「アンサースイッチコントローラー」のレビューをご紹介しています。
アンサーワイヤレスコントローラ「フォース」(型番:ANS‑SW157)は、アンサー株式会社がNintendo Switch/Switch Lite用に2022年12月に発売した多機能サードパーティ製コントローラです。
スイッチコントローラーの概要や主要機能、デザインや外観など詳しく解説しています。またユーザーレビューや他社製品との比較も掲載しているので購入の際の参考にしてもらえれば嬉しいです。
目次
【アンサースイッチコントローラー】〖レビュー〗概要と特徴
▶概要

項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | アンサーワイヤレスコントローラ フォース |
型番 | ANS-SW157 |
メーカー | アンサー株式会社(Answer Co., Ltd.) |
対応機種 | Nintendo Switch / Switch Lite / Switch 有機ELモデル |
接続方法 | Bluetooth(無線)、USB Type-C(有線) |
主な機能 | 背面ボタン×4、連射機能(3段階)、連射ホールド、NFC(amiibo対応)、ジャイロ・加速度センサー |
サイズ | 約 155 × 110 × 65 mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約210g |
素材 | ABS樹脂/TPR(滑り止めグリップ加工あり) |
カラー | ブラック×グレー(その他限定カラーの展開あり) |
特徴 | 高機能Proコン互換、手頃な価格、グリップ性良好、長時間プレイにも対応 |
販売元オンライン | アンサー公式楽天市場店 / Amazon / 他量販店 |
▶主要機能

❶背面ボタン4つ搭載(M1~M4)
「フォース」には、M1〜M4の4つの背面ボタンが搭載されており、これらに任意のボタン操作を割り当てることができます。A/B/X/YやL/Rボタンだけでなく、十字キーやR3・L3などの入力も設定できるため、FPSやアクションゲームで頻繁に使う操作を背面に配置することで、指の移動を最小限に抑えた快適なプレイが可能になります。純正Proコンにはない機能であり、eスポーツライクなプレイにも応用できます。
❷連射・連射ホールド機能
「フォース」は、A/B/X/YやL/ZL/R/ZRなどの主要ボタンに対し、連射機能を搭載しています。連射速度は「低速」「中速」「高速」の3段階に設定でき、状況に応じた使い分けが可能です。さらに「連射ホールド機能」を使えば、一度押すだけで長押し操作を自動化。アクションやシューティングゲームで、疲れや操作ミスを軽減できるため、長時間プレイや周回プレイにも適した便利な機能です。
❸NFC機能(amiibo対応)
このコントローラにはNFC機能が内蔵されており、amiiboを使った読み取り・特典取得が可能です。通常、NFC機能は純正Proコンにしか搭載されていないことが多い中で、「フォース」ではサードパーティ製ながらこの機能をしっかりカバー。『ゼルダの伝説』シリーズや『スマブラ』など、amiiboを使って追加コンテンツや育成要素を楽しむプレイヤーにとっても、純正と同等の価値を感じられる仕様です。
❹ジャイロ&加速度センサー内蔵
「フォース」は、ジャイロセンサーと加速度センサーを内蔵しており、直感的な操作を必要とするゲームにも対応しています。たとえば『スプラトゥーン』シリーズのエイム操作や、『ゼルダの伝説』の謎解き要素など、コントローラの傾きによって繊細な入力が求められる場面でも活躍します。サードパーティ製では非搭載のことも多い中で、しっかり標準装備されている点は大きな魅力です。
❺有線・無線両対応&電池持ちも良好
本機はBluetooth 3.0による無線接続と、USB Type-Cによる有線接続の両方に対応しています。無線時の遅延が気になる場面や、電池が切れたときでもすぐに有線で使えるため安心。さらに、バッテリーの持続時間は約8時間、充電は約3時間で完了と、日常的な使用にも十分対応。–と+ボタン長押しで電池残量が確認できるプレイヤーランプ表示も搭載されており、管理がしやすくなっています。

