ゲーム内容
「ホビットの冒険」や「指輪物語」の舞台となった影の国「モルドール」で、主人公のタリオンは冥王サウロンへの復讐を果たすため、ウルクたちに戦いを挑むアクションRPGゲームです。
オープンワールドゲームでもあり、「モルドール」に生息するウルクは独自の勢力図を持っており、個々のウルクが個性を持っています。
そして主人公との戦闘などを記憶しており、主人公の行動により、ウルク社会に大きな影響を与えていくのです。
ウルクを配下にし、ウルク社会を支配していきながら、打倒サウロンを目指していくゲームです。
ジャンル | アクションRPG |
開発元 | Monolith Productions |
販売元 | ワーナーエンターテインメント ジャパン |
発売日 | 「PS4」2014年12月25日 「PS3」2015年3月5日 |
メーカー希望小売価格 | 7.600円+税 |
対応機種 | PlayStation 4/PlayStation 3/Xbox One/Microsoft Windows |
私の評価
めちゃめちゃ面白いです。
ダークファンタジーですが、戦闘が非常に爽快感がありました。
常にウルクに囲まれた戦闘となるのですが、ステルス攻撃で倒したり、幽鬼の力を使ってダイナミックな攻撃も可能です。
また弓を使った遠隔攻撃なども爽快で、基本的に戦闘が非常に楽しく設定されています。
そして何といってもこのゲームの一押しは「ネメシスシステム」です。
ウルク社会に勢力図が存在し、主人公との戦闘や行動により、どんどん変わっていきます。
そしてウルクを支配できるようになると、内部から崩壊させたり、ウルク同士を戦わせたり、勢力図に加担したりと楽しみが止まりません。
本当に面白いシステムです。
評価点
ネメシスシステムが面白い

モルドールの世界にはウルクというサウロンの力で強化されたオークが生息しています。
このウルクたちは一体一体に個性があり、自我があり、主人公との戦闘やウルク同士の戦いなどで昇進したり降格したりするのです。
いわゆるウルク社会の中で勢力図が存在しています。
この勢力図に主人公自身が介入し、ウルクたちの権力争いをコントロールできるのです。
そしてウルク一体一体が、主人公の戦闘などを記憶して、自分だけの物語が出来ていきます。
敵の勢力の中でウルク自身が成長していき、主人公の事も覚えていて、リベンジを企てたりするのです。
こんなにも面白いシステムを体験したことありますか?
間違いなくこのゲームでしか味わえない面白さだと思います。
ウルクの勢力図には、小隊長(3軍)、小隊長(2軍)、小隊長(1軍)、軍団長という階級があります。
初めは全ての小隊長や軍団長は謎に包まれています。
ここで闇雲に攻撃をしかけても返り討ちになります。
まずは小隊長や軍団長の個々の特徴や弱点を知る必要があります。
敵の中には「虫」と呼ばれる敵の情報を持っているウルクが存在します。
このウルクを捕まえて情報を吐かせることにより、隊長クラスの特徴や弱点、耐性などの情報を収集できるのです。
少しずつ敵の勢力図を明らかにしていき、どのように攻略していくべきか戦略を練ることができるようになります。
ネメシスシステムでの一番の面白さは、この勢力図がどんどん入れ替わっていくことです。
主人公を倒したウルクはその功績で小隊長へと昇格します。
また隊長同士の権力争いが頻繁に起こり、主人公が介入することで、勢力図に大きく影響します。
格上の小隊長を倒した小隊長は、大きくパワーがアップし強くなり、上位の小隊長へ昇格します。
このようにどんどん勢力図が変わっていく様を見ているだけでも面白いです。
さらにウルクを支配できるようになると、ウルク社会をもっと楽しるようになります。
例えば軍団長の側近の小隊長を支配して自分の仲間にしたとします。
そして仲間にした側近を携えた軍団長と戦う際に、側近を裏切らせて数的優位を作ることもできます。
ウルク社会の中で、ウルクを支配し仲間にしながら、軍団長に近づいていく過程はゾクゾクするほど楽しかったです。
戦闘アクションが爽快

なにより戦闘が面白いです。
ボタン一つで主人公が軽やかにダイナミックな戦闘アクションを出せます。
スピード感もあり、戦闘をしていて本当に気持ちがいいです。
また幽鬼の力を使うことにより、ステルス攻撃ができたり、弓で遠距離攻撃ができたり、素早い攻撃ができます。
敵からドレインをすることで回復をしたり、ウルクを支配できたりできるので幽鬼の力は非常に便利です。
主人公の成長は、アビリティーを習得することで出来ることが増えていきます。
また武器の強化もルーンを使用して行えます。
そしてやり込み要素もあるのでプレイしていない人は是非チェックしてみてください。
またこのタイトルの続編である「シャドウオブウォー」もさらに進化していてとても面白いです。
このタイトルが面白かった人には絶対にお勧めです。