ファイナルファンタジー タクティクスの密漁完全ガイドとして、密漁に関する攻略をご紹介しています。
密漁を極めるともっとFFTが面白くなります。密漁でしか手に入れることができない装備を発見できたときの喜びは格別です。密漁の面白さを知らないととてももったいないので是非知ってもらいたいです。
「ファイナルファンタジータクティクスって、なんであんなにハマるんだろう?」
そう聞かれたときに、多くのプレイヤーが挙げる要素のひとつが“密漁”です。
重厚なストーリーと緻密なジョブシステムの裏側で、モンスターを狩って最強クラスの装備を集める――この密漁システムを知っているかどうかで、FFTの手触りはまったく別物になります。
うりぼう系から手に入るシャンタージュやリボン、ハイドラから狙えるセッティエムソンなど、本来はゲーム終盤ややり込み用の装備を、ストーリー中盤から前倒しで揃えられるのは密漁だけの特権です。
本記事では、「密漁って名前は聞いたことあるけど触ったことはない」「昔やっていたけど仕組みはよく覚えていない」という人でもスッと理解できるように、基本ルールからおすすめモンスター、効率的なレア厳選のやり方までを徹底解説します。
密漁を極めた先には、“ただのSRPG”だったFFTが、“自分でビルドを組んで世界を壊すシミュレーションRPG”へと変貌する快感が待っています。この記事を読み終えるころには、きっとあなたも「次はどのモンスターを狩ろうか」とワクワクしながらイヴァリースを駆け回っているはずです。
目次
ファイナルファンタジータクティクス密漁完全ガイド
密漁とは?FFTにおける“モンスター狩り”システムの全体像
密漁の基本仕様(モンスターをアイテムに変えるシステム)
「密漁」は、FFTに登場するモンスターを“素材アイテム”に変換するためのシステムです。シーフが覚えるサポートアビリティ「密猟」をセットしたキャラが、モンスターを通常攻撃でとどめを刺したときだけ発動します。成功すると、そのモンスターは戦闘から完全に消滅する代わりに、「獲物」という形で記録され、後で毛皮骨肉店でアイテムへ加工できるようになります。
ポイントは、「魔法や剣技ではダメ」「人間系には効かない」など条件がはっきりしていることです。密猟が狙えるのはあくまでモンスター系だけで、チャージ付きの通常攻撃や銃・弓など一部の“たたかう系”はOK、聖剣技や黒魔法でとどめを刺してしまうと密漁にはなりません。
こうして集めた獲物は、ストーリー中盤で解放される毛皮骨肉店で、ギルを払ってアイテムに加工できます。ショップでは売っていない強力な武器・防具・アクセサリや、同じ消耗品でも通常より安く手に入るものも多く、**「手間はかかるが、見返りの大きいやり込み要素」**として機能しているのが密漁の基本イメージです。
通常アイテムとレアアイテムの違い・抽選確率のイメージ
密漁でモンスターを倒すと、その種族ごとに**「通常アイテム」と「レアアイテム」の2種類が内部的に用意されています。抽選は1回の密漁につき1回で、基本は8分の7が通常、8分の1がレア**という確率。つまり、体感としては「たくさん狩っていると、ときどきレアが出る」くらいのレア度に設定されています。
通常アイテムは、ポーション・ハイポーション・中堅クラスの装備など、ストーリー攻略中にも役立つものが中心です。一方レア側には、シャンタージュ・セッティエムソン・リボン・強力な槍や銃といった、ゲーム後半や高難度コンテンツで大きな差を生む装備が多く割り当てられています。
リメイク版では、毛皮骨肉店で並んだ獲物の名前の後ろに**マーク(星アイコンなど)**が付くことで、レア枠かどうかを見分けられるようになっています。そのため、「密漁→店で確認→レアじゃなければロードして再抽選」といった“厳選プレイ”もやりやすく、やり込み勢ほどこのレア判定を前提にした周回ルートを組むことになります。
オリジナル版/獅子戦争/イヴァリースクロニクルズでの位置づけの違い
オリジナル版(PS)とPSP版『獅子戦争』では、密漁の基本ルールはほぼ共通です。どちらも「シーフのサポートアビリティをセットしたキャラが、モンスターを通常攻撃でとどめ」という前提で、倒したモンスターに応じた通常/レアアイテムが毛皮骨肉店に並ぶ、という流れは同じ。違いが出るのは主にテキストや演出面、追加シナリオなどで、密漁自体は“高難度ややり込み勢向けの装備集めコンテンツ”という位置づけでした。