▶デザインや外観

❶Proコンに近い握りやすいシルエット
「フォース」は、Nintendo Switch純正のProコントローラーに近いシルエットで設計されており、手にしっかりフィットする握りやすさが特徴です。手の大きな人でも窮屈さを感じにくく、長時間の使用でも疲れにくい工夫がされています。特にグリップ部分は人間工学に基づいたカーブで、指の収まりが自然。初心者からベテランゲーマーまで、安定した持ち心地でプレイに集中できる形状です。
❷滑り止め加工つきのラバーグリップ
本体の側面グリップには滑り止め加工が施されており、汗ばむ手でもしっかりとホールドできます。このTPR(熱可塑性ゴム)素材は、触り心地が柔らかく、手になじむ感触が特徴です。グリップ性の高さにより、アクションゲームやFPSなど激しい操作時にも滑りにくく、ミスを減らす効果があります。長時間の連続プレイでも手が痛くなりにくく、快適性が持続する設計です。
❸スタイリッシュなツートンカラーデザイン
「フォース」の本体カラーは、ブラックとグレーを基調にした落ち着いたツートンカラーで、どんなゲーム機や周辺機器とも調和しやすいデザインです。無駄な装飾を省いたシンプルな外観は、派手すぎず高級感を感じさせるビジュアルに仕上がっています。機能性だけでなく見た目にもこだわりたいユーザーにとって、デスク上に置いても様になるスマートなルックスが魅力です。
❹視認性の高いプレイヤーランプ表示
中央にはバッテリー残量や接続状態を知らせるインジケーターランプが配置されており、使用中も状態が一目で分かるようになっています。点灯パターンでプレイヤー番号を示すだけでなく、充電残量の確認も可能。視認性に優れたLEDを採用しているため、暗所でも明るく見やすいのが特徴です。インジケーターの配列も整っており、デザインを損なわないようバランスよく配置されています。
❺ボタン配置の最適化と操作性
ボタンのレイアウトはSwitchの操作に最適化されており、A/B/X/Yボタンや十字キー、スティック、トリガーなどが自然な位置に配置されています。純正Proコンとほぼ同等の感覚で使える設計ながら、背面ボタンの追加により機能性も強化されています。また、スティックやボタンの高さ・硬さも考慮されており、押し心地が柔らかくスムーズ。繊細な入力にも応える調整がされている点が特長です。

【アンサースイッチコントローラー】〖レビュー〗評価と比較
▶ユーザーの評価は?ユーザーレビュー

❶操作性:★★★★☆(4.3)
グリップ感が良く、Proコンとほぼ同じレイアウトで手になじみます。スティックやボタンの入力もスムーズで、背面ボタンの反応も良好です。ただし、スティックのデッドゾーンがやや広めとの声もあり、繊細なエイムを求めるユーザーには調整が必要な場面も。全体的には初心者にも扱いやすく、快適な操作感が魅力です。
❷機能性:★★★★★(4.8)
背面ボタン、連射・連射ホールド、NFC対応、ジャイロ・加速度センサー搭載と、ほぼ全部入りとも言えるハイエンドな構成。これだけの機能が揃っているコントローラは少なく、純正を超える便利さを実感する人も多いです。特に連射機能と背面ボタンは、FPSやアクションゲームにおいて大きなアドバンテージになります。
❸デザイン:★★★★☆(4.4)
無駄のないシンプルなデザインと落ち着いたカラーリングが特徴で、Switch本体や他の周辺機器と並べても違和感がありません。背面の滑り止めラバーやランプの配置もバランスがよく、スタイリッシュな印象。好みによってはもっとカラーバリエーションが欲しいという意見もありますが、実用性を兼ねたデザインとして高評価です。
❹耐久性:★★★☆☆(3.8)
おおむね問題ないレベルの耐久性ですが、長時間の使用や頻繁な連打によってスティック部分の耐久性に若干の不安があるというレビューも見られます。価格相応といった印象で、丁寧に扱えば長持ちしますが、ハードゲーマー向けとしてはやや不安を感じる点があるかもしれません。定期的なメンテナンスや予備購入を勧める声も。
❺持続性(バッテリー):★★★★☆(4.2)
フル充電で約8時間の連続使用が可能で、充電時間も3時間程度と標準的。プレイ中にバッテリーが切れてもUSB-C接続でそのまま使えるのも便利です。長時間のゲームでも不自由なく使える点は高評価。ただし、純正Proコンに比べるとややバッテリー容量が少なめなので、頻繁に長時間プレイするユーザーは注意が必要です。
❻価格:★★★★★(4.9)
実売価格3,500~4,800円前後で、純正Proコンの半額以下ながら高機能を実現している点は非常に高評価。コスパを重視する人には間違いなく最有力候補といえます。同価格帯では他製品と比較しても機能の充実度は頭一つ抜けており、「この価格でこの性能なら買って損なし」との声が多数を占めます。
❼満足度:★★★★☆(4.5)
全体として非常にバランスが良く、満足度の高い製品です。特に連射機能や背面ボタンを求めていたユーザーからは絶賛されており、「買ってよかった」「サブ機としても最適」との声も。若干スティックやボタンの細かい挙動に好みが分かれるものの、価格を考慮すれば非常に高コスパな選択肢で、多くのプレイヤーに支持されています。

