「8BitDo Ultimate Controller」のレビューをご紹介しています。
「8BitDo Ultimate Controller」は、SwitchやPCで使える高性能なゲームコントローラーです。精度が高く壊れにくい「ホールエフェクトスティック」や、便利な「背面ボタン」、本体を置くだけで充電できる「充電ドック」などを備えています。
スイッチコントローラーの概要や主要機能、デザインや外観など詳しく解説しています。またユーザーレビューや他社製品との比較も掲載しているので購入の際の参考にしてもらえれば嬉しいです。
目次
【8BitDo Ultimate Controller】〖レビュー〗概要と特徴
▶概要

項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | 8BitDo Ultimate Controller |
型番 | Bluetooth版:UCB-100/2.4G版:UCB-200 |
メーカー | 8BitDo(エイトビットドウ) |
対応機種 | Nintendo Switch/Windows(10以降)/Android/iOS/Steam Deckなど |
接続方法 | Bluetooth/2.4GHzワイヤレス/USB-C有線(モデルにより異なる) |
主な機能 | Hall Effectスティック/背面ボタン2個/マクロ対応/プロファイル切替/振動機能/専用アプリで設定可能/充電ドック付き(Bluetooth版) |
サイズ | 約153×100×64 mm(実測値により若干差異あり) |
重量 | 約228g(Bluetoothモデル/ドック除く) |
素材 | ABS樹脂(マット仕上げ) |
カラー | ホワイト/ブラック(限定モデルでピンクやレッドなどもあり) |
特徴 | スティックが摩耗しにくい/高精度/複数デバイス切替対応/充電しながら収納可能なドック付き(Bluetooth版)/プロ仕様にも対応可能 |
販売元オンライン | 8BitDo公式サイト/Amazon/楽天市場など |
▶主要機能

❶Hall Effectスティックでドリフトしない高耐久設計
8BitDo Ultimate Controllerは、物理的な接点を使わず磁気でスティックの動きを検知する「Hall Effectセンサー」を採用しています。この構造により、一般的なアナログスティックで発生しやすい“スティックドリフト(勝手に動く現象)”が起きにくく、長期間の使用でも安定した操作が可能です。格闘ゲームやFPSなど繊細な操作が求められるゲームに最適で、耐久性と操作性のバランスが非常に高いのが魅力です。
➋背面ボタンでプロ級の操作が可能に
本コントローラーには、背面に2つのマクロ対応ボタンが搭載されています。これにより、通常なら複数のボタンを同時押ししなければならない複雑な操作を、1ボタンに集約できます。例えば、ジャンプしながら振り向き撃ちのような動作を、親指をアナログスティックから離さずに実行できます。アクションゲームやFPS、格闘ゲームにおいては特に重宝される機能で、プロゲーマーのような素早く正確な操作が可能になります。
❸カスタマイズ性抜群の専用アプリ「Ultimate Software」
8BitDoは、専用アプリ「Ultimate Software」を用意しており、PCやスマートフォンから簡単にボタン配置の変更やマクロ設定、スティックやトリガーの感度、振動強度などを詳細に調整できます。プロファイルを複数作成・保存でき、ゲームごとに使い分けることも可能です。これにより、自分好みの操作感を追求できるため、カジュアルユーザーから競技志向のゲーマーまで、幅広く満足できるカスタマイズ性を誇ります。
❹マルチデバイス対応で使い回し自由自在
このコントローラーは、Nintendo Switch、Windows PC、Android、iOS、Steam Deckなど複数のデバイスに対応しています。Bluetooth・2.4GHzワイヤレス・USB-C有線といった3つの接続方式を備えており、用途に応じて自由に使い分け可能です。ゲーム機とPCでの併用や、スマホゲーム・エミュレーターとの連携もスムーズに行えるため、1台であらゆる環境にフィットする柔軟性が非常に高い点も魅力です。
❺充電ドックでスムーズな電源管理と収納が可能(Bluetoothモデル)
Bluetoothモデルには、専用の充電ドックが付属しており、置くだけで充電ができるスマート設計です。使用後にドックへ戻せば自動的に電源OFF、再使用時には自動的に再接続されるため、電源のON/OFFを意識する必要がありません。さらに、コントローラーの置き場所にも困らず、部屋の整理整頓にも役立ちます。毎日のゲームライフにおいて、わずらわしさを感じさせない高い利便性が特徴です。
純正プロコンと比較とすると、形状はほとんど一緒ですが若干小さく感じられます。デザインが一緒なので純正プロコンに慣れている人は非常に使いやすいです。
純正プロコンと同様でグリップ感は非常に良いですし、ボタンの押し心地もボタンを押している感覚が直に指に伝わり非常に心地が良いです。背面ボタンも今までのコントローラーよりも押しやすくて指に馴染みますね。