最新のリマスター版『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ』でも、攻略サイトや公式情報を見る限り、「密猟→毛皮骨肉店→通常/レア抽選」という骨格は踏襲されています。一方で、毛皮骨肉店の使い方やインターフェースは現代向けに調整されており、リマスターでは「アイテム保管所としての機能が弱まり、その代わりに獲物自体を売却する仕組み」になるなど、細かい運用面に差が出ています。
オリジナルと獅子戦争では“上級者向けの隠し要素”のイメージが強かった密漁が、イヴァリースクロニクルズではUI改善や情報量の増加によって、初心者でも手を出しやすいやり込み要素になっていると言えます。この記事では、どのバージョンでも通用する基本を押さえつつ、リメイク基準での遊びやすさも踏まえて密漁システムを解説していく、というスタンスで書くと読みやすくなります。
実戦で使える密漁のやり方【手順で解説】
基本の流れ:密猟をセットしたキャラで通常攻撃→とどめで密猟
密漁の基本は、「密猟(ポーチ)をセットしたキャラで、とどめの一撃を入れる」という一点に集約されます。まずシーフのジョブレベルを上げてサポートアビリティ「密猟」を習得し、それを密漁役のキャラのサポート枠に装備します。次に、マップ上でモンスター系の敵をターゲットにし、他の仲間でHPを削っていきましょう。ここでは“倒さないギリギリ”まで削る意識が重要です。HPバーが赤くなってきたら、密猟役のキャラを前に出し、「たたかう(通常攻撃)」でとどめを刺します。
このとき、密猟役以外が間違えて倒してしまうと、ただ撃破して終わりで密漁は発生しません。ですので、「誰が最後に殴るか」を常に意識して、他キャラの火力が高すぎる場合は、弱い武器を持たせる・サブアタッカーは攻撃を控えるといった調整も有効です。とどめを刺せれば、その戦闘終了後に毛皮骨肉店のラインナップが更新され、該当モンスターの通常orレアアイテムが買えるようになります。まずはこの“ターンの組み立て方”に慣れるのが、密漁上達の第一歩です。
アビリティで倒すと密猟にならないケースと回避するコツ
密漁が発動するのは基本的に「密猟をセットしたキャラの“通常攻撃”でとどめを刺したとき」です。ここで初心者がハマりやすいのが、強力な技でうっかり倒してしまうパターン。たとえば聖剣技・算術・召喚魔法などのアビリティでとどめを刺しても、密漁扱いにはなりません。また、他のキャラのカウンターや追加攻撃が発動して予定外に倒してしまうケースも多く、「せっかくHP調整したのに密漁できなかった…」という事故がよく起こります。
これを避けるコツは、密漁役には極力“余計なアビリティ”を積まないことです。カウンターや見切りなどのリアクション系、攻撃回数が増える追加効果などは外しておくと安定します。また、他の火力役には「このターンは防御・待機に回る」「状態異常で足止めだけする」など役割を割り切らせると、誤撃破をかなり減らせます。どうしても不安な場合は、一度セーブしてからチャレンジし、失敗したらやり直すのもアリです。密漁は確実にとどめをコントロールするゲームと割り切ると、思い通りに成功させやすくなります。
レア狙いのセーブ&ロード・リトライ活用術(リメイク版の強み)
密漁では、同じモンスターを狩っても「通常アイテム」と「レアアイテム」が抽選で決まります。レアは確率が低いので、1発で狙い通りの結果が出るとは限りません。そこで重要になるのがセーブ&ロード(リトライ)を使った厳選です。戦闘に入る前、またはモンスターのHPを削りきる直前にセーブしておき、密漁後に毛皮骨肉店を確認してレアが出ていなければロードし、再チャレンジする流れです。
リメイク版ではオートセーブやリトライ機能があり、「直前の行動からやり直し」がしやすくなっています。そのため、1体のモンスターからレアを引き当てるまで粘るプレイが旧作より格段に楽になっています。作業感を減らすコツとしては、「1回の戦闘で同じ種を複数体狩る」「他のモンスターの密漁やJP稼ぎも同時にこなす」など、目的をセットで組み込むこと。レアアイテムが出たら、その戦闘を確定させてセーブし、次の狩場へ移行する―というサイクルを作ると、効率よく強装備を集められます。