▶他社製品との比較

「アンサーワイヤレスコントローラ フォース(型番:ANS‑SW157)」と機能・価格帯の近い他社製コントローラ3つを選び、それぞれ「共通点」と「違い」の観点から詳しく比較したものです。
❶【Nintendo Switch 純正 Proコントローラー】
◆ 共通点
- Nintendo Switchに対応し、無線接続および有線接続(USB Type-C)両対応。
- ジャイロセンサー、加速度センサー、NFC(amiibo対応)も搭載。
- 握りやすいグリップ形状と快適なスティック配置で、長時間プレイにも向いている。
◆ 違い
- 純正Proコンには背面ボタンや連射機能は非搭載。操作のカスタマイズ性は低い。
- アンサー製は価格が約半額(3,500~4,800円)で購入できるのに対し、Proコンは定価約8,000円前後と高め。
- 操作の精度や耐久性ではProコンがやや上で、安定感と純正ならではの品質が魅力。


❷【GameSir T4 Kaleid】
◆ 共通点
- 連射機能や背面ボタンを搭載し、カスタマイズ性の高いプレイヤー向け設計。
- ジャイロセンサーも搭載しており、『スプラトゥーン』などのゲームに対応可能。
- Switchとの互換性が高く、価格帯も5,000円前後と近い(やや高め)。
◆ 違い
- T4 Kaleidは有線専用(無線非対応)であり、フォースのようなBluetooth接続には非対応。
- デザイン面ではT4 Kaleidがクリアボディ+LED搭載でゲーマー向けビジュアルに特化。フォースはシンプル&実用的志向。
- GameSirの方が背面ボタンが2つと少なめだが、トリガーの感度が高く、格闘ゲームとの相性が良い。

❸【CYBER ジャイロコントローラーミニ(CY-NSGCM-BK)】
◆ 共通点
- Switch向けのサードパーティ製コントローラで、ジャイロ・加速度センサー搭載。
- 背面ボタンや連射機能など、快適なゲームプレイを補助する多機能型。
- 小型で軽量、取り回しがよく価格も比較的安価(3,000円台前半)。
◆ 違い
- CYBERミニはコンパクト設計で、手が小さい人や子ども向けに特化。一方、フォースはProコンサイズで握りやすさ重視。
- CYBERミニはNFC非対応でamiiboが使えない点がネック。フォースはamiibo対応。
- 背面ボタンの数やカスタマイズ機能の自由度ではフォースの方が上回る。


アンサーワイヤレスコントローラ「フォース」は、価格・機能・使いやすさのバランスが良い万能型です。特に「背面ボタンが4つ」「無線&有線両対応」「NFC対応」など、機能面で上位互換の側面を持つ製品として際立っています。
▶【アンサースイッチコントローラー】〖レビュー〗まとめ

アンサーワイヤレスコントローラ「フォース」(型番:ANS‑SW157)は、純正Proコントローラに匹敵する操作性と、多機能性を備えながらも、非常にコストパフォーマンスに優れたSwitch用コントローラです。背面ボタン4つの自由なカスタマイズ性、3段階の連射・連射ホールド機能、NFC(amiibo)対応、そしてジャイロ・加速度センサーの搭載と、ゲーマーが欲しいと思う機能をほぼすべて網羅しています。これらは、従来なら高価格帯の製品でしか得られなかったスペックですが、「フォース」では約3,500〜4,800円という手頃な価格帯で実現されており、多くのユーザーから高評価を得ている理由も納得です。
さらに、デザイン面では手に馴染みやすいProコン型のフォルムと滑り止め加工されたラバーグリップによって、長時間プレイでも快適に使用できる工夫が施されています。加えて、充電残量を確認できるLEDランプや有線・無線の両対応も備えており、実用性にも抜かりはありません。
特に「純正までは必要ないけど高機能なコントローラが欲しい」「コスパ重視で性能に妥協したくない」「背面ボタン付きで連射機能も欲しい」といったユーザーには非常におすすめできる一台です。初めてのサードパーティ製コントローラとしても、2台目のサブ機としても活躍する「フォース」は、ゲーム体験をより快適にしてくれる頼もしい相棒となるでしょう。高機能×低価格の決定版として、今注目のモデルです。


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