▶デザインや外観

❶丸みを帯びた持ちやすい形状
8BitDo Ultimate Controllerは、手に自然にフィットする丸みを帯びた形状が特徴です。長時間のプレイでも手に負担がかかりにくいよう設計されており、グリップ部分のふくらみや指のかかり具合も絶妙です。操作時に無理な力を入れることなく快適にゲームを続けられる点は、特に40代以上のゲーマーや、疲れやすい手を持つ人にとって大きな魅力です。デザイン性と機能性が融合した、実用重視のフォルムです。
➋マット仕上げの高級感あるボディ
表面にはマットな質感のプラスチック素材(ABS樹脂)が使用されており、指紋がつきにくく、さらりとした手触りが特徴です。テカリや安っぽさがなく、見た目にも高級感があります。また、汚れが目立ちにくいため、清潔感を保ちやすいのも嬉しいポイント。どんな部屋のインテリアにもなじみやすく、見せたくなるコントローラーとしての魅力も備えています。
❸絶妙なカラー展開で選ぶ楽しさ
8BitDo Ultimate Controllerは、定番のホワイトとブラックに加え、モデルによってはピンクやレッド、パステル系カラーなども展開されています。カラーリングはどれもシンプルで落ち着いており、派手すぎず上品な印象です。ゲーマーだけでなく、インテリアにこだわるユーザーにも喜ばれる配色です。また、充電ドックも本体と同色で統一感があり、見た目に美しい仕上がりになっています。
❹背面パドル一体型でスッキリとした背面デザイン
背面には2つのカスタマイズ可能なパドルボタンが配置されていますが、本体の曲線に自然に溶け込むような設計がされており、見た目がゴチャゴチャしません。使いやすさとデザイン性を両立しており、初心者にも抵抗なく使えるシンプルなデザインです。ボタンの存在が目立ちすぎず、それでいてしっかりと操作性を確保している点が、プロ仕様ながら洗練された印象を与えています。
❺充電ドック込みでまとまりある外観
Bluetoothモデルには専用の充電ドックが付属し、このドックとコントローラーはデザイン的に一体感があるように設計されています。ドックにコントローラーを置いたときのシルエットが美しく、部屋の中で「置きっぱなし」になっていてもスタイリッシュに見えます。実用性だけでなくインテリア性にも配慮された設計は、ゲーミング機器としては珍しく、見た目にこだわる人にもおすすめできます。


【8BitDo Ultimate Controller】〖レビュー〗評価と比較
▶ユーザーの評価は?ユーザーレビュー

❶操作性:★★★★★(5.0/5)
ホールエフェクトスティック搭載で、従来のアナログスティックと比べて格段に精度が高く、スティックドリフトの心配がありません。操作レスポンスも良く、遅延を感じにくい点が好評です。握り心地やボタン配置も工夫されていて、「長時間プレイでも疲れにくい」との声が多く、特にアクションやシューティングを好むユーザーから高い支持を得ています。
➋機能性:★★★★★(4.9/5)
Bluetooth/2.4GHz/有線の3種類の接続方式を備えており、Switch・PC・スマホ・Steam Deckなど幅広いデバイスに対応しています。背面マクロボタン、プロファイル切替、スティック感度調整など、ゲーマーが求める高機能が揃っており、上級者にも好まれる仕様です。アプリでのカスタマイズ性も高く、「これ1台で十分」とのレビューが目立ちます。
❸デザイン:★★★★☆(4.5/5)
マットな質感で高級感があり、白や黒などのシンプルなカラーリングがインテリアになじむと評価されています。背面ボタンの主張も控えめでスマートな見た目が好評。一方で、Switchユーザーからは「ABXYボタンの配置がXbox準拠なので違和感がある」との意見も見られます。全体的には上質で所有感を満たすデザインという声が多いです。
❹耐久性:★★★★★(4.8/5)
Hall Effectスティックの採用により、スティック摩耗やドリフトが大幅に軽減されるという点が最大の魅力。多くのユーザーが「半年以上使っても不具合なし」と報告しており、長寿命設計が評価されています。ボディの剛性も高く、落としても壊れにくいとのレビューもあり、安心して長く使えるコントローラーと言えます。
❺持続性(バッテリー):★★★★☆(4.4/5)
フル充電で約30〜33時間使用可能とされており、通常の使用であれば1週間以上は充電せずにプレイできます。ただし、充電ドックが付属していないモデルや、頻繁に使う人にとっては「もう少し長く持ってほしい」との声も。とはいえ、充電ドック付きモデルなら置くだけ充電ができ、実用面での不満は少なめです。
❻価格:★★★★☆(4.6/5)
販売価格は7,000〜9,000円前後と、サードパーティ製にしてはやや高めに感じるかもしれませんが、機能性と耐久性、対応範囲の広さを考えると「十分以上にコスパが良い」という評価が多数あります。特にセール時は5,000円台になることもあり、「この価格でこの性能はお得すぎる」といったコメントも見受けられます。
❼満足度:★★★★★(4.9/5)
「SwitchとPCの両方で使えて便利」「ドリフトが起きないだけで買う価値がある」など、非常に高い満足度を誇ります。多少の設定手順や接続切替の手間はあるものの、それを補って余りある性能と快適さが好評。リピーターや買い替えユーザーも多く、「もっと早く買えばよかった」という声も多く見られます。