味方モンスターを密猟する手順(卵で増やしてから狩る)
本格的に密漁をやり込むなら、敵モンスターだけでなく味方モンスターを増やして狩るテクニックが欠かせません。流れとしては、まずバトル中に話術士や専用アビリティでモンスターを「勧誘」し、仲間ユニットとして自軍に加えます。その後、戦闘を何度かこなして日数を経過させると、一部のモンスターは「卵を産む」ことがあります。この卵からは、同系統の下位〜上位モンスターが孵化するため、同じ種族を何体も量産することが可能になります。
ある程度数が増えたら、今度はその味方モンスターを密漁対象にする番です。出撃メンバーにモンスターを入れて、他の仲間でHPを削り、最後は密猟をセットしたキャラでとどめを刺します。敵と違って出現運に左右されず、狙った種族を安定して供給できるのが最大の利点です。「うりぼう系からシャンタージュを量産したい」「ハイドラからセッティエムソンを複数本揃えたい」といった場合は、この卵繁殖→味方密漁ループが最も効率的なルートになります。大事なのは、**いきなりレア個体を全滅させず、必ず“増やしてから狩る”**という順番を守ることです。
密漁で入手できるアイテム一覧表
| 種族 | モンスター名 | 通常アイテム | レアアイテム |
|---|---|---|---|
| チョコボ | チョコボ | フェニックスの尾 | ハイポーション |
| チョコボ | 黒チョコボ | 目薬 | エクスポーション |
| チョコボ | 赤チョコボ | 万能薬 | バレッタ |
| ゴブリン | ゴブリン | ポーション | ハイポーション |
| ゴブリン | ブラックゴブリン | ハイポーション | 毒消し |
| ゴブリン | ガルブデガック | メイジマッシャー | 古代の剣 |
| ボム | ボム | 火遁の玉 | フレイムロッド |
| ボム | グレネイド | 氷水の玉 | フレイムウィップ |
| ボム | イクスプロジャ | 雷迅の玉 | フレイムシールド |
| パンサー | レッドパンサー | 毒消し | バトルブーツ |
| パンサー | クアール | 金の針 | ゲルミナスブーツ |
| パンサー | バンパイア | 聖水 | チャコルのバッグ |
| ピスコディーモン | ピスコディーモン | やまびこ草 | ハイポーション |
| ピスコディーモン | スクイドラーケン | スモールマント | 眠りの剣 |
| ピスコディーモン | マインドフレイア | ハイエーテル | ドラキュラマント |
| スケルトン | スケルトン | 聖水 | エーテル |
| スケルトン | ボーンスナッチ | ハイポーション | パルチザン |
| スケルトン | リビングボーン | 魔道士のマント | エルフのマント |
| グール | グール | エーテル | くない |
| グール | ガスト | ハイポーション | マインゴーシュ |
| グール | レブナント | ハイエーテル | ミスリル銃 |
| フロータイボール | フロータイボール | 手裏剣 | プラチナメッサー |
| フロータイボール | アーリマン | 風魔の手裏剣 | エアナイフ |
| フロータイボール | プレイグ | 柳生の漆黒 | ゾーリンシェイプ |
| ジュラエイビス | ジュラエイビス | ポーション | ラバーシューズ |
| ジュラエイビス | スチールホーク | フェニックスの尾 | ハンティングボウ |
| ジュラエイビス | コカトリス | 金の針 | フェザーマント |
| うりぼう | うりぼう | 乙女のキッス | カチューシャ |
| うりぼう | ポーキー | シャンタージュ | ナグラロク |
| うりぼう | ワイルドボー | リボン | ファステのバッグ |
| ウッドマン | ウッドマン | 目薬 | いやしの杖 |
| ウッドマン | トレント | ゴールドスタッフ | 妖精のハーブ |
| ウッドマン | タイジュ | まもりの指輪 | ディフェンダー |
