゲームの育成要素はありません。謎解きやボスを倒すことでステータスが成長していくシステムとなっています。
➍キャラの魅力度:★★★★☆4
リンクやゼルダといったゼルダの伝説シリーズにはかかせないキャラが今作でも登場しています。
➎やり込み度:★★★★★5
オープンワールドとなったことで探索のやり込み要素は無限大となっています。また祠探索やコミグのミ集めなどのやり込み要素もあります。
➏ボリューム:★★★★☆4
私の場合はプレイ時間は89時間でした。やり込み要素は全てクリアしたわけではなく探索を楽しんでストーリを進めていくスタイルです。
【ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】総合評価:24/30
総合評価が24点です。ゼルダの伝説がオープンワールドゲームになったことで面白さが倍増してますね♪
評価点
➊自由度が増した初のオープンワールド
❷絵のタッチで描かれた美しいグラフィック
❸オープンワールドの面白さが倍増するエリアシステム
➍祠の謎解きが快感となる
➎やり込み要素が無限大
➊自由度が増した初のオープンワールド
ゼルダの伝説シリーズ初のオープンワールドであり、ゼルダの世界を自由に探索できる面白さが増しています。
広大なマップをいつでも何処にでも自由に探索でき、プレイヤーの好きなように物語を進めることができます。
今までのゼルダの伝説シリーズは一本道のストーリーでしたが今作から自分だけのストーリーを作り出すことが出来ます。
目に見える場所は全て行くことが出来るので本当の冒険を体験できます。
探索することで新しいダンジョンを見つける喜びを感じ、新しい人物に出会い物語が進行していく過程は本当に面白です。
そしてグラフィックが綺麗なので探索をしているだけで楽しいと感じます。
冒険をしていると得体のしれない魔物や凶暴な野生動物と遭遇することになります。
またエリアも熱い砂漠地帯であったり寒い雪山であったり、木々が生い茂った森であったりとエリア特有の気候に合わせて装備や戦い方を変えていかなければいけません。
装備を変更したり地形を利用したり、アイテムを駆使したりと戦術を変えて何度も挑戦し倒せた時の達成感は清々しいです。
また冒険をしていると取れるはずもないところに宝箱があったり、行けないところに洞窟が現れたりします。
どうやって行くのか考えるのも楽しさの一つです。
そしてどうしても倒せない敵がいたら違う場所から攻略して強くなってから戻ってこればいいのです。
そして気づいたら大自然を探索するのが楽しくてたまらない自分がいるのです。
今作のゼルダの伝説はゲームを開始してすぐの丘の上から禍々しい城を見下ろすことになります。
この禍々しい城こそ目標となるハイラル城であり、オープンワールドなのでいきなり行くこともできるのです。
もちろん木っ端みじんに倒されてしまいますがこれかオープンワールドの醍醐味です。
❷絵のタッチで描かれた美しいグラフィック
このゼルダの伝説の世界は描かれた絵のような独特のタッチで表現されています。
また村や町の構造や雰囲気も地域ごとにまったく異なり丁寧に作り込まれている印象です。この世界だけをどっぷり浸かりたくなります。
すべての世界が繋がっているので遠くに見える景色や建物もいつか行ってみたいと冒険心をくすぐられます。
どこまでも続く平原はどこまでも歩いて行けますし険しい山は全て登れます。馬を捕まえて乗って駆けてもいいですし川を思う存分下っても良いです。
体力が減ってきたら木々に実った果物や山々にある山菜を採り、川で魚を捕え弓矢で動物を狩って調理して食べても良いです。
とにかく目に見える世界全てを駆使して冒険していく過程は本当に面白いです。
主人公が生きていくためにはこれらに立ち向かっていかなくてはいけません。
また時間の経過もあり天候の変化もあり、自然環境が刻一刻と変わっていく中で攻略やダンジョン詮索などをしていくのです。
同じ場所でも行くたびに違う発見があります。
❸オープンワールドの面白さが倍増するエリアシステム
オープンワールドなので基本的に自由にどこからでも冒険ができるのが醍醐味です。
しかしオープンワールドに慣れていないとどこから行けば良いのか分からずにストレスとなってしまいます。
このストレスを解放してくれる素晴らしいエリアシステムがあります。
エリアごとに攻略できるエリアシステムにより、エリアで攻略できるように設計されています。
一番近くの塔に上がりある行動をすると、その塔が管轄するエリアがマップ上に表示されます。
町やダンジョン、祠などの位置も把握できるので、このエリアから攻略していくのが効果的です。
オープンワールドなので何処へでも行ける反面、何処へ行けばいいのか分からなくなることもあります。
その場合にこのエリアシステムは大いに助けになってくれます。
このエリアごとにマップが見えるようになると、攻略する計画を立てることができるので、オープンワールドに慣れていない方にも優しいシステムとなっています。
➍祠の謎解きが快感となる
世界中にある祠では、謎解きをすることで冒険に必要なアイテムや武器を得ることができます。
そして冒険をより良くするためのレベルアップなどが出来るのも特徴です。
ゼルダの伝説シリーズでおなじみの謎解きがここにありました。難しいのだと全く分からずに2日かかったこともありました。
それでも止めようと思ったことは一度もありません。何故ならその祠の攻略をやめて無視しても良いからです。
どうしてもクリアができそうにない祠は無視して次の目的地に向かってしまいます。これもオープンワールドの自由さです。
そして謎解きをクリアしたときの達成感は言葉に表すことができません。
➍やり込み要素が無限大
今までのゼルダの伝説シリーズの中でやり込み要素が一番あります。
一部のやり込み要素を挙げると、「ハイラル図鑑」「写し絵の記憶」「コログの実」「ミニチャレンジ」「試練の祠」などがあります。
「ハイラル図鑑」とは全385種類の宝物や武器、敵、生物、素材などを写し絵で撮るものです。
「写し絵の記憶」はリンクが忘れた記憶を各地で集めるものです。
「コログの実」は全900箇所にある場所で謎を解きながらコログの実を集めるものです。
「ミニチャレンジ」は全118個のサブクエストをクリアすることです。
「試練の祠」は全120個のミニダンジョンをクリアするものです。
やり込み要素が多いとメインストーリーに飽きた場合や気分転換などに効果的です。
しかし中にはメインストーリーと同じくらい時間がかかるやり込み要素もあるので自分のペースで挑戦すると良いです。
まとめ
ゼルダの伝説と聞くとすごく懐かしい響きです。小学生の時に何度もファミコンでゼルダの伝説シリーズをやった覚えがあります。
しかし家庭用ゲームの主力がプレステに変わってからは長い間プレイしていませんでした。
それでもゼルダの伝説と聞くだけで心が躍りました。
そして久しぶりにプレイしましたがこれぞゼルダといった感動すら覚えました。
自由に何処へでも行けるオープンワールドをゼルダの伝説でプレイできることに幸せを感じました。
決められた道筋がないため自分の判断で自由に行き先を決めることができます。行った先々で自分だけの物語が始まります。
新しいゼルダの伝説ここにありです。間違いなくゼルダの伝説シリーズの最高傑作です。