▶他社製品との比較

❶Nintendo Switch Proコントローラー
🔸 共通点
- Nintendo Switchに正式対応しており、安定した接続が可能。
- ジャイロセンサー・HD振動・加速度センサー搭載で、Switchゲームに最適化されている。
- 手にフィットする設計で、長時間使用に向いたエルゴノミクス重視のボディ。
🔹 違い
- Proコンはホールエフェクト非搭載のため、スティックドリフトの懸念あり。Ultimate Controllerはホールエフェクトで圧倒的に耐久性が高い。
- 背面ボタン・マクロ機能がProコンには非搭載。8BitDoは高機能派向け。
- Proコンの方がNintendo公式製であり、Switchとの互換性は完全保証されている点が強み。
➋GameSir T4 Kaleid
🔸 共通点
- ホールエフェクトスティック搭載でスティックドリフト対策済み。
- 背面ボタン2つ搭載、マクロ機能あり。カスタマイズ性も高く、ゲーマー向け設計。
- PCやSwitchでの使用に対応し、幅広いマルチデバイス接続が可能。
🔹 違い
- T4 Kaleidは有線専用モデル。8BitDoはBluetooth・2.4GHz・有線の3モード対応。
- GameSirはRGBライティング搭載で派手なゲーミングデザイン、8BitDoはミニマルかつ落ち着いた雰囲気。
- ソフトウェアUIの使いやすさでは8BitDoが優勢との声が多く、特にSwitchでの安定動作で差がある。
❸アンサー ワイヤレスコントローラー「フォース」(ANS-SW157)
🔸 共通点
- Switch対応の低価格サードパーティ製コントローラーとして共通。
- 無線接続(2.4GHz)と有線両対応。振動・ジャイロ・連射機能あり。
- グリップ感重視の設計で、見た目はProコンに似たシルエット。
🔹 違い
- 価格が半分以下と圧倒的に安価。ただしホールエフェクト非搭載で耐久面に不安あり。
- 背面ボタンやマクロ設定などの高度な機能は非対応。
- ボタン感触や質感は安っぽさが残るといったレビューもあり、性能・仕上がりでは8BitDoが上位互換。
製品名 | 共通点例 | 違いの特徴例 |
---|---|---|
Switch Proコン(任天堂) | Switch正式対応、持ちやすさ、HD振動 | 背面ボタン・マクロなし/ホールエフェクトなし |
GameSir T4 Kaleid | ホールエフェクト搭載、背面ボタン、PC対応 | 有線専用/RGB派手デザイン/Switchとの相性△ |
アンサー フォース(ANS-SW157) | Switch対応、無線+有線、低価格 | 機能は最低限/質感や耐久性で差がある |
「高機能&高耐久」を求めるなら8BitDo、
「安さ重視」ならアンサー、
「公式サポートの安心感」を重視するならProコン、
「有線で派手に使いたい」ならGameSir T4 Kaleidという選び方になります。

▶【8BitDo Ultimate Controller】〖レビュー〗まとめ

「8BitDo Ultimate Controller」は、ゲーミングライフをより快適に、そして本格的に楽しみたいすべてのプレイヤーに向けた高性能コントローラーです。特に注目すべきは、スティックの構造に採用された「ホールエフェクトセンサー」。これにより、一般的なコントローラーで起こりがちなスティックドリフト(勝手にカーソルが動く不具合)を防ぎ、長く安心して使える耐久性を実現しています。さらに、Bluetooth・2.4GHz・有線接続の3方式に対応し、Nintendo SwitchやPC、スマートフォンなど、あらゆるプラットフォームに柔軟に対応できる点も大きな魅力です。
専用アプリ「Ultimate Software」によって、ボタンの割り当て変更やマクロの設定、スティック感度や振動の調整など、自分好みに細かくカスタマイズできるのも強み。背面ボタンを使った複雑な操作の簡略化や、プロファイル切り替えによるゲームジャンル別の設定保存など、上級者にも満足される機能が詰まっています。
それでいて、マットな質感の高級感あるデザイン、充電ドックによるスマートな収納と自動電源管理など、日常使いでの使いやすさにも配慮された設計。ゲームに真剣に取り組みたい人から、「いいものを長く使いたい」という大人のゲーマーまで、幅広い層に支持される理由が詰まった一台です。
もしあなたが「コントローラー選びで失敗したくない」と考えているなら、8BitDo Ultimate Controllerは、間違いなく最有力候補のひとつです。