| 牛鬼 | 牛鬼 | バトルアックス | 巨人の斧 |
| 牛鬼 | ミノタウロス | サンゴの剣 | スラッシャー |
| 牛鬼 | セクレト | ホーリーランス | 象牙の棒 |
| モルボル | モルボル | プラチナメッサー | アイスシールド |
| モルボル | オチュー | ン・カイの指輪 | カメレオンローブ |
| モルボル | モルボルグレイト | エリクサー | マダレムジエン |
| ベヒーモス | ベヒーモス | まもりの指輪 | パトラのバッグ |
| ベヒーモス | キングベヒーモス | シェルシェ | アルテミスの弓 |
| ベヒーモス | ダークベヒーモス | ウィザードロッド | 石化銃 |
| ドラゴン | ドラゴン | ヒスイの指輪 | ヘリオネのバッグ |
| ドラゴン | ブルードラゴン | カシミール | ドラゴンロッド |
| ドラゴン | レッドドラゴン | ソルティレージュ | 竜の髭 |
| ヒュドラ | ヒュドラ | ブラッドソード | さそりのしっぽ |
| ヒュドラ | ハイドラ | セッティエムソン | ラバーコンシャス |
| ヒュドラ | ティアマット | 両残絹 | 鯨の髭 |
絶対におさえたいおすすめ密漁モンスター
うりぼう系(シャンタージュ/リボン/カチューシャ)
密漁といえばまず最優先で押さえたいのが、うりぼう系(うりぼう・ポーキー・ワイルドボー)の3種です。この系統は、密漁のレア枠から最強クラスのアクセサリが手に入るのが最大の魅力。代表的なのが「シャンタージュ」(自動リレイズ+自動リジェネ)、「リボン」(ほぼ全状態異常を無効)、「カチューシャ」(精神系の状態異常に強い頭装備)で、どれも終盤や高難度バトルの安定感を一気に引き上げてくれます。
うりぼう系は出現マップが限られ、さらに卵で増やしていく必要があるため手間はかかりますが、そのぶんリターンは圧倒的です。攻略の流れとしては、まず出現マップで1体を勧誘→卵を産ませて同系統を増殖→味方モンスターを密猟してレア枠を厳選、という手順になります。シャンタージュとリボンを人数分揃えれば、「全員が自動復活+状態異常ほぼ無効」という別ゲームのような安定感になるので、密漁プレイをやるなら最優先で狙いたいモンスターと言えます。
ハイドラ(セッティエムソン)
ドラゴン系の上位に位置するヒュドラ系(ハイドラ/レッドドラゴン系など)は、火力の高い敵としても有名ですが、密漁目線では「ハイドラ」から狙えるセッティエムソンが最大の目玉です。セッティエムソンは、魔法攻撃力の上昇や行動短縮など、魔法アタッカーにとって非常に強力な効果を持つアクセサリとして知られており、黒魔道士や召喚士、算術士などに装備させることで、1ターンあたりのダメージ効率が大きく変わります。
ハイドラはストーリー後半や一部ランダムバトル、ディープダンジョンなどで出現するため、まずはそのマップ情報を事前にチェックしておくとスムーズです。出現マップがわかったら、うりぼう系と同様に1体勧誘→卵で増殖→味方密漁でセッティエムソンを複数本確保、という流れを作るのがおすすめ。魔法アタッカーは複数人運用することも多いため、パーティの魔法火力を底上げする“投資先”として、ハイドラの密漁は優先度が非常に高いと言えます。
ダークベヒーモス(石化銃)
ベヒーモス系、とくに「ダークベヒーモス」は、高レベル帯で出現する危険なモンスターですが、密漁では**石化銃(ストーンガン)**を狙えることで知られています。石化銃は、その名の通り石化効果を持つ銃で、射程の長さと状態異常付与を兼ね備えた強力な武器です。命中すれば一気に敵を戦闘不能レベルに追い込めるため、高難度マップでのコントロール手段として非常に優秀です。
ダークベヒーモスは主に終盤のランダムバトルやディープダンジョンで出現することが多く、ストーリー中盤ではまず見かけません。そのため、「本編クリア後のやり込み」や「終盤の戦力強化」とセットで狙うのが基本になります。耐久力と攻撃力が非常に高いので、まずはプロテス・シェル・スロウなどで弱体化し、味方への被ダメージを抑えつつHPを調整しましょう。石化銃は複数本あると状態異常要員を増やせるため、時間に余裕があれば、卵繁殖→味方密猟ループで2〜3本程度確保しておくと、後の高難度バトルがぐっと楽になります。
タイジュ・セクレト(ディフェンダー/ホーリーランス)で3章から火力を底上げ
「タイジュ」と「セクレト」は、比較的早い段階(第3章頃)から狙える強力なモンスターで、密漁によって**ディフェンダー(騎士剣)やホーリーランス(聖属性の強力な槍)**といった上位武器を手に入れられるのが魅力です。通常プレイでは終盤〜クリア後に手に入りがちな火力装備を、ストーリー進行中に先取りできるため、「3章から一気に難易度が下がる」と言っても過言ではありません。
タイジュ・セクレトは出現マップが限られているものの、ストーリー進行中に遭遇できるため、見かけたら最優先で勧誘する価値があります。味方にして卵で増やせば、ディフェンダーやホーリーランスを複数本揃えることも可能で、ナイト・ドラグナー・ホーリーナイトなど前線で戦うジョブの火力と安定感が一気に向上します。とくにホーリーランスはジャンプ攻撃との相性も良く、竜騎士の主力武器として長く使える一本です。ストーリー攻略をスムーズに進めたい人ほど、この2体のモンスター密漁を意識しておくと、全体の難易度がぐっと下がります。
プレイグなど、武器・特殊装備が狙えるレアモンスター
最後に、ディープダンジョンや後半のランダムバトルなどに出現する「プレイグ」をはじめとしたレアモンスター群も、密漁対象として非常に優秀です。これらのモンスターは、通常の敵よりもステータスが高く、強力な特殊攻撃を使ってくる反面、高性能な武器や特殊アクセサリをレア枠として持っていることが多いのが特徴です。たとえばプレイグからは、攻撃力と追加効果に優れた武器や、特定の状態異常・属性に強いアクセサリが狙える場合があり、やり込みプレイの仕上げとして集めておくと、ほぼ全てのマップを“作業レベル”まで落とし込めます。
これらレアモンスターは出現場所が限定されているうえ、エンカウント条件がシビアなことも多いため、事前に出現マップや条件を攻略情報で確認しておくのがおすすめです。見かけたら、まずは1体を勧誘して自軍に確保し、卵繁殖→味方密猟ループに乗せていくと、短時間で複数個のレア装備を集められます。高難度の裏ボス戦や縛りプレイ、タイムアタックなどを目指す場合、こうしたレアモンスター由来の装備をどれだけ揃えられるかが、やり込み度を左右する指標になってきます。密漁の真価は、まさにこうしたレアモンスター狩りで発揮されると言ってもよいでしょう。
ファイナルファンタジータクティクス密漁完全ガイド|まとめ
密漁を極めればFFTは別ゲーになります。
改めて整理すると、密漁の一番大きなメリットは「通常プレイでは手に入りにくい装備を、早い段階から揃えられる」ことです。うりぼう系からシャンタージュやリボン、ハイドラからセッティエムソン、タイジュ・セクレトからディフェンダーやホーリーランスなど、どれもストーリー後半〜やり込み用クラスの性能を持った装備ばかり。
これらを3章あたりから前倒しで確保できれば、ボス戦や高難度マップも一気に安定します。また、密漁品の中にはギル効率の良いものもあり、「狩る→毛皮骨肉店で加工→売却」という流れを作れば、装備購入資金にも困りません。さらに、モンスター勧誘・卵・繁殖・味方密猟といった工程そのものが“やり込み要素”になっていて、「自分だけの最強パーティを作り上げていく楽しさ」を存分に味わえるのも密漁の魅力です。
リメイク版(イヴァリースクロニクルズ)では、密漁まわりの遊びやすさも大きく向上しています。オートセーブやリトライ機能のおかげで、「レアが出なかったからやり直したい」「うっかり別のキャラでとどめを刺してしまった」といった場面でも、すぐに直前の状態からやり直しが可能です。
また、毛皮骨肉店の表示が分かりやすくなり、どの獲物からどんなアイテムが手に入るかを確認しやすくなっているため、攻略サイトを見ながら計画的に狩りルートを組むのも簡単です。「密漁は難しそう」「やり込み勢専用っぽい」と感じていた人でも、リメイク版ならトライ&エラーの負担がぐっと減っており、遊びながら自然とコツを覚えていけます。ストーリークリア後にじっくりやり込むのはもちろん、2周目で「密漁縛りの強化周回」を楽しむ、という遊び方もしやすくなっています。